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2021年10月

壁一面のカップボード。 | オーダー家具

壁一面のカップボード。

壁一面にカップボードを作りました。 一部開口部を設けて冷蔵庫を収納しておりますが、冷蔵庫と前面を揃えようとすると、最低でも奥行きは700mmぐらい必要です。そうすると、キッチンやテーブルとの通路幅が狭くなってしまうため、今回はバランスをとって600mmに設定しました。このあたりの判断は、お部屋のサイズ感や他の家具との位置関係などによって分かれるところだと思います。 また、引出が手掛けタイプに対して扉は全て手掛けなしのプッシュオープンタイプにしています。見た目だけでいえば引出もプッシュオープンにした方がスッキリ見えますが、カップボードのように頻繁に開け閉めする場合、できるだけストレスの掛からない手掛け仕様がおすすめです。 扉も昔はプッシュラッチの性能が安定せず、不具合が多いイメージがありましたが、最近のプッシュラッチはとても良くできていて、扉の反応が鈍くなってきてもお客様自身で簡単に調整が可能なので、プッシュオープン扉については安心してお使いいただけれると思います。

ダイニングテーブルのサイズ選び〜通路幅編〜 | いろいろ

ダイニングテーブルのサイズ選び〜通路幅編〜

前回に引き続き、ダイニングテーブルのサイズ選びについてのお話です。 今回は部屋の広さからテーブルサイズを検討する方法。 目安となるのは、テーブルと壁もしくはキッチンや家具との距離。 ただし、キッチンや家具の場合、壁に比べて腰から上はフリーになるため、これからお伝えする内容より余裕があります。そのことを踏まえた上で、各通路幅ごとの特徴をご紹介します。 case1.ギリギリの60cm 椅子が設置できる最小寸法は60cm。 最小寸法なだけに、実際はかなり狭いです。イメージは飲食店のテーブル席の壁側に座るカンジ。 座ったり立つことはできますが、油断して椅子を引きすぎるとすぐに壁にぶつかります。また、座った状態では、カニ歩きでも椅子の後ろを通ることがかなり大変です。 なので、60cm幅はどうしても通路幅の確保が難しいときの最終手段として考えるといいかもしれません。なお、椅子を背なしのスツールやベンチにすると少し余裕ができるのでオススメです。 case2.よこ歩きの75cm 75cmあると、離席するときに椅子を引いても壁に当たらず、椅子に座った状態で、よこ歩きにはなりますが後ろを人が通ることもできます。 家事動線(頻繁に人が通る通路)でなければ、75cmでもそんなに不自由しないと思います。 case3.スタンダードな90cm 90cmは、椅子に座った状態で、椅子の後ろをまっすぐ歩ける最小寸法です。 個人的な感覚としては、この90cmがテーブルと壁の距離感の基準になると思います。なので、テーブルサイズに迷ったら、まずは「テーブルの周囲に90cmずつスペースを確保できそうか?」と考えると、サイズの検討が分かりやすくなる気がします。 case4.余裕の105cm 105cm、つまり1メートルを超えてくると、体感だけでなく、見た目でもだいぶ空間にゆとりが出てきます。この「空間にゆとりを感じる」は、心地よいインテリアを作る上で大切なポイントです。 特にアイランドキッチンやペニンシュラキッチンとテーブルが横に繋がっている場合は、メイン動線(キッチン作業面と反対側)は105cm以上確保することをおすすめします。 以上、少し個人的な感覚にはなりますが、テーブルサイズについてのお話でした。 ダイニングテーブルを検討されるお客様だけでなく、キッチンを検討されるお客様からもテーブルサイズの相談を受けることが多いので、きっとテーブルサイズで悩まれている方が多いのかなって気がします。 僕自身、このブログを書きながら改めて知識の整理になりました。

ダイニングテーブルのサイズ選び | いろいろ

ダイニングテーブルのサイズ選び

ダイニングテーブルを検討する時、デザインや素材はもちろんのこと、特に悩むのが全体のサイズ選び。 テーブルサイズを検討するときの基準はいろいろありますが、押さえるべきポイントは、「部屋の広さ(通路幅)」と「合わせる椅子の数」の2つ。 今日は、このうち「合わせる椅子の数」について、代表的なサイズの事例をご紹介します。 120cm×75cm:4脚最小サイズ 4脚を合わせる場合の最小サイズです。ちなみにカジュアルな飲食店の4名テーブルはこのサイズが多いです。ただし、住宅のダイニングテーブルとしては、少し物足りないサイズかもしれません。 140cm×80cm:4脚標準サイズ 4脚テーブルの標準サイズ。最低このサイズがあれば窮屈にならずに食事が楽しめます。ただし、アーム付きの椅子を合わせる場合は少し窮屈になります。 160cm×85cm:4脚ゆったりサイズ もし4脚ともアーム付きの椅子を選ぶときは、最低これぐらいのサイズが欲しいところです。ちなみに、アーム無しであればお誕生日席もできます。 180cm×90cm:6脚最小サイズ 少し窮屈になりますが、アーム無しであればなんとか6脚合わせることができるサイズ。アーム付きだと、4脚でゆったりバランスよく収まります。 80cm×80cm:2脚ゆったりサイズ 次に丸テーブルの場合。2脚であれば80cm×80cmで十分ゆったり食事できます。 90cm×90cm:3脚標準サイズ アーム無しタイプ3脚並べるなら、このサイズがちょうどいい感じです。 100cm×100cm:4脚標準サイズ 丸テーブルの標準サイズです。ダイニングルームが正方形に近い場合は、100cm×100cmの丸テーブルを基準に、通路幅とのバランスを見てサイズ検討すると決めやすいと思います。 110cm×110cm:4脚ゆったりサイズ 4脚ともアーム付きなら一回り大きい110cm×110cmがおすすめです。

できるだけ、シンプルに。 | オーダー家具

できるだけ、シンプルに。

オープン棚のみで構成された、とってもシンプルなTVボードをつくりました。 今回はTVボードとして製作していますが、たとえば、棚板を外せるようにして、CDやレコードを収納できるようにすれば”オーディオボード”になるし、棚板を可動式にすれば”ブックシェルフ”としても使えそうです。 ちなみに、足元の台輪は鏡面仕様のステンレス貼り仕様。床が映り込むことで、少し浮いているような雰囲気になります。 シンプルなデザインの場合、製品に深みを出すためのひと工夫が必要で、今回の場合は外枠の厚みと中棚の厚みを変えたり、中棚を少しセットバックさせたりしているのがポイントです。 また、家具やキッチンはシンプルであればあるほど、全体のプロポーションがとても大切なのかなと思っていて、そのあたりのことは毎回とても気を使います。

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