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2018年9月

やっぱり最後はセンス。 | いろいろ

やっぱり最後はセンス。

いま、Basisのパンフレットを全面リニューアルしています。 パンフレットに掲載する写真について、予算の関係で今までみたいにぼくがお店の中で撮影したものを使おうと思っていたんだけど、今回パンフレットのデザインをお願いしているアートディレクターから、絶対に撮影スタジオでプロのカメラマンに撮ってもらった方が良いとのアドバイスをいただき、はじめてスタジオで家具の撮影をすることになりました。   ちょうどレインボーブリッジのふもとあたりにあるamana湾岸スタジオ。そういえばレインボーブリッジを真下から眺めることがはじめてかも。。 倉庫を改装した撮影スタジオは、何となく自分が想像していた殺風景な雰囲気と全然違って、すごく洗練された空間。 設計者がすごく気になって調べてみると、超大御所インテリアデザイナーによる設計でした。 なんというか、若手の斬新なデザインというよりは、熟練ならではの考え抜かれたデザインという感じで、ぼくは圧倒的にこの熟練技のデザインに惹かれます。 1Fは主に機材置き場やミーティングルームになっていて、搬入用の巨大なエレベーターで2Fにあがると、カフェスペースを中心に各スタジオが囲われているレイアウト。   撮影ルームに入ると、さっそく機材のセッティングが始まります。 カメラマンが何度も試し撮りしながらアシスタントの方にライティング調整の指示を出して、家具のイメージにちょうどいい「光」を作っていきます。 この時点で、ちょっとした衝撃をうける。 なぜなら、自然光のイメージって、照明を使わずにまさに自然光で撮るものだと思っていたから。 「ライティングで自然光を作る」という、恐らく写真業界ではごくごく当たり前のことをこの時初めて知りました。恥ずかしかったけど、何事も経験です。 ちょうどいい光ができたら、実際に撮影する家具を置いて様々なアングルを試しながらベストな構図を探していきます。 しっとりと。 がんばりすぎない感じ。 艶っぽく。 説明的にならないように。 撮影中、アートディレクターとカメラマンの間で交わされていた、写真のイメージを伝える言葉たち。 たしかに、アングルを少し変えるだけで「しっとり」にも「かっちり」にも見えてくる。 レンズが被写体に近づくほどパースがついてがんばってる感じになり、被写体から離れるほど自然体に近づいてくる。 なるほど。だから狭いお店の中では撮影に限度があるのか。 こんな調子で、1日を通して写真に関するたくさんの技術を垣間見ることができました。 この貴重な経験だけで、撮影代の元がとれそうです。   みんなでランチを食べながら、優秀なカメラマンになるための条件を聞いてみました。 「もちろんライティングなど技術的なことも多少あるけど、やっぱりセンスかなぁ」 写真はシャッターを押せば誰でも撮れるので、突き詰めると最終的にはセンスが問われるとのこと。 なるほどなぁってつくづく思った。 技術はもちろん大切だけど、やっぱり最後はセンスなんだよなあ。   センスは、生まれ持ったものだけではなく、良いモノを見たり、聴いたり、食べたり、つまり五感を通じて経験し続けていくことで、ずっと高めていける。 そう信じて、これらかもがんばろうと思う。    

インテリアとファッションは同じかもしれない | Basisについて

インテリアとファッションは同じかもしれない

  Basisにオーダー家具やオーダーキッチンのご相談にいらっしゃるお客様の約7割は、新居を計画中です。 ひととおりオーダー家具やオーダーキッチンのご案内をしたあと、さらに約半数のお客様から計画中のインテリアについてご相談を受けることがあります。 もしかしたら、ショールームの雰囲気がお店というよりはお家のインテリアみたいだからかもしれません。 プランをお見せいただきながらお話を伺っていると、なんとなく思い描いているイメージ通りに進まないみたいで、もっとシンプルに、自分たちらしい空間が作りたいのだけれど、どうしたらいいか分からない、とのことです。 ぼくは建築家ではないので参考程度にしかなりませんが、ぼくがオススメする「シンプルで、自分たちらしく、心地よい空間」を作るポイントを3つご紹介させていただきます。 *都心に多いサイズで、戸建だと約30坪、マンションだと約70㎡までを想定した場合です。   1.なるべく間仕切り壁を減らす 「いきなり何を言いだすんか、君は!」と怒られるかもしれませんが、たぶん一番効果的です。 間仕切り壁を減らすと、分断されていた空間どうしが一つになって、広い空間になります。空間が広くなると、容積も大きくなります。 この容積のことを、ぼくたち建築業界の人は「空間のボリューム」と言ったりします。 空間のボリュームが多いほど、不思議と心地よく感じられるんです。 吹き抜けも同じ考えで、壁ではなくて天井をなくしたパターンですね! ボリュームは3次元なので、専門家以外は2次元の平面図や展開図を見てボリュームを想像することはけっこう大変です。 そのため、設計担当者の空間のボリュームへのこだわり次第で、「思っていたより広いなあ」にも「思っていたより狭いなあ」にもなるんです。 もちろん、一つの空間が広くなることで空調の効きが悪くなるなど懸念することもあります。とても大切なことですが、ぼくは空調効率よりも空間の心地よさを優先させた方が良いと思っています。   2.一つの空間に使う木の種類は2つまで。色を増やしたい時は異なる素材で。 もし床材がフローリングであれば、家具やキッチンを選ぶときは木の種類を統一する。 床材がタイルやカーペットであえば、2つの樹種以内でコーディネートする。 ぼくの個人的な感覚ですが、一つの空間に3種類以上の木があるとなんだか落ち着かない気がします。 例えば、木の種類の異なる2つの家具やキッチンを選びたい時は、床材をどちらか一方の樹種に合わせるか、タイルなど異なる素材から選ぶことをぼくはお勧めします。   3.インドアグリーンや小物たちで自分らしさを表現 枝ぶりがキレイなインドアグリーン。素材感たっぷりのカーテンやウッドブラインド。夜のひとときを心地よく包んでくれるフロアスタンドやテーブルスタンド。そして個性豊かなアートワークや小物たち。 空間や家具がシンプルであるほど、みんなすごくキレイに映えてきます。 ぼくはこのスタイルが一番好きです。 ポイントは、飽きがきたら簡単に替えられるところ。 どんなにこだわって作りこんだ空間でも、むしろ作りこんだ空間ほど住み続けていると必ず飽きが来ると思います。 でも、家具やキッチンは飽きたからといって簡単に買い換えれるものではありません。 いや、買い換えられるんだけど、まだまだ使えるのであればもったいないですよね。。 小物やカーテンなどの良さは、その身軽さだと思います。 カーテンは面積が広いので、変えるだけで部屋の雰囲気はすごく変わります。それに、増えたら季節ごとに変えられるので、1年を通してリズムよく楽しめます。 小ぶりなインドアグリーンであれば、マイナスイオンもいっぱい増やせちゃう。 アートワークや小物は気分に合わせてディスプレイ替え。 ファッションがおしゃれな人ってカバンやアクセサリーなど小物使いがとても上手ってイメージがあるけど、インテリアも同じことが言えるかもしれません。 自分は小物やアートワークがまだまだ苦手な分野ですが、これからももっと小物やアートワークに興味を持って、引き出しをたくさん増やそうと思います。   建築家のみなさま、素人のぼくが個人的な感覚で好き勝手言って申し訳ありません。。。   今まで訪れてみて、おしゃれで素敵だなあって感じたのは、こんなお家たちです。 というお話でした。  

株式会社Basis | お知らせ

株式会社Basis

この度Basisは組織を株式会社に改め、2018年9月3日をもって新しく「株式会社Basis」を設立することとなりました。 2011年3月21日に神奈川県葉山町にてBasisを創業してから、たくさんの人と出会い、たくさんの出来事がありました。 全ての出会い、全ての出来事に、心から感謝しています。   個人事業主から法人成りのきっかけについて、一般的に納税上の都合や社会的な見え方が多く挙げられるし、もちろん大事な要因ではあるけど、おそらく本質は別のところにあると思います。   それは、「覚悟を決める」ということ。   誤解を恐れずに言えば、個人事業主でいることは正直とても気がラクです。 A4書類一枚で簡単に個人事業を始められるし、A4書類一枚で簡単に個人事業を辞められる。 いつでも簡単に始めれて、いつでも簡単に辞められる。 この気楽さに甘えて、法人成りのことも、もう3年ぐらい検討しては持ち越しを繰り返してきました。 正直にお話しすると、ぼくは今まで自分の物差しでしか世の中を見ていませんでした。 「自分の価値観に共感していただける人だけに、モノづくりを通じてお役に立ちたい。」 そんな風に思っていました。 だから、ほとんどプロモーション活動をすることがなく、設計事務所への営業活動もほぼ受け身の状態。 葉山時代のショールームも、今の等々力ショールームも、どちらも「とても閉じてる感じがする」と良く言われます。 「みんな気軽においで!」って感じより、「興味のある人はどうぞ。」みたいなイメージなんだと思います。 たぶんそれらには、自分の性格も少し影響していると思う。 もともとコミュニティという枠組みがとても苦手で、仲間意識という感覚が皆無に近い。 SNSでの繋がりからは、できるだけ遠いところにいたいと思っていた。 そして、誠に一番残念なことは、好き嫌いがハッキリしていて、なんでも白か黒に分けて生きてきた。ただグレーについて考えることを放棄していただけかもしれない。 最近になってようやく理解したけど、グレーでいることはあらゆる可能性を想定した、とても深い考察力が必要で、ホワイトやブラックでいるよりはるかに難しい。 グレーでいることは、その問いについて安易な答えを出さず、「考え続ける」ことなのかもしれません。 ぼくがアーティストのように自分の感性だけを信じて勝負していきたいなら、今までの考え方でもいいかもしれない。 でも、もちろんそんな才能も願望もない。 そんな自分もあと2ヶ月ほどで40歳を迎えるにあたり、いよいよお尻に火がついてきた。 そして、この危機感が自分の背中を思いっきり蹴飛ばしてくれました。   法人にするということは、「Basis」を一人の法人格として「廣田耕人」から独立させること。 そのために、まずは自分の枠組みを取り払い、苦手だったことにもたくさんチャレンジし、自分をもっと解放して、そして頭で理解する前にまずは受け入れる。 つまり、今まで自分が拠り所としていた行動指針を大きく変えるということです。 その覚悟を決めるのに、ぼくは7年6ヶ月掛かりました。     私たち株式会社Basisは、オーダー家具とオーダーキッチンを提案する会社です。 「とりあえず」選んだモノを容易に消費するより、「こだわって」作ったモノをずっと大切に使い続けることの方が、きっと素敵な人生なんだろうなって。 本気で、そう信じています。 だから、これからも私たちは家具やキッチンをオーダーして作ることにこだわり続けます。      

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