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コンロ。 | いろいろ

コンロ。

親族の畑に私のレモンの木があるのですが、今年は豊作で、帰省時にたくさんレモンを持ち帰ってきました。 レモン酢、蜂蜜レモンをつくり、お次はレモンカードとレモンジャムを。 ジャムはコトコトと炊いて、 レモンカードは湯煎をしながらポッテリとなるタイミングをみながら、ゆっくりと混ぜて。   我が家はガスコンロを使っていますが、 湯煎のお湯が急に熱くなってきたり、目をはなした隙にジャムが煮詰まりそうになったり。 こんな時、IHは温度管理に長けているのでIHの方が便利かなぁと考えたり。 キッチンのプラン時、 ガスとIH、どちらにされるか問題。   ガスはやはり火力が魅力。中華鍋などお鍋を振る調理をされたい時にも 火力がおちませんし、火加減が目に見えるというのは、やはり調理しやすいです。 デメリットとしては、お鍋を吹きこぼして、五徳が焦げついたり、油飛びなど、 普段こまめなお掃除が必要になります。   一方IHは煮込み料理など、コトコト系にとても便利ですし、 なんといってもお掃除が楽、火がないので安全性は高く、安心感があります。     昨今ではIHとガスが一体になっているハイブリッドコンロがあったり、 ガスとIHを組み合わせられる製品もありますので、両方のいいとこどりもできるようになりました。   今はガスが良いけれど、将来的にはIHで安全性をとりたいとお考えの方も プラン時に、将来的に器具交換が容易にできるように電源をとっておいたり、 組み合わせ型なら2つはガス、将来は1つはガス、もう一つはIHというふうに変更することも可能です。 ガスとIHの検討の際、 日本ならではの魚焼きグリル、つける?つけない問題もあったり レンジフードと連動させたいか?させる必要はないのか、それによっても選ぶ機器が変わってまいります。   ライフスタイルを伺いながら、オーダーキッチンならではな、ぴったりな機器をお選びいただければと思います。 (高橋)

光。 | いろいろ

光。

2025年がはじまりました。 今年はどんな ひと・こと・もの・けしき、に出会えるのでしょう。 とても楽しみです。   先日、庭園美術館のインフォメーションがふと目にとまり、 その足でふらっと美術館へお邪魔しました。 庭園美術館は皇族朝香宮家の自邸として建てられ、 ラリックなどアールデコ様式の著名なデザイナーが内装に起用されています。 今のデザインには見られない装飾の絢爛豪華さ、優美さに行くたびに感嘆の声がでてしまいます。 個人的には、内装も気になるは、展示物も気になるは、情報量が多くなってしまう美術館です笑。   インタビュー動画でガラス作家 三嶋りつ惠さんのコメントのひとつ。 ベネツィアの職人さんにイメージをどう伝えてつくるのか、との問いに 「まずは相手をリスペクトし、相手の目線の先をよむ。 そうしながらものづくりをしていると、美を目掛けて一つになる、一体になる瞬間がある。」 と。 表現者の言葉や作品から、学びや発見、共感、感動、いろいろな気持ちをいただきます。 鉄とガラス、違う表情ですが、どちらも昔から自然界にあるもので生み出されたもの。 ガラスは光を吸い込んで放つような、 鉄は冷える時に真ん中に赤い光を封じ込めるような、その対比もまた興味深かったです。 いろいろな美しいものにふれて そこでいただいたものを日々の暮らしや仕事に循環させていきたいな、と思う年の初め。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 (高橋)

2025年。 | いろいろ

2025年。

  新年あけましておめでとうございます。   Basisは今日から2025年がスタートします。   1日1日を大切に、 お客様やモノづくりの仲間たちと一緒に楽しみながら、 ひとつひとつ、丁寧につくっていきたいと思います。   今年もみなさまにとって、より良い一年となりますように。   本年もどうぞよろしくお願いいたします。   Basisスタッフ一同

オーダーキッチン

2024年。

  2024年も残すところ、あとわずかになりました。 今年は1月から新たに仲間が加わり、Basisにとってはじめて3人体制で過ごした一年でした。 女性ならではの視点で、ショールームの見せ方から提案・打合せの進め方に至るまで、Basisのひとつひとつを丁寧に見つめ直すことができて、また一歩、前に進めたのではないかと思います。 オーダーキッチンは、まだまだとても小さな世界です。 その小さな世界の中で、さらにひときわ小さなメーカーであるぼくたちだからこそ、できることがまだまだたくさん眠っている気がします。 そんな、チャレンジという名の原石を掘り起こしながら、これからもひとつひとつ丁寧に磨いていきたいと思います。 今年も一年間、大変お世話になりました。 それでは、どうぞ良いお年をお迎えください。 廣田 耕人

毎日、ずっと。 | いろいろ

毎日、ずっと。

クリスマスが終わり、街は一気にお正月モードへ。 時の流れのはやさにはいつも驚いてしまいます。 ホリデーシーズンになると 海外に住む友人家族が帰国し、しばらくの間、我が家にステイするのですが 夫婦二人暮らしの我が家、パワフルすぎる子供たちに楽しませてもらいつつ、 家が破壊されないか心配しつつ笑、賑やかな日々を過ごしていました。 住まう人の人数が変わるだけでもキッチンの使い勝手はこうも変わるものか、 欲しくなる設備も変わるなぁ、と毎度実感します。 個人的には人が集まるたびに、アイランド側にスツールを置けるスペースがあると キッチンを中心にサーブする人もされる人も、より気楽に過ごせるなぁと感じます。   住まう人の数、お子様の成長による暮らしの変化など、状況により必要なものは変わっていきます。 長い目でみると、オーダーキッチンの場合、 暮らし方の変化によりフレキシブルに対応できるのではないかと感じます。 しっかりとつくられた家具(キッチン)は長持ちしますし、少しデザインを変更できたり 細やかな対応が可能です。   価値観は人それぞれですが ものにあふれる時代だから、より自分らしくいられる存在を身近において、 愛着があるからこそ、自然と手をかけたくなる。それはとても豊かな日々だと思います。   オーダー家具やオーダーキッチンは高いと感じられている方も多いですが、 毎日使う、ずっと使う存在です。暮らし方にも変化がでて、インテリアの雰囲気もぐっと素敵になります。 そう考えるとオーダー家具やオーダーキッチンは走りはしませんが、高級車より随分お得な気がしてなりません。   高橋

ひっそりと美しく。 | いろいろ

ひっそりと美しく。

先日、外食の際に器の中をみて、心が弾みました。 飾りに添えられていた野菜、これも飾り切りなんでしょうか?? 野菜の中をくり抜いて、いろんな野菜が組み込まれ?ていて。 なんとも手の込んだ職人技に感心してしまいました。   先日、廣田もブログで紹介していたテレンス コンラン展。 私も伺いましたが、印象に残るコンラン氏の言葉がいくつもありました。 そのひとつに、   「絶対になくてはならないというわけではないけど、私の人生の質を高めてくれるものなんだ。 心がときめいて、気持ちを高めてくれるものだからね。」   きっと気づかれないような、とてもニッチな、マニアックなポイントに 現場で取付してくださる職人さんとアイデアを出し合いながら、より美しくおさめられるように。 今までになかった部材を試行錯誤している社内。なんだかワクワクします。 コンラン氏の言葉にも通じるような。   キッチンやカップボード、家具を通して だれかの生活の中にひっそり美しく、実は寄り添えている、そんな仕事を目指していきたいなぁと思います。 高橋

オーダーキッチン

オーダーならでは。

キッチン、カップボード、家具の打ち合わせが進む中で 扉や引出しの開け方についてお打ち合わせをする場面があります。 もし、これが既製品だったなら とくに深く考えることなく、そのままその家具を選ぶことが多いかもしれません。 プッシュタイプ? つまみやハンドルなど金物をつける? 手掛けにする、どんなデザイン?? これまでの暮らし方を踏まえ、これからの暮らしをシュミレーションしてみる。 少し立ち止まって考えること。 悩まかったり、案外楽しかったり。 そんな時間はこれからの日々の暮らしのスムースさや、愛着のあるものに囲まれるくらしにつながり 結果、ご自愛につながる贅沢な時間かもしれません。 お話を伺いながら、空間との調和や使い勝手など一緒に考えながら〜打ち合わせは進みます。 なんだかんだとある毎日、自分のお気に入りに囲まれて過ごしたいなぁと。  高橋 ごく一部ですが、使い手の数だけ、開き方もさまざまです↓

ヌック クッション

「隅っこ」の安心感。

  このところ、ヌック用のベンチシート(クッション)のお問い合わせが増えてきたように感じます。 ヌック… 改めて調べてみたところ、スコットランド語で暖炉のそばにある腰掛け「イングル・ヌーク」が語源で 「暖炉脇の小さくて落ち着けるスペース」という意味から広まり 今では、空間の隅や突き出し、階段下のスペースを利用した小さなくつろぎスペースを ヌックと呼ぶようになったようです。   リビング、キッチン、広めのウォークインクロゼット、書斎、パウダールーム、廊下など もしお家にヌックをつくるなら、どこにつくりますか? 個人的にはキッチンのそばにヌックがあったら素敵だなぁと想像がふくらみます。 気軽に小休憩しながらレシピ本をめくってみたり。  普段キッチンに立たない方も、小さなお子様もキッチンにより近い場所で過ごす時間が増えたり。 あまりスペースがない場合でもヌックにテーブルを近づければダイニングコーナーにも使えたり。 (余談ですが、先日偶然TV番組で見たのですが、家庭内で声をはることなく会話ができる距離感、 視界になんとなく入っていることは夫婦円満につながるそうな。 確かに相手に向かって声を張ると語尾が強めになってしまいがちですよね。)   ゆるやかに周りとつながりながら、隅っこのおこもり感の中でのひととき、 想像するだけで、しあわせが増えそうです。 座面の奥行きやシートの高さ、ベンチクッションの座り心地、クッション張地の質感、人それぞれで リラックスできるポイントは違ってきますので 細部にこだわることで、何気ない時間がもっと心地よくなると思います。 (ヌックについてはこちらにも)   今月からスタッフの私、高橋もブログをお届けします、どうぞよろしくお願いいたします。

オーダーキッチン 木天板

面を整える。

  Basisのオーダーキッチンやオーダー家具をつくる上でいくつか大切にしているデザイン上の決め事があって、その一つに「底目地」と呼ばれるディテールがあります。 一般的にキッチン天板は、製作精度の誤差や組み立てた時の現場精度を緩和するために、本体の周囲からそれぞれ5mmから8mm程度でっぱりを設けることが多いですが、天板が出っ張るため本体との面が揃わず、全体の雰囲気が少しルーズに見えることがあります。 そこで、天板と本体の間に底目地と呼ばれる3mmから5mm程度の凹部を設けて、天板と本体の間に小さな隙間をつくることで、現場精度に囚われることなく面を揃えることができるんです。 製作側としては、小さな凹部の中も表面同様キレイに仕上げる細かな作業手間が増えますが、全体の雰囲気にとても大きく影響するため、創業当時からこのディテールをずっと続けています。 一般の方にはとてもマニアックなお話で正直ピンとこないと思うけど、Basisのようなとてもシンプルなデザインの場合、このような細かなディテールの積み重ねがとても大切になってきます。 ハイエンド層向けの贅沢な素材使いだったり、女性ならでの優しい雰囲気など、オーダーキッチンにはいろいろな見せ方がありますが、ぼくたちは家具メーカー出身ならではの経験を活かした、シンプルなデザインをベースにしたきめ細やかなモノづくりのスタイルを、これからも大切にしていきたいと思います。

左官。 | いろいろ

左官。

  最近、お部屋の壁や天井を左官仕上げにしている物件を良く見る気がします。 左官というと、昔は珪藻土や漆喰のような和風なインテリアのイメージが強かったけど、調湿効果や防臭効果のある製品や、施工性に優れたもの、また特注色の対応が簡単にできるものなど、メーカーからいろいろな製品がでていて、和風な空間だけでなく、モダンな空間にも選びやすくなっていると思います。 左官の良さって、もちろん機能性や手触り感もあるけど、個人的にはそれ以上にお部屋に自然光が差し込んできたときの表情だと思っています。 クロスではなかなか出すことのできない、手仕事ならではのゆらぎや表情に囲まれていると、なんだかとても贅沢な気分になります。 子育て世帯は、メンテナンス面の難しさから、左官仕上げにするハードルが高くなりやすく、遊び盛りな3人兄弟のいる我が家も自宅のリノベーション計画時に少し躊躇したけど、一年ほど経過してみて、思っていた以上に傷や汚れが気にならないです。 たぶん、色とテクスチャー次第で随分変わる気がします。 左官と木と石(写真はクォーツだけど)の組み合わせが、個人的にすごくオススメです。

ソファの中身。 | いろいろ

ソファの中身。

積木のように積み上がっているものは、以前製作させていただいた一人掛け用ソファの製作途中です。 ソファのカタチにもよりますが、まずベースとなる木枠をつくって硬さの異なる数種類のウレタンを多層圧着し、その周りにさらに仕上がりのフォルムに合わせて柔らかいウレタンと綿を付け足して、最後にカバーを被せるのが、一般的なソファの作り方。 あとはご要望に合わせて座った時の底付き感をなくすためにスプリングを仕込むなど、外から見えないところで座り心地を調整し、それによってコストもけっこう変動します。 よく、見た目が同じようなソファでも座り心地や金額が大きく異なるので不思議に感じることがあるかと思いますが、理由の一つはこの内部構造で、海外の老舗メーカーは木枠に合板ではなくしっかりとした厚みの無垢材を使用したり、コスト重視の量産型ソファは中のウレタンを多層ではなく一種類のみで製作することもあるみたいです。 また、最近ではモールド製法といって、型に特殊な液体を入れて一体成型することで、スプリング以上に高い座り心地を兼ね備えたソファも増えてきました。 ざっくりでもソファの内部構造の仕組みを知っておくことで、ソファを選ぶときの参考になれば幸いです。

テレンス・コンラン展 | いろいろ

テレンス・コンラン展

  東京ステーションギャラリーで開催中の展覧会「テレンス・コンラン モダンブリテンをデザインする」に行ってきました。 コンランショップは、ぼくがインテリアに興味をもつキッカケになったお店。 1997年。18歳のころ、当時美大に通っていた友人に連れられて初めて新宿のコンランショップに訪れた時の衝撃を、今でもよく覚えています。 なんとなく手に職をつけようと思って建築系の大学に通い始めたものの、授業になかなか興味が持てず、どちらかというと飲食業界の方に興味を持ったり、この先どうしようかなぁと思い始めていた頃だった気がします。もちろん、コンランショップどころか、インテリアショップの存在すら知りませんでした。 大きなスペースにゆったりとレイアウトされたモダンな家具や色とりどりの小物たち、そしてショップスタッフのお兄さんお姉さんたちがとにかくかっこよくて、インテリアのこと良く分からないけど、あっという間にコンランショップの大ファンになりました。 通学が新宿駅を経由することもあって、暇なときはいつも帰宅途中にコンランショップに立ち寄って、コンランの世界観にどっぷり浸って自己満足して帰るのが当時の楽しみに。 家具を買うお金はなかったけれど、どうしてもコンランショップで何か買い物がしたくて、カタログとか文房具など気軽なものを買っていた記憶があります。 コンランショップとの出会いをきっかけにインテリアに興味を持ち始めてから、同じく90年代後半からのインテリアブームの中心的お店となった南青山のIDEEをはじめ、都内のいろいろなインテリアショップをめぐるようになりました。 東京デザイナーズウィークやHAPPENINGなどインテリアシーンを盛り上げるイベントが始まった時期も重なって、今思えばとてもラッキーな時期に学生時代を過ごせたなぁと思います。 いつか本国のコンランショップとレストランにも行ってみたくて、結婚したての頃に駆け足でロンドンの街を巡ったのも良い思い出です。 そういえば、ニューヨークに行った時にディーン&デルーカの本店を訪れたときも感じたのですが、ロンドンのコンランショップも、東京店や丸の内店のイメージより、もっとカジュアルでみんなが普段使いしている感じがします。 すみません。。 だいぶ話が逸れましたが、コンラン展めちゃめちゃいいので、丸の内方面にお出かけの際はぜひ! あと、記念グッズがすごく充実していて、思わずいっぱい買ってしまいました笑 「テレンス・コンラン モダンブリテンをデザインする」 東京ステーションギャラリー https://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/202410_conran.html

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