楕円のテーブルには、ふしぎな魅力があります。
横に並んで座れる長方形の良さも、人数を限定せずに囲める丸の良さも兼ね備えた、マルチな機能性。
そして、簡単には描けない、楕円そのものの曲線が、空間に心地よいリズムをつくります。
ちなみに楕円の中には、しゅっとした楕円から、ふっくらした楕円まで、弧の組み合わせ次第でいろいろなカタチがあります。
楕円テーブルの代名詞であるフリッツハンセン社のスーパー楕円テーブルは、ふっくら型の楕円。https://fritzhansen.com/ja-JP/products/Tables/b613_superelliptical_table
最近だと、HIROSHIMAチェアで有名な深澤直人さんデザインのRoundishテーブルは、長方形に近く、両端が少ししゅっとした楕円です。http://www.maruni.com/jp/list/list-detail?lp=1010-34-0000
冒頭の写真は、以前製作しました折りたたみ式の楕円ローテーブルです。こちらは、比較的しゅっとした楕円です。
長方形や丸に比べて楕円テーブルの数はまだまだ少なくて、あまり馴染みが薄いかもしれませんが、もしダイニングテーブルのカタチで悩まれていたら、楕円という選択肢もすごくオススメです。