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2025年8月

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オーダーキッチン

視点をふやす。

  あるひとつのことを考えるときに、ついついすぐに答えを出してしまうことがあります。 たぶん、答えを出すことで少し安心すると思うんです。 でも、その場合、往々にして考えている視点がとても少ない場合がある気がします。 例えば、お客様から「収納たっぷりのキッチンがつくりたい」とご相談いただいたとき。 まずは「収納たっぷり確保できるように」という視点でプランを考えるのですが、その視点に加えて「全体のプロポーションはどうだろう」とか「職人さんに無駄な負担を掛けずに作りやすくするにはどのような納まりがいいのかな」とか「この割付だと材料費が無駄に多く掛からないかな」とか「現場でスムーズに取付するためにはどこにクリアランスを設けたらいいかな」など、いろいろな角度から考える視点が多いほど図面がブラッシュアップされていき、結果として完成度の高い製品が出来上がります。 でも、いざ実際に図面を引き始めると、ついつい没入して視野が狭くなりがちなんです。 たぶん、人間の脳のクセみたいなものもたくさん影響していると思います。 では、どうすれば考える視点を増やせるかというと、一人でできる方法として時間による空白をうまく活用する方法があると思います。 例えば、没入していっきに書き上げた図面をそのまま提出するのではなく、意図的に一旦時間をかけて寝かせてみる。 そうすると、没入してフル回転していた脳がクールダウンした時に、考える視点がリセットされるので、また新たな気付きが得られることがあります。 また、もし近くに同僚がいたら、同僚に見てもらうという方法もあります。 他人の視点を借りながら、考える視点を増やすことで、時間をかけずに気付きが得られたりします。 ほかにも考える視点を増やすためのいろいろな方法があると思いますが、じつは一番大切ことは「考え続ける」ことなのかなって、個人的には思います。 考え続けるということは、つまりすぐに答えを出さないことです。 人間の脳って、けっこうさぼり癖がある気がして、すぐに答えを出すことで安心したくなる傾向があると思うことがあって。脳科学者ではないので全然よく分からないけど。。 そこを意識してブレーキをかけながらすぐに答えを出さないようにすると、自然と考え続ける必要に迫られます。 少ない視点で考え続けると、当然すぐに行き詰まるので、気分を変えてほかの角度から考えたらどうかなぁというように思い始めます。 そんな感じで、だんだん視点が増えていく。 まったく個人的な経験によるものなので、的外れも甚だしい気もしますが、、モノづくりだけではなく、交渉ごとや人との関わり方など、いろいろな場面でも使える気がします。 廣田 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて  

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