2025.10.26
オーダーキッチンを考える10の質問。
「オーダーキッチンを検討したいけど、何から考えれば良いか分からない。」 という方、けっこういらっしゃると思います。 試しに、次の10の質問について考えてみてください。 きっと、おぼろげながら理想のキッチン像が見えてくると思います。 __________ Q1.好きなテイストやトーンは? 例:ナチュラルな天然木系、シックな塗装系、クラシックな雰囲気、都会的なダーク系 etc Q2.レイアウトのご希望はありますか? Q3.苦手な天板の素材は? 例:ステンレスは傷が目立ちそうで苦手、システムキッチンでよく使われる人工大理石以外で、など。 Q4.加熱機器はガス or IH? Q5.電子レンジやオーブンは置き式 or ビルトイン? Q6.食器洗浄機は必要? Q7.水栓器具に浄水器は必要? Q8.ゴミ箱はどこに置きますか? Q9.シンクにこだわりはありますか? 例:洗剤ボトルなどを隠したい、カラーシンクがいい etc Q10.そもそも、オーダーキッチンを検討する理由は? 例:とことん使い勝手にこだわりたい、テーブルと一体型にしたい、システムキッチンだとサイズが合わない、好きな海外メーカーの設備機器を使いたい etc ____________ まず、Q1〜Q3は見た目に関わる質問です。 好みのテイストについては、言葉で伝えるのが難しいときはインスタやピンタレストから画像探すのがオススメです。 コツとしては、ドンピシャな1枚の画像を探すのではなく、例えば全体の雰囲気はこんなイメージ、レイアウトはこんな感じで、吊戸棚はこのぐらいのボリューム感、みたいに、こだわりたいポイントごとに画像を集めると、気楽で楽しく探すことができます。 次に、レイアウトについてですが、こちらが最初一番悩むポイントだと思います。 特に検討初期段階はいろいろなレイアウトの可能性があるため、「開放的なキッチンにしたい」や「収納と使い勝手を重視したい」など、まずはオーダーキッチンをつくる上でおおまかな目的を設定するのがおすすめです。 目的が決まれば、お部屋の形に合わせてぼくたちキッチンメーカーや設計士の方が具体的なレイアウトプランのご提案をさせていただきます。 天板は人工大理石やステンレスをはじめ、クォーツやセラミックなど、またそれぞれたくさんの色柄があり、オーダーキッチンを検討する上でとても悩むポイントの一つです。 まずは今お使いいただいているキッチン天板に満足されているか、が一つの大きな基準になります。 経験上、今お使いいただいているキッチン天板から変えたいという声が多い気がします。 苦手な素材を選択肢から省き、予算とにらめっこしながら検討すると、早い段階で素材が決まるので、あとは全体の雰囲気に合わせて色柄を決めていくイメージです。 Q4〜Q9は、設備に関する質問で、オーダーキッチンの大まかな機能を決めていきます。 特に知りたいのはQ6(食器洗浄機)とQ8(ゴミ箱)で、この2つはキッチンのプランニングに大きく影響してきます。 ちなみに、各設備機器について具体的な機種まで事前リサーチする必要はなく、おおまかな方向性さえ分かれば大丈夫です。 こちらから、それぞれオススメの機種をご紹介します。 Q10は、オーダーキッチンを検討する上での大切な「道標」になります。 オーダーキッチンは、システムキッチンと異なり、天板や素材選び、レイアウトなど無数の組み合わせがあります。 そのため、思いつきのまま選択を重ねていくうちに、良くも悪くもどんどん計画が広がっていき、収拾がつかなくなることがあります。 結果、どこかのタイミングで大幅な軌道修正を迫られることも。 選択に迷った時に立ち戻れるよう、常に「道標」を意識することがとても大切だと思います。 以上、とてもざっくりした内容ですが、オーダーキッチンをご検討される際はぜひ一度お試しください。 廣田 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて
