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いろいろ

キッチンリフォーム

インドアグリーン。

  先日、ショールームのリニューアルにあわせてグリーンもいくつかリフレッシュしました。 もともとグリーンがすごく好きだったわけではなく、Basisを始めた当初、海外のインテリア雑誌に掲載されているような、小物やアートを上手に取り入れたインテリアに憧れながらも、ぼくにはコーディネートするセンスも自信も全然なくて。今でもですけど。。 グリーンならなんとか絵になるかなぁと思って、知人のお花屋さんに相談して大鉢のグリーンを2つ置いたのがはじまりです。 グリーンを置いてはじめて気づいたんですが、天然木、特にショールームに展示しているオーク材のキッチンや家具とグリーンってめちゃめちゃインテリアの相性が合うんです。 どちらも自然ならではの個体差による色や表情のゆらぎがあって、それがいくつも集まることで、とても奥行きのある雰囲気に。 そして、なんといってもグリーンに囲まれていると心が落ち着くんです。 それ以降、すっかりグリーンにハマっていきました。 もちろん、グリーンは生き物なので、定期的なお手入れは必須。 1週間ぐらい放置しても全然元気な子もいれば、頻繁に水やりしないとすぐに葉がしなってしまう子も。 個性に合わせてお世話をしていくうちに、どんどん愛着が湧いてきます。 キッチンや家具も、作っておしまい、置いておしまいではなく、それからがスタート。 毎日天板をきれいに拭く。 1日の終わりはシンクをキレイに洗って、水栓は乾拭きしてピカピカに。 食器たちも食洗機に入れっぱなしではなく、元の場所にきちんと仕舞ってあげて。 日々のちょっとしたお手入れを重ねることでキッチンや家具への愛着が深まり、それがインテリア全体の雰囲気に伝わっていく。 心地よいインテリアって、きっとそういうことなのかなと思います。  

造作ソファ

LDKの家具たちを見直す。

  去年、自宅をリノベーションするときに妻といろいろ悩んだのが、「リビングにソファを置くか問題」。 いままでの代表的なLDKの家具コーディネートといえば、キッチンの近くにダイニングテーブルを配置して、リビングにはソファとコーヒーテーブル、そして壁沿いにTVボードを設置する感じ。 とてもゆったりした広さがあればあまり気にならないけど、うちのような限られたスペースで家具をフルセットで配置しようとすると、空間がぎゅうぎゅうになって、ちょっと息苦しい感じになるんです。 そこで最近都心のお家を中心に増えているレイアウトが2つあって、1つ目はうちのように思い切ってソファを置くのをやめるケース。 ソファをやめたことで空いたスペースに大きめのラグを敷いて、クッションなどを置くことで、家族それぞれ床にごろごろしながらくつろぐスタイル。 もう一つが今回ご紹介するソファベンチみたいに、ダイニングチェアのかわりにソファベンチを造作でつくるケース。 ダイニングテーブルで食事をするだけでなく、リラックスしながらTVを見たり、もちろんベンチでお昼寝もOK。 つまり、ダイニングテーブルが生活の中心になる。 また、このソファベンチはさらにカップボードの機能をもたせることで、キッチンとの導線にゆとりをもたせながら、LDKにたくさんの余白をつくることができます。 置家具どうしをまとめて一つの島にする、オーダー家具ならではの解決方法です。 最近、「空間の余白」を意識することで、広さに関係なくゆったりした空気の流れる、とても心地よいお部屋になるのかなぁって思っています。 もしいまのお家のLDKに手狭感を感じている方は、一度家具の断捨離を検討するのもおすすめです。

お手入れも安心な天然石ワークトップ | いろいろ

お手入れも安心な天然石ワークトップ

  サイルストーンやデクトンで有名なスペイン・コセンティーノ社から今年国内発売された天然石「Sensa」シリーズ。 いままで天然石というと、見た目はとてもきれいだけど、シミや汚れなどにとても気を使うイメージが強くありますが、このSensaシリーズは、表面にコセンティーノ 社独自の表面保護処理が施されているため、サイルストーンやデクトンのように日々のお手入れがとても簡単になり、天然石ならではの表情を楽しむことができそうです。 色柄は6色展開からスタートして、今後の需要次第でさらに柄が追加される可能性があるとのこと。 いままで天然石はメンテナンス面での不安からなかなか提案することができませんでしたが、このSensaシリーズであれば安心してご提案できそうです。 特に天然木同様、本物の質感にこだわりたい方にとてもおすすめです。 コセンティーノ / Sensaシリーズ https://www.cosentino.com/ja-jp/sensa/

展示品現品販売のお知らせ | いろいろ

展示品現品販売のお知らせ

  ショールームの展示レイアウト変更にともない、一部展示品を特別価格にてご提供させていただきます。 【スタンダードソファ】 サイズ:W1960×D880×H745 フレーム:オーク無垢材オイル仕上げ クッション:ファブリックカバーリング 張地:JAB(ドイツ) 参考定価 ¥440,000(税込)→特別価格 ¥176,000(税込) 【スタンダードTV ボード】*販売終了しました。 サイズ:W1800×D500×H500 本体:MDFエナメル塗装 ルーバー扉:オーク無垢材ウレタンクリア仕上げ 引出前板:オーク突板ウレタンクリア 参考定価 ¥374,000(税込)→特別価格 ¥149,600(税込) 【スタンダードシェルフ】 サイズ:W1250×D400×H850 本体:オーク無垢材オイル仕上げ 参考定価 ¥214,500(税込)→特別価格 ¥85,800(税込) *参考定価は2016年展示当時の価格となります。 *都内23区及び多摩地区・川崎市・横浜市の一部地域は送料無料にてお届けさせていただきます。 (そのほかエリアは、別途有償にてヤマト家財宅急便にてお届けさせていただきます。) *展示品のため、購入後のキャンセルができない旨ご了承ください。 いずれも経年による傷や汚れがありますが、普段使いしていないため、概ね状態は良好だと思います。 現品画像など詳しい資料が必要な際は、どうぞお気軽にご連絡いただけますと幸いです。 ご検討よろしくお願い致します。

ビルトインタイプのワインセラー | いろいろ

ビルトインタイプのワインセラー

  個性的なデザインが特徴のイタリア設備機器メーカー、SMEG社。 日本の代理店変更に伴い、新しいショールームにお邪魔してきました。 食器洗浄機や電気オーブンなどいろいろなラインナップが揃う中、年内に発売が予定させているのがビルトイン型のワインセラー。 アンダータイプのビルトインワインセラーはいくつかありますが、トール収納にビルトインできるタイプはおそらく国内初だと思います。 イタリア製らしく、シャープなデザインがとてもキレイで、今後とても人気がでそうな予感です。

フルオーダーソファを検討する3つのポイント。 | いろいろ

フルオーダーソファを検討する3つのポイント。

  フルオーダー家具の中でも比較的馴染みの少ないフルオーダーソファ。おそらくソファをフルオーダーできることを知らない方が多いのではないかと思います。 オーダーソファは大きく分類して単独で置く独立タイプと、部屋のサイズに合わせた造作タイプの2タイプがあります。前者の独立タイプは、いわいる一般的な置き型ソファで、国内外メーカーからたくさんの種類の製品が販売されておりますので、比較的お好みの製品が見つかりやすいと思います。 後者の造作タイプはお客様のお部屋のサイズに合わせて、既製品のサイズを変更するセミオーダータイプ、もしくはゼロからカタチを考えるフルオーダーソファの2種類があります。特にサイズだけでなく、収納を持たせたりサイドテーブルを組みあわせたりなど、機能を充実させたい場合に登場するのがフルオーダーソファです。 フルオーダーソファを検討するにあたり大切なポイントは次の3つです。 1.座り心地ソファの座り心地を決める座面の内部構造は、外側から見ることができないためなかなかイメージしにくいのですが、内部構造次第で座り心地だけでなく価格にも大きく反映されてきますのでとても重要です。一般的な置き型ソファの場合、座クッションを乗せるフレームの内部にSバネやウェービングテープと呼ばれる伸縮性のあるパーツが組み込まれていて、座ったときにゆっくりと沈み込むような役割をしています。ただ、Sバネなどをフレームに組み込む場合、とてもコストが上がるため、フルオーダーソファの場合、Sバネなどを使用せず、座クッションに使用するウレタンを数種類組み合わせながら、ちょうどいい座り心地を作っています。 2.カバーリング暑い時期の汗や飲みこぼしなど、ついついカバーを汚してしまうのがソファの悩みどころです。そこで、デザインを検討する際は座クッションはもちろんのこと、できれば背クッションもカバーリングタイプにすることをオススメしています。カバーリングであれば、クリーニングに出せるのでいつでもキレイな状態に整えることができ、また長期使用による磨耗で生地が擦り切れてしまった場合もカバーを外して簡単に補修することができるので、安心して永く使い続けることができます。 3.座面の高さや奥行きなどの各寸法座クッションのウレタン層とともに、座り心地に大きく影響するのが座面の奥行きや高さなどの各寸法です。ポイントは「座面の奥行きは深すぎず、シートHは低すぎず」です。特に海外メーカーのソファに多いのですが、座ってみると奥行きが深すぎて背持たれまで届かない場合が多かったり、座面が低すぎて立ち上がるときに身体に負荷がかかりやすくなることがあるので、オーダーソファに限らずソファをご検討の際はカタログだけで判断せず、必ず一度実物に座ってみて体感されることをオススメします。 他にも座面の下に収納を設けたり、コーナーやサイドにテーブルを組み合わせたりするなど、フルオーダーソファをご検討の際はぜひいろいろアイデアを膨らませてみてください。

LIXIL×SUNTORYの新しい浄水器混合水栓。 | いろいろ

LIXIL×SUNTORYの新しい浄水器混合水栓。

  先月LIXILとSUNTORYの共同開発で発売された浄水器混合水栓「Greentap」。 いままでの浄水器が得意とする「不純物質を除去したおいしい水」に、SUNTORYが独自に開発したヤシ殻からとれる自然由来の植物ミネラルエキスをプラス。 さらに、オプションの冷却装置を付けることで、氷などで冷やさずに、蛇口から最適な温度の冷水が楽しめます。 いまのところ、LIXILオンラインショップでの購入に限られていますが、水栓器具本体のデザインも洗練されていて、いままでペットボトルやウォーターサーバーをご利用されている方には、とても良い選択肢になりそうです。 LIXIL×SUNTORY「Greentap」 https://www.greentap.jp/

スツールの可能性。 | いろいろ

スツールの可能性。

  スツールは、おそらく家具の中で一番のマルチプレイヤーです。 座ることはもちろんのこと、ソファの近くにおけばサイドテーブルとして、キッチンにあれば踏み台代わりに。 天板の上に植物を置けばコンソールにも。 さらに、とても面白いカタチであればオブジェとして。 使う人によって自由に役割が変わります。 ちなみに、ぼくの好きなスツールは、アルヴァ・アアルトの「スツール60」と、マックス・ビルの「ウルムスツール」。     スツール60も、ウルムスツールも、フォルムはいたってシンプル。 だからこそ、シンプルから生まれる余白が、使う人の想像を掻立てる気がします。   スツールには可能性がたくさんあります。  

倉俣史朗展。 | いろいろ

倉俣史朗展。

  先週末まで世田谷美術館で開催されていた倉俣史朗展に滑り込みで行ってきました。 今回もだけど、いつも気になっている展覧会を最終日ギリギリになって慌てて観に行く癖を、そろそろ直したいと思います。 倉俣史朗は1970年代後半〜80年代を代表するインテリアデザイナーで、ぼくが一番好きなデザイナーです。 アクリルやエキスパンドメタルを使った作品が有名で、湾曲したチェストや敢えて粉々にしたガラスを天板にしたテーブルなど、少し風変わりなデザインが特徴的ですが、不思議と違和感がなく、作品を観ているとなぜかとても感傷的な気分になります。 うまく言えないけど、たぶん目の前に見えているカタチではなく、その背景に込められた作品に対する想いみたいなものに、とても共感するのかなって思います。 とても詩的で、とてもやさしくて。 デザイナーというより、文字ではなくデザインを表現手段にした詩人みたいな人です。 東京での展示は終わってしまったけど、これから富山県美術館や京都国立近代美術館で巡回するので、機会があればとてもおすすめです。 「倉俣史朗のデザインー記憶の中の小宇宙」 https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/shiro-kuramata-design-news-202308

2024年。 | いろいろ

2024年。

あけましておめでとうございます。 今年の1月から新しい仲間が加わって、Basisは3人体制となります。 ぼくの家具業界での師匠でもあり、とても尊敬している経営者でもある方から、10年ほど前にお酒の席で「会社は3人が一番安定するんだよ。」というお話をお伺いしてから、ぼくの中でずっと頭の片隅に3人体制というイメージがありました。 水戸黄門もサンバルカンも3人チームだし。笑 ことしもひとつひとつ丁寧に向き合い、より良い製品をお届けできるように、1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。 それでは、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2023年。 | いろいろ

2023年。

前回のブログから、気がついたらあっという間に半年が経ち、もうすぐ2023年が終わります。 2023年は自宅のフルリノベーションと、ホームページの全面リニューアル、2つの大きなイベントがありました。 想定していた通りいろいろ大変なこともありましたが、多少無理してでもこのタイミングで2つ同時に取り組むことができて、とても良かったのかなって思います。 自宅のフルリノベを通じて、改めてBasisが理想とする住空間について向き合うことができました。 ホームページの全面リニューアルを通じて、改めてBasisの存在意義について向き合うことができました。 この経験で得られたたくさんの気づきをもとに、これからも一つ一つ丁寧に提案していきたいと思います。 今年一年お会いさせていただいたすべてのみなさまへ。 本当にありがとうございます。 それでは、どうぞ良いお年をお迎えください。 廣田 耕人

自宅のリノベーション工事が始まりました。 | いろいろ

自宅のリノベーション工事が始まりました。

今月初めから、いよいよ自宅のリノベーション工事がスタートしました。 最初の一週目で設備以外の内装を全て撤去して、解体前には分からなかった箇所を一通り確認します。 予期せぬところに障害物が見つかったりすると、計画の見直しが必要になることもあるけど、幸い大きな障害物もなくほぼ計画通りに進めそうで、まずは一安心。 基本的には契約図面をもとに工事を進めていくけど、住み手にとってこれから長い時間お世話になる空間です。できるだけ後悔のないよう、一度決めたことでも、本当にこれでいいのかなぁって考え続けた結果、変更したくなることもあるのかなってと思います。 工務店側としては、契約図面通り工事を進めていくのが一番安心だし、工事遅延などのリスクを減らすことができるので、原則契約後の変更はできません、という工務店様は多いと思います。 ただ、実際は設備の先行配管工事や大工工事など主な骨格をつくる工事が始まるタイミングを把握しておけば、例えばトイレにやっぱり手洗器を追加したいとか、通路の幅を広くしたいなど、工事着工後でも物理的には変更可能です。 もちろん、場合によっては工事期間が伸びたり工事金額がアップしますが、それでより満足できる空間になれれば、納得できる気がしますし、しっかり丁寧にお伝えすることで、工務店様側も安心して工事が進めれると思います。 なので、これから新築やリフォームを検討されている方は、事前に契約後の変更は可能か、また可能な場合は設備の位置決めや壁の位置など主要な工事内容それぞれのタイムリミットを把握されることをおすすめします。

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