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アイランドキッチン

キッチンとテーブルの高さを揃える。 | オーダーキッチン

キッチンとテーブルの高さを揃える。

  キッチンとダイニングテーブルが一体型になったオーダーキッチンです。 キッチン天板とテーブル天板を同じ高さにする場合、ダイニングテーブルに合わせる椅子の高さを高くする(カウンタースツールなどをお選びする)場合と、キッチンの床を低くする場合の2択が基本ですが、このキッチンは後者の床を低くしたタイプです。 メリットはなんといっても、一般的なダイニングテーブルの高さに設定できるため、椅子を自由にお選びいただけることだと思います。 カウンタースツールの場合、朝食など短い時間でのお食事であれば問題ないですが、夕食など少し長い時間座ることを考えると少し快適性にかけるため、できれば一般的な高さであるダイニングチェアをお選びしたいところです。 デメリットは、キッチンの床を低くする場合も、テーブルの床を高くする場合も、天井高さや床下構造など建物によって実現が難しい場合があるため、ご検討の際は事前に設計士様に相談されることをおすすめします。  

キッチンとテーブルの高さを揃える。 | オーダーキッチン

キッチンとテーブルの高さを揃える。

キッチンカウンターとダイニングテーブルの高さを揃える場合、主に3つの方法があります。 1.ダイニングテーブルの高さをあげて、ミドルカウンター仕様にする。 2.ダイニングテーブルの床を同じフロアより高くする。 3.キッチンカウンターの床を同じフロアより低くする。 このキッチンは、2(床を高くする)のパターン。 具体的には、キッチンカウンターのメイン通路側から室内奥に向かってキッチンを囲うようにL字型で床を高くしています。 キッチンカウンターとダイニングテーブルの高さを揃えると、ダイニングキッチンの一体感がすごく得られてとても楽しいキッチンになるので、個人的にもとても好きなレイアウトです。 注意点としては、床を150mmぐらい高くする分、相対的にダイニングテーブルの天井が低くなるため、最低でも天井高さは2400mm程度確保することがポイントです。 なお、今回のように一部床を高くしたい場合は設計をお願いしている建築士さまにできるだけ早い段階にご相談することをおすすめします。

陰影をつけたアイランドキッチン。 | オーダーキッチン

陰影をつけたアイランドキッチン。

W2400mm×D900の比較的コンパクトなアイランドキッチン。 キッチンとして最低限必要な水周り、加熱機器、収納をレイアウトすると、おそらくW2400mmぐらいがミニマムな寸法だと思います。 通路側は、扉で隠す収納だけでなく、目線に近い上部にオープン収納を組み合わせることで、通路を通るたびに視覚的にも楽むことができます。 このオープン収納とクローズ収納の組み合わせは意外と効果的で、カップボードや吊戸棚などにも応用しやすいと思います。 そして、このキッチンは扉にとてもこだわりました。 通常フラットな面になるところを、周囲に薄い無垢材を貼り、なおかつ表面と段差をつけることで、陰影をつけています。 ちょうど額縁のようなイメージで、全体がコンパクトだからこそ、扉一枚ずつに陰影をつけることでキッチン全体に深みをもたせるのが狙いです。 とくに今回のようにアイランドキッチンの場合、四方いろいろな角度からキッチンを眺めることができるので、ちょっとした影がすごく効果的だったりします。 アイランドキッチンは大きな空間でないと設置できないイメージがありますが、建築のプランと上手に組み合わせれば、コンパクトなお部屋でも十分設置できるので、アイランドキッチンを諦めかけていた方はぜひ建築士に相談してみると良いかもしれません。

キッチン+ダイニングテーブル。 | オーダーキッチン

キッチン+ダイニングテーブル。

  アイランドキッチンにダイニングテーブルが一体になったスタイルは、デザイン的にもまとまりやすく、省スペースにもなるため、個人的にとてもおすすめなスタイルです。 ”ダイニングテーブルとキッチンをどのように融合させるか”というのがテーブル一体型キッチンの一番の見せ場で、このキッチンの場合、写真だとわかりづらいのですが、ダークグレーのダイニングテーブルを一部キッチン本体にも延長して、ステンレス天板と同じ長さにしてみました。 たぶん言われないと気づかないぐらい地味なこだわりですが(笑)、プロポーションを丁寧に整えると、キッチン全体がとても心地よい雰囲気になるような気がします。 ちなみに、テーブル一体型キッチンの場合、テーブル側にコンロを配置すると、テーブルが油だらけになる可能性があるので要注意です。。 あと、余談なのですが、このキッチンをプランしているときから、「プルーヴェのSTANDARD CHAIRを合わせたいなぁ。」と思っていたので、お客様が椅子のご提案も共感していただけたときは、めちゃめちゃ嬉しかったです。 Jean Prouve / STANDARD  

片面使いのアイランドキッチン。 | オーダーキッチン

片面使いのアイランドキッチン。

  アイランドキッチンといえば、設備側とカウンター側の両面使いのイメージが多いと思いますが、都心の住宅に多く見られる、奥に長いお部屋の場合、スペースの都合上窮屈になってしまい、なかなかうまくレイアウトしにくい場合があります。 そんな時は、このキッチンのように片面使いにして奥行きを小さくする、いう方法がおすすめです。 例えばこのキッチンの場合、後ろのカップボードも含めた全体の幅は、カップボード350mm+通路幅800mm+キッチン670mm=合計1820mm。 窓でいうとちょうど1軒分の幅でアイランドキッチンのレイアウトが可能です。 カップボードの奥行きが350mmと小さめですが、食器が横一列に収納できるので取り出しやすく、実は使い勝手が良かったりします。 ただし、奥行き350mmだと電子レンジなど大きめの調理家電が置けなくなるので、その場合はこのカップボードのように壁に沿ってL型にすると便利です。 ちょうど横にも冷蔵庫が置けるので、一石二鳥でいい感じに収まると思います。  

アイランドキッチンの手前側はどうする? | オーダーキッチン

アイランドキッチンの手前側はどうする?

  「手前側をカウンターにするか、収納にするか、どちらがいいと思いますか?」 アイランドキッチンをご検討のお客様から、よくいただくご相談のひとつです。 個人的には、以下の順番で検討するとわかりやすいかなって思います。 1.キッチンも含めたLDKに収納が少ない場合は、迷わず収納にする。 2.LDKに比較的収納が多い場合は、全面カウンターもしくは一部カウンターにする。 3.ディスプレイ棚にしたい場合は、必ず事前にどんなモノを飾るかイメージしておく。 当たり前といえば当たり前かもしれませんが、心地よく生活する上でお部屋の収納量はとても大切な要素です。 なので、全体的にお部屋の収納量が少ない場合は、迷わずキッチンにも収納量を持たせることが先決。 その上で、お部屋全体の収納量に余裕がある場合は、カウンターもしくはディスプレイ棚(見せる収納)を検討することがオススメです。 なお、カウンターにする場合は、キッチン全体の奥行きを最低950mm以上、できれば1000mmに設定するのがポイント。 一般的なアイランドキッチンの奥行き900mmだと、せっかくカウンターをつくっても少し窮屈な感じがして、結局カウンターに座ることがなくなってしまう、、なんてことがよくあります。 なので、もし手前側をカウンターにしたい場合は、事前に設計士の方と相談してキッチン全体の奥行きをしっかり確保できるか確認してから検討すると良いかなって思います。 最後に、3のディスプレイ棚は、けっこうはまりがちな落とし穴で、空間デザインでも共通して言えることなのですが、事前に飾るモノを想定せず、とりあえず空間のアクセントとしてディスプレイ棚を作ってしまうと、ほぼ100%物置になってしまって、逆効果になる可能性が大きいんです。。    

一番ベーシックな、素材の組み合わせ。 | オーダーキッチン

一番ベーシックな、素材の組み合わせ。

  天板や扉の面材など、オーダーキッチンの素材選びは、基本的にお客様のお好みでお選びいただくのが一番良いと思っています。 もちろん、キッチンが設置される部屋の内装に合わせて選ぶのもひとつのセロリーですが、家の中で一番長く使う道具だからこそ、自分の一番好きな素材に囲まれた方が料理が楽しくなるハズです。 では、「一番ベーシックな素材の組み合わせはなんですか?」と聞かれると、この答えはなかなか難しい。 いまのところ、個人的にはこのキッチンのように、ホワイト×ナラの組み合わせが一番ベーシックだと思っています。 ナラは日本人が昔から馴染みのある樹種で、いわいるナチュラル色。 基本は着色せず、素材本来の色味を楽しむのがオススメ。 ホワイトは、一番ニュートラルな色で、清潔感もあり、部屋が明るく、広く感じさせる効果もあり。 以前は汚れや染みが目立ちやすい心配もありましたが、圧倒的に吸水率が低いクォーツストーンやセラミックストーンであれば、汚れ対策もバッチリです。  

木天板キッチン

好きな素材を選ぶ〜木天板キッチンのすすめ〜

  木天板のオーダーキッチンは、メンテナンスが大変そうで、採用するにはそれなりに勇気が必要なイメージをお持ちの方も多いと思います。 最近のキッチン天板の主流であるセラミックやクォーツに比べたら、圧倒的にメンテナンスに手間が掛かるのは事実です。 定期的にオイルメンテナンスを施す必要があるし、醤油やワインなどを零したらすぐに拭かないといけないし、手間いらずで気軽に使える雰囲気が全くありません。 それでも、人一倍メンテナンスに手間の掛かる木天板だからこそ、愛着もまた、人一倍湧くのではないかなって思います。 靴やカバンなどの革製品と同じように、お手入れを繰り返すほどキッチンがどんどん自分の身体に馴染んでいき、人と製品がとても親密な関係になれる気がします。 自分の一番好きな素材でキッチンをつくる。 それもまた、オーダーキッチンの醍醐味の一つです。  

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