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2025年9月

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「上手い」と「良い」の違いについて。 | いろいろ

「上手い」と「良い」の違いについて。

  以前製作させていただいたオーダーキッチンの納品撮影の日。 フォトグラファーの車に乗せてもらってお店まで戻る道中、久しぶりにゆっくりお話を聞く機会がありました。 いくつかのお話の中で特に印象に残ったのが、「上手い」と「良い」の違いについて。 例えば、写真の場合、技術的に素晴らしい、いわゆる「上手い」写真はたくさんあって、また練習すればある程度のレベルまでは誰にでも撮ることはできるかもしれないけど、その写真が「良い」写真かというと、必ずしもイコールではない。 反対に、カメラの使い方もよく分かっていない子供が何気なく撮った写真が、とても「良い」写真になることも多々あるみたいで、そのあたりの感覚は、写真以外の世界でもきっとあるんじゃないか、とのお話でした。 なお、良い写真は見た瞬間、心が揺れ動くものだそうです。 なんだか、すごくわかる気がします。 技術的に難しい加工がたくさん施された「上手さ」はもちろん大切ですが、それだけだとあまり心は揺れ動かないかもしれません。 見た瞬間、心が揺れ動くキッチンや家具。 テーマが壮大すぎてまだ輪郭すら掴めていないけど、長い時間をかけて目指していくには、とても本質的なテーマだと思います。 廣田 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて  

洗面カウンター。 | オーダー家具

洗面カウンター。

先日、パウダールームに洗面カウンターとランドリー収納を納めさせていただきました。 人工大理石の石目のカウンター天板はボウル部分とカウンターに継ぎ目がなく、 さっと拭くだけでお手入れもしやすい優れもの。 水栓も壁付にすることで水栓自体の水汚れも減らせて、 見た目もホテルライクな?すっきりとした印象になります。 ミラー前の照明は奥様がお化粧がしやすい白っぽい光の昼白色を(画像は点灯していません)、 普段使われる部分の間接照明は電球色を。 オーダー家具だと、照明の色もお好みに合わせてカスタマイズしていただけます。 吊戸棚の収納扉はインセット(枠の内側に扉を取付)にすることで 端正な表情といいますか、カジュアルすぎない上品な空間になったかと思います。 扉と枠の隙間も全体の印象に関わってくる大切なポイント、 精度の高い家具を作ってくださる工場、職人さんのおかげで実現できるかたちです。 こちらのパウダールームの上には大きなトップライトがあり、 日中は明るく、爽やかな空間、夜は間接照明で落ちついた印象に。 お納めした家具がご家族の毎日の、しっかりとした黒子になれますように。 高橋 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて  

ベンチシート,アメリカン

アメリカンダイナーのようなベンチシート

  アメリカンダイナーにありそうなベンチシートを製作させていただきました。 背クッションを細かく分割してつまみをいれて、中綿で調整しながら全体的に丸みを持たせています。 ポイントは、ひとつひとつの山がバランス良く見えるためにちょうといい分割幅を設定すること、そして山のふくらみ加減。 分割数が多いとちょっとうるさく見えるし、少ないとあんまり雰囲気がでてきません。 山の膨らみが少ないと貧相に見えるけど、大きすぎてもなんとなくアンバランスな雰囲気になってしまいます。 ソファや椅子のような生地貼り製品は図面だけで意図するイメージを伝えるのがとても難しく、つくり手の感覚に委ねられる部分が大きいので、座り心地も含めていつもイメージ通りに仕上げていただけることに本当に感謝です。 廣田 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて  

from イタリア。 | いろいろ

from イタリア。

先日、リフォーム産業フェアに伺いました。 来場前に気になっていたものの一つがイタリアもの。 その中のひとつ、 アリアフィーナの食洗機です。 アリアフィーナはレンジフードのメーカーとして業界内では有名なブランド。 イタリアのデザインで、日本のレンジフードのトップシェアをほこる富士工業が アリアフィーナ(エリカ社)から技術を受け継いで、今では国産でつくられています。 デザインだけでなく、メンテナンス体制でも安心で、頻繁にご提案させていただくブランドです。 そのアリアフィーナから少し前に食洗機が登場しました。 スイスのハイエンドブランドとして有名な V-Zug(ヴィー・ツーク)の機能を使っているそうです。 担当の方のご案内では 他社メーカーとの違いは特許技術により水滴の乾燥痕がのこらない、水滴がとにかく残らないということ。 海外の食洗機はエコな余熱乾燥なので、どうしても水滴が残りやすかったりしますが、 乾燥具合に自信があるようです。 価格は決してリーズナブルではありませんが、ワイングラスやガラス食器を多用される方には うってつけの機種かもしれません。 そして、キッチンのカウンター高さが低いと海外製の食洗機は設置ができないのですが、 この食洗機は日本のキッチンにも収まりやすいサイズで786mm〜831mmまで調整が可能だそう。 調整板を使えば、867mmまで延長も可能です。 そのほか、扉の左上側にLEDが内蔵してあり、仕上がり状況に合わせて、点灯の色が変わるそう。 あまり主張せず、少し光るデザインです。 海外メーカーの食洗機、ガゲナウやミーレ、ボッシュ、アスコなどがありますが AEG社、エレクトロラクス社が日本から撤退してしまい残念に思っていたので 新たな選択肢が増えて良かったと思います。 各社の違いを知ることで、お客様にあったご提案をできればと思います。 そのほか、イタリアのsmeg社からも続々とキッチン機器の販売が日本でも始まっています。 また少しずつ、ご紹介できればと思います。 余談でしかないですが、テレビでイタリアのビールのCMをよく見かけるので、 それも相まってなんだかイタリアが熱い気がします。ビールは気軽に手に入れられそう笑 高橋 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて

江之浦測候所 | いろいろ

江之浦測候所

湘南方面の打合せがあったので、帰り道に小田原になる江之浦測候所へ。 2017年の開館以来、いつか行こうと思いながら8年経ってしまったけど、見ることができて本当に良かった。 現代美術家・杉本博司による歴史にアートが溶け込んだ施設は、ぼくには難解過ぎて理解しながら体験するのは早々に断念し、頭の中を空っぽにして、できるだけ子供のようにただ感じるまま鑑賞しようと心がけてみたけど、以外と難しいことがよくわかりました。 また、もう少し歳を重ねてから再訪したいな。 廣田

ストーリー。 | いろいろ

ストーリー。

先日、レンジフードメーカーの方から 会社のバックボーンなどのストーリーを伺う機会がありました。 当たり前のことですが、身の回りにある全てのものには いろんな想いがあって、誰かの手が加わり、出来上がっているものだなあと あらためて感じました。   全てのものの成り立ちを知る必要はないですし、 作り手側の気持ちの押し売りも決して違うと思いますが、 自分で選べるものを作る場合、 ちょっとしたストーリーや作り手の想いを知る機会があると、 より愛着が生まれて、おのずと、そのものを大切にする行動になると言いますか、 日々の何気ない暮らしが、より優しく豊かになるような気持ちがしました。 話下手ですが、打合せの中で少しでもお伝えしながら、 使い方にとっての、よりよいものをお選びいただけたらなぁと思います。 高橋 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて

レザー扉

レザー扉の玄関収納

  いままでいろいろなカタチのキッチンや家具を製作させていただきましたが、本革を使って収納家具を作るのは初めての経験でした。 突板とミラー扉を合わせたトール収納部と、ライムストーンの天然石とレザー扉を合わせたローボード部を交差するように組み合わせた玄関収納です。 基本的にレザー貼りは木工職人ではなく、椅子張り職人が担当します。 木工場で表面の仕上げ以外の部分を製作したあと、ソファ工場に移動してレザー貼りをします。 その後、現地にて本体部分と扉部分を組み合わせて完成です。 なお、レザーの貼り方にはいろいろな方法があって、今回みたいにレザーの小口を見せる方法もあれば、薄いベニヤなどに巻き込んで小口を隠す方法もあったり。 また、本革には大きく分けて素材本来の質感を活かしたヌメ革と、メンテナンス性を考慮したクロム革の2種類があって、それぞれ厚みのバリエーションがあるため、使うレザーによって製作方法を選ぶ、もしくは製作方法に合わせたレザーを選ぶ必要があります。 はじめての経験ということもあって、缶コーヒーと缶ビールを授業料代わりに、何度もソファ職人のもとに足を運びながら、たくさんのことを学ぶことができました。 キッチンのような水回りは難しいですが、TVボードなど比較的メンテナンスフリーな製品をとことんこだわってつくりたい時など、レザー扉とてもおすすめです。 廣田 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて

便利の狭間に。 | いろいろ

便利の狭間に。

キッチンや洗面水栓のセンサー機能や ガスコンロに火をつけると、レンジフードが連動する機能。 とても便利な機能であることには間違いないですが、 使う人との相性?もある気がします。   タッチ水栓やタッチレス水栓は調理中の汚れている手で水栓を触ることがないので 衛生的ですし、水栓のお手入れも楽になる反面、 センサーなので、自分にあったテンポで水が出ないことにストレスを感じる方もいます。 また、電磁弁が故障する場合もあったり、電池交換が必要だったり。 水量や温度調整は手動調整だったり、予期せぬ時に触れて吐水されたり、 ペットに反応してしまったり。 解凍時にほんの少しだけ流水しつづけるというのも地味に難しかったりと。 便利だからこそのデメリットもあります。 そのうち慣れると思われる方と、やっぱり合わないと思われる方と、それぞれ。 レンジフードの場合は水栓ほどではないですが、 直前で使った機能で連動するので、結局のところ、ボタンで調整したりします。   器具選びをされるには、やはり百聞は一見にしかず。 悩まれたら、ショールームで体験されることをおすすめします。 また、海外水栓は国内水栓に比べるとサイズが大きめのものも多いので 使い勝手は是非お試しいただきたいです。 高橋 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて

手洗いも出来る玄関収納。 | オーダー家具

手洗いも出来る玄関収納。

  玄関収納は、見た目はもちろんのこと、効率よく収納量をいっぱい確保できるかも大切なポイントです。 可動棚の割付を工夫して、サイズの異なるいろいろな靴を効率よく収納する。 傘は水仕舞いのことを考えて地面に直接置けるように細工するとなお良し。 コート掛けの扉は裏面にミラーをつけて姿見に。 今回はさらに、手洗いボウルも付けました。 単独で手洗いカウンターを設置できればベストですが、マンションをはじめ、スペース的に難しい場合は今回みたいに玄関収納に手洗いボウルを設置するのも、一つのアイデアです。 廣田 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて  

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