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天然木オーダーキッチン

オーダーキッチンという嗜好。

  「つねづねその物事を好んで親しむことや、それぞれの人の好み。」 それが嗜好です。 キッチンは、住宅業界でいうと、お風呂やトイレと同じ住設機器というカテゴリーに分類されます。 生活する上でキッチンは無いと困るもの。 住まいの機能のひとつです。 最近のシステムキッチンは本当に良く考えられていて、同じキッチンメーカーという立場から見ても、よほどのこだわりがなければシステムキッチンで十分ご満足いただけるのではないかと思います。 また、お部屋の間取り的にシステムキッチンがハマらない場合は、セミオーダーシステムなどをうまく活用したり、造作カウンターを組み合わせたりすることで、コストを抑えることもできます。 それでも、シムテムキッチンではなく、手間もコストも掛かるオーダーキッチンを選ぶ理由って、やっぱりこだわりたいからなのかなぁって思います。 オーダーキッチンは機能ではなく、嗜好に近いもの。 だからこそ、予算の範囲内でとことんこだわって欲しいし、理想を実現するためにぼくたちも全力で一緒に考えていきたいと思います。 廣田

瞬間。 | いろいろ

瞬間。

緩やかな上り坂の途中にベイシスのショールームはあります。 道すがら、道と空が重なり合うようなポイントがあり なんだか空へ向かって歩いていくような、毎朝気持ちの良い瞬間があります。   お家の中でも季節の移ろいとともに、 ふと、いつもの風景が陽の差し込み方ひとつで違ってみえるような、 はっとしたり、心地のよい瞬間がそれぞれにあると思います。 先日、映画 PERFECT DAYSをようやく観たもので、なおのこと、そんなことを考えてしまいます。 自分の居場所に必要なかたちを自分なりにイメージして、それをかたちづくっていく。 ネットでどんなものでも見られる便利な世界ですが やぱり百聞は一見にしかず。 画像ではない、実際のものが醸し出す雰囲気を五感で感じるって本当に大切だなぁと感じます。 いろんな選択肢があるからこそ、まずは触れてみて、気持ちが動くものを選んでいただくことが より心地よい瞬間につながる気がします。 Basisはオーダーメイドのキッチンと家具の会社ですから、 こちらです!という商品があるわけではありませんが つくりかた、佇まいなど、きっと感じていただけるかと思います。 どうぞお気軽にショールームへお越しください。 ご予約はこちらから。 先日、美術館で須田悦弘さんの作品を観ることができました。 こちらは見れば見るほど、本物のようで自分の目を疑いたくなるような木の彫刻。 本物だけど、本物ではない。 作品の素晴らしさとともに、木の可能性を感じずにはいられない時間でした。 高橋

システムキッチンと組み合わせる。 | オーダーキッチン

システムキッチンと組み合わせる。

  Basisはオーダーキッチンメーカーなので、オーダーキッチンをつくることが一番の目的ですが、いろいろな制約がある中で、既製品のシステムキッチンを生かしてオーダーキッチンのような雰囲気にしたい、というお問い合わせをいただくことがあって、今回ご紹介するカウンターも既製品キッチンと組み合わせた事例のひとつです。 ほんと個人的な意見で恐縮ですが、既製品キッチンを生かすポイントとして、新規で製作するカウンターの高さをできるだけ低く抑えてキッチン全体のまとまり感を演出する、というのがある気がします。 よく、手元を隠すためにほぼシステムキッチンが隠れるまでカウンターを高く設定するケースが多いですが、目線近くまで造作カウンターがあると、空間が分断されてしまって、せっかくのオープンキッチンの良さを生かしきれないんです。 もちろん、現場の大工さんで製作する場合は必然的にハイカウンター仕様になるという施工上の理由もありますが、空間全体のバランスを考えると、少しもったいないのかなぁと。 おすすめは、既製品のシステムキッチンにプラス3cmから5cm程度の段差で新規カウンターを設定すること。 このちょっとした段差だけでも、不思議と心理的に手元を囲われているように感じられる気がします。 また、このカウンターのポイントは、正面右側のウォールナットの腰壁部分。 本来であれば扉をつけたりオープン棚にするなど、収納スペースとして活用できる部分だけど、あえて収納を設けずにどっしりみせることで、キッチン全体に余裕がうまれて、ゆったり落ち着いた雰囲気をつくることができます。 キッチンや家具だけではなく、お家全体の収納計画にもあてはまることで、ついついちょっとした隙間やスペースを見つけては収納にする事例を多く見ますが、ちょこっと収納はとても便利な反面、言葉を選ばずに言えば空間に余白が少なくなることで全体の雰囲気が少し貧相な印象になる気がします。 壁面収納やWIC・パントリーなど、収納スペースをできるだけまとめたうえで、空間に生まれる余白を大切に。 そのバランスが肝要なのかなって思います。 廣田

カップボード 〜開け方編〜 | オーダー家具

カップボード 〜開け方編〜

-  開け方編 - またまた・・・カップボードのお話を。 レイアウトによりますが、カップボードはキッチンの後ろ側に配置されることが多いでしょうか。 キッチンとカップボード間の幅(距離)がどのくらいあるのか、 またカップボードの奥行きによっても、ご提案する扉の開き方・サイズも変わります。   例えば、キッチンとカップボードの間にあまり距離がない場合、 スライド引出しにしてしまうと、使いづらくなったりします。 そんなときは引き戸を。 扉の開閉がないので、開けっぱなしでも邪魔にならずおすすめです。(引き戸について)   引き戸は引き戸でもフラット引き戸なるものもあります。 一般的な引き戸より金物の費用が若干高くなってしまいますが、 引き戸の枠を見せないデザインや、少し前へスイングして開く感覚は高級感や重厚さを感じられます。     スライド引出しの場合の利点はなんといっても、中が見渡しやすく食器も収納しやすいところ! キッチンに食洗機を取り入れられる場合には、 食洗機の真後ろや斜めうしろに食器収納を計画すると、 食洗機からダイレクトに食器を収納できるので便利で無駄のない家事動線になります。   引出しの場合、上段にカトラリーやランチョンマットなどを収納されることが多く、 重さのあるものは下の引出しへ〜という流れが一般的ですが、 加齢と共に重たいものを下から上へ持ち上げるのは腰に負担がかかり、危うい動作になったりもします。 そういうことから、近頃では鋳物の重たいお鍋など、かがまなくても そのまま持ち上げられる位置に収納できるように、という考え方もあります。 年齢と共に収納場所を見直しても良いのかもしれませんね。   最もオーソドックスな開き扉は 中の収納を可動棚によって、高さを自由に調整できるのがポイントです。 また、金物の費用も抑えられたりもします。   ご紹介した開け方はよく提案する開け方ですが、 その他にも金物メーカーさんのおかげで色々な扉の開け方があります。 お話しを伺いながら、組み合わせながら、ピッタリなスタイルへと、お客さまと一緒に進んでいきます。 (高橋)

オールマイティな白。 | オーダーキッチン

オールマイティな白。

  天板も扉も全てホワイトで統一されたミニマムなオーダーキッチンは、流行問わず常に人気の組み合わせです。 一番の強みは、さまざまなインテリアのマテリアルに調和するところ。 例えば、床材が今回のような暖色系のフローリングをはじめ、ウォールナットなどの濃色系フローリング、大判タイルやモルタルのような左官材など、素材の種類や色のトーンを問わず、あらゆるテイストのインテリアに溶け込むように、白いキッチンが馴染んでいきます。 また、ブラック色の水栓器具や加熱機器、レンジフードなどを組み合わせると、グッと大人っぽい雰囲気になったり。 キッチンはインテリアの中でもボリュームがあって、買い替え寿命がとても長いアイテムです。 だからこそ、トレンドに左右されず、調和上手なホワイトキッチンは、いつの時代もずっとスタンダードなのかもしれません。 なお、白は経年によって少し黄色味を帯びてくる「黄変」という特性がありますが、最近は無黄変塗料など黄変しにくい素材が増えてきているので、黄変が気になる方でも安心してお選びできると思います。 オーダーキッチンのご相談の際、インテリアマテリアルとの組み合わせでお悩みの声をよくお聞きしますが、どうしても決め手に欠ける場合は、思い切って「全て白で統一したミニマムキッチン」という選択肢もおすすめです。  

カップボード 〜家電編〜 | オーダー家具

カップボード 〜家電編〜

- 家電編 - 先日のブログ、カップボードのゴミ箱みせる・見せない問題。 その流れで家電、みせる・見せない問題の(見せない場合)について書いてみようと思います。   ご家庭でよく登場する家電。 オーブンレンジにトースター、炊飯器に電気ケトル、コーヒーメーカー。 人によってはジューサー、ブレンダー、炭酸水メーカーと。 さらにはホームベーカリー、スタンドミキサーなど。   これらの中でも、これは見えてもOK、これは見せたくない。 これはすぐ手が届くように、と、使い手によって気持ちはそれぞれ。   最近、改めてよく目にする機会が増えているように思うのが垂直収納。 開いた扉が家具の中に入っていくカタチです。 昔からお仏壇の軸回し扉など、扉のカタチとしては歴史?は長いような。 金物メーカーさんの企業努力により、色々なタイプの垂直収納金物が発表されているのも よく目にすることがふえた一因でしょうか。 使うたびに、開け閉めというより、隠したい時だけ隠せる!というのが良い点です。 収納の奥行きによっては、扉が全て格納できず、出っ張っている扉が邪魔・・ということにも なりかねないので、奥行きやワイドなどサイズを検討しながらご提案しています。   画像では背の高い大きな扉のイメージで思われるかもしれませんが カウンター上の低めの扉のみ、ということも可能です。 先日のブログのように、扉を持ち上げて、収納の中へ扉をスライドさせるフリッパードアもありますが、 扉をぐいっと上へ開けるタイプのリフトアップタイプの扉も便利です。   これからの生活を少しイメージしていただき、自分に合うカタチを。 より快適な毎日へ、こっそり、ひっそり寄り添える家具を目指しています。 (高橋)

個性的≠ユニーク | いろいろ

個性的≠ユニーク

  糸井重里さん主催の「ほぼ日刊イトイ新聞」を見るのが好きで、その中で最近糸井さんがとてもオススメされていた「はずれ者が進化をつくる」という本を読んでいます。 農学博士の稲垣栄洋先生による著書で、植物の視点から生き物の進化の秘密に迫るような内容なんですが、これがめちゃめちゃ面白いんです。 例えば、タンポポについて。 タンポポの花の色は全て黄色ですが、それはタンポポの花粉を運んでくれるアブの仲間が黄色い花が好きだからとのこと。 逆に大きさや葉っぱの形がバラバラなのは、育つ環境によって変わる必要があるから。 植物の世界では、「個性」は生き残るために作り出した戦略で、大きさや形がバラバラなのは、それぞれそこに意味があるからとのこと。 逆に、タンポポの花の色みたいに、生き残るためのベストな答えがでていることは、そこで進化が止まる。 そう考えると、例えば椅子には4本脚もあれば3本脚、1本脚などいろいろな形があるのは、ある意味椅子にとってベストな脚の数の答えがまだでていないっていうことになるのかなぁ、なんて思ったりします。 もしくはキッチンや家具の世界ですでにベストな答えがでていることってなんだろう、とか。 また、「個性」はみんな生まれながらにして持つもので、もうそれだけで十分個性的。 よく、個性的と聞くと奇抜なファッションや型破りな行動など、みんなと変わったことをすることイメージがあるけど、たぶんそれは「個性的」ではなく「ユニーク」で、ほんとうは生まれながらにしてすでに個性的なので、変わったことをすること(ユニーク)が「個性的」ではないみたいです。 ん〜。めちゃめちゃ奥が深すぎます。。 他にも、「ふつう」についてや「らしさ」についてなど、植物の視点からとてもわかりやすい内容で書かれていて、仕事や子育てなど身の回りのいろいろなことにすごく参考になる気がします。 小学生でも読みやすい文章で、お子様にもとてもおすすめな本です。 稲垣栄洋著「はずれ者が進化をつくる」   廣田

カップボード 〜ゴミ箱編〜 | オーダー家具

カップボード 〜ゴミ箱編〜

- ゴミ箱編 - Basisはオーダーキッチンと家具の会社なので、当然ながら、カップボードのお問い合わせも多くいただきます。 カップボードとひとことに言いましても、食器や家電の収納、パントリー機能を多く備えたものなど、 キッチンのレイアウトや暮らし方によってもさまざまです。 プランをする上で必ず伺う質問の1つに カップボードにゴミ箱スペースをおつくりますか?という質問があります。   ゴミ箱を組み込まれる場合、 ゴミ箱が見えるパターンと、見えないパターン。大きく分けると2つあります。   ゴミ箱を見せないようにする場合は 扉を開いた中にゴミ箱を設置、もしくは スライド引出しの中にゴミ箱をいれるパターンがあります。 ご要望頻度は少ない気もしますが、ワゴンタイプで、使われる時に引き出して、 調理スペースへ持って行かれる場合も。   いずれも、ゴミを捨てる際に 扉を(あける・引き出す)、ゴミ箱の蓋がある場合、蓋を開ける、と2アクションにはなってしまいますが、 表にゴミ箱が見えないので、よりスッキリします。   ゴミ箱は無印良品やKEYUKA、IKEAなどの商品を設置される場合や、 海外メーカーのダストボックスを組み込む場合もあります。 必要とされるゴミ箱のサイズ感や、ご予算感にあわせたご提案をしています。   組み込む場合でもゴミ箱をオープンに収納する場合、 足元にペダルがついていて、ハンズフリーなゴミ箱をお選びいただけたり センサー式のおしゃれなゴミ箱を置かれたりと。   上記画像でお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、 家電もどの程度みせるか、見せないか。という問いかけもございます。   お部屋全体からどう見えるか、どういう使い勝手が日々の暮らしにストレスがないか、など お話しをお伺いしながら、使い手にピッタリのカップボードが出来上がっていきます♪ (高橋)    

木目を揃える。 | オーダー家具

木目を揃える。

  デザインはもちろんのこと、素材やサイズを自由に設定できるなど、オーダー家具だからこそ実現できることはたくさんありますが、「木目を揃える」というのもその一つ。 この2台のシングルベッドは、とてもシンプルなデザインながら、ヘッドボードの木目をひとつなぎに揃えることで、既製品ではなかなか表現することのできない奥深い表情をつくりました。 木目を揃える。 ほんのちょっとした差異ですが、どことなく洗練された雰囲気が生まれ、なんだかとても心地良い製品になる気がします。 なお、一般的に木目を繋げる場合、突板の下地に使うベニヤやMDFの規格サイズの都合上、だいたい2400mmまでのケースが多いですが、当社ではご注文に合わせて突板も規格品ではなくフルオーダーにて製作するため、ホワイトオークやウォールナットなど家具でよく使われる樹種であれば、資材の在庫状況にも寄りますが最長で約2700mmぐらいまで木目を揃えることが可能です。 天然木の家具やキッチンを検討する際、デザインだけでなく、ぜひ全体の木目の流れにも注目してご覧いただくと、また新しい発見があると思います。 廣田

コンロ。 | いろいろ

コンロ。

親族の畑に私のレモンの木があるのですが、今年は豊作で、帰省時にたくさんレモンを持ち帰ってきました。 レモン酢、蜂蜜レモンをつくり、お次はレモンカードとレモンジャムを。 ジャムはコトコトと炊いて、 レモンカードは湯煎をしながらポッテリとなるタイミングをみながら、ゆっくりと混ぜて。   我が家はガスコンロを使っていますが、 湯煎のお湯が急に熱くなってきたり、目をはなした隙にジャムが煮詰まりそうになったり。 こんな時、IHは温度管理に長けているのでIHの方が便利かなぁと考えたり。 キッチンのプラン時、 ガスとIH、どちらにされるか問題。   ガスはやはり火力が魅力。中華鍋などお鍋を振る調理をされたい時にも 火力がおちませんし、火加減が目に見えるというのは、やはり調理しやすいです。 デメリットとしては、お鍋を吹きこぼして、五徳が焦げついたり、油飛びなど、 普段こまめなお掃除が必要になります。   一方IHは煮込み料理など、コトコト系にとても便利ですし、 なんといってもお掃除が楽、火がないので安全性は高く、安心感があります。     昨今ではIHとガスが一体になっているハイブリッドコンロがあったり、 ガスとIHを組み合わせられる製品もありますので、両方のいいとこどりもできるようになりました。   今はガスが良いけれど、将来的にはIHで安全性をとりたいとお考えの方も プラン時に、将来的に器具交換が容易にできるように電源をとっておいたり、 組み合わせ型なら2つはガス、将来は1つはガス、もう一つはIHというふうに変更することも可能です。 ガスとIHの検討の際、 日本ならではの魚焼きグリル、つける?つけない問題もあったり レンジフードと連動させたいか?させる必要はないのか、それによっても選ぶ機器が変わってまいります。   ライフスタイルを伺いながら、オーダーキッチンならではな、ぴったりな機器をお選びいただければと思います。 (高橋)

効率的なⅡ型キッチン。 | オーダーキッチン

効率的なⅡ型キッチン。

  シンクカウンターとコンロカウンターからなるⅡ型キッチンにダイニングテーブルがセットになったオーダーキッチンです。 テーブル天板はコストと経年による反りを考慮してオーク集成材をセレクト。 キッチンカウンターにダイニングテーブルをセットする場合、キッチンの奥行きに合わせてテーブルを横並びに配置したり、キッチンの手前側にも椅子を置いて座れるように、キッチンとテーブルを少しずらして配置するなどいろいろな方法があると思います。 このキッチンは、シンクカウンター手前に椅子を置いて使う予定はないものの、ディスプレイ台として、また生活雑貨がおけるように、テーブルを延長して奥行きの浅いカウンター仕様になっています。 奥行きの浅いちょっとした棚が実は日常生活の中ですごく便利で、またテーブル含めて一体感を持たせることで、キッチン全体の雰囲気がぐっと締まる気がします。 なお、シンクカウンター・コンロカウンターともにサイズは標準的な1800mm。 単体で使うと少し手狭に感じるかもしれませんが、2つ足すと3600mmもあり、アイランドキッチンやペニンシュラキッチンではなかなか確保できないサイズ感なので、限られたスペースの中でできるだけ作業エリアを広くとりたい場合は、Ⅱ型キッチンがおすすめです。 ちなみに、Ⅱ型キッチンをご検討される場合、調理中にカウンター間を行き来する際に食材が落ちたり液体が溢れるなど通路床の汚れを気にされることが多いと思います。 その際は、お掃除重視であればキッチン通路床のみ掃除しやすい素材に変えたり、ダイニングスペースと床材を揃えたい場合は大きめのキッチンマットを敷くなど、お好みに合わせた対応方法があるので、そこまで心配されなくて大丈夫だと思います。 廣田  

光。 | いろいろ

光。

2025年がはじまりました。 今年はどんな ひと・こと・もの・けしき、に出会えるのでしょう。 とても楽しみです。   先日、庭園美術館のインフォメーションがふと目にとまり、 その足でふらっと美術館へお邪魔しました。 庭園美術館は皇族朝香宮家の自邸として建てられ、 ラリックなどアールデコ様式の著名なデザイナーが内装に起用されています。 今のデザインには見られない装飾の絢爛豪華さ、優美さに行くたびに感嘆の声がでてしまいます。 個人的には、内装も気になるは、展示物も気になるは、情報量が多くなってしまう美術館です笑。   インタビュー動画でガラス作家 三嶋りつ惠さんのコメントのひとつ。 ベネツィアの職人さんにイメージをどう伝えてつくるのか、との問いに 「まずは相手をリスペクトし、相手の目線の先をよむ。 そうしながらものづくりをしていると、美を目掛けて一つになる、一体になる瞬間がある。」 と。 表現者の言葉や作品から、学びや発見、共感、感動、いろいろな気持ちをいただきます。 鉄とガラス、違う表情ですが、どちらも昔から自然界にあるもので生み出されたもの。 ガラスは光を吸い込んで放つような、 鉄は冷える時に真ん中に赤い光を封じ込めるような、その対比もまた興味深かったです。 いろいろな美しいものにふれて そこでいただいたものを日々の暮らしや仕事に循環させていきたいな、と思う年の初め。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 (高橋)

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