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オーダーキッチン

キッチン+ダイニングテーブル。 | オーダーキッチン

キッチン+ダイニングテーブル。

  アイランドキッチンにダイニングテーブルが一体になったスタイルは、デザイン的にもまとまりやすく、省スペースにもなるため、個人的にとてもおすすめなスタイルです。 ”ダイニングテーブルとキッチンをどのように融合させるか”というのがテーブル一体型キッチンの一番の見せ場で、このキッチンの場合、写真だとわかりづらいのですが、ダークグレーのダイニングテーブルを一部キッチン本体にも延長して、ステンレス天板と同じ長さにしてみました。 たぶん言われないと気づかないぐらい地味なこだわりですが(笑)、プロポーションを丁寧に整えると、キッチン全体がとても心地よい雰囲気になるような気がします。 ちなみに、テーブル一体型キッチンの場合、テーブル側にコンロを配置すると、テーブルが油だらけになる可能性があるので要注意です。。 あと、余談なのですが、このキッチンをプランしているときから、「プルーヴェのSTANDARD CHAIRを合わせたいなぁ。」と思っていたので、お客様が椅子のご提案も共感していただけたときは、めちゃめちゃ嬉しかったです。 Jean Prouve / STANDARD  

オールマイティな白。 | オーダーキッチン

オールマイティな白。

  天板も扉も全て真っ白いキッチンは、流行問わず常に人気の組み合わせです。 一番の強みは、なんといってもあらゆるインテリアに合わせられるところ。 今回のような暖色系フローリングをはじめ、ウォールナットなどの濃色系フローリング、タイルやコンクリート床でも、ほぼ何でもいけちゃいます。 オーダーキッチンのご相談で、床素材との組み合わせでお悩みの声をよくお聞きしますが、どうしても決めきれない場合は、思い切って「全て真っ白いキッチン」という選択肢もオススメです。  

片面使いのアイランドキッチン。 | オーダーキッチン

片面使いのアイランドキッチン。

  アイランドキッチンといえば、設備側とカウンター側の両面使いのイメージが多いと思いますが、都心の住宅に多く見られる、奥に長いお部屋の場合、スペースの都合上窮屈になってしまい、なかなかうまくレイアウトしにくい場合があります。 そんな時は、このキッチンのように片面使いにして奥行きを小さくする、いう方法がおすすめです。 例えばこのキッチンの場合、後ろのカップボードも含めた全体の幅は、カップボード350mm+通路幅800mm+キッチン670mm=合計1820mm。 窓でいうとちょうど1軒分の幅でアイランドキッチンのレイアウトが可能です。 カップボードの奥行きが350mmと小さめですが、食器が横一列に収納できるので取り出しやすく、実は使い勝手が良かったりします。 ただし、奥行き350mmだと電子レンジなど大きめの調理家電が置けなくなるので、その場合はこのカップボードのように壁に沿ってL型にすると便利です。 ちょうど横にも冷蔵庫が置けるので、一石二鳥でいい感じに収まると思います。  

アイランドキッチンの手前側はどうする? | オーダーキッチン

アイランドキッチンの手前側はどうする?

  「手前側をカウンターにするか、収納にするか、どちらがいいと思いますか?」 アイランドキッチンをご検討のお客様から、よくいただくご相談のひとつです。 個人的には、以下の順番で検討するとわかりやすいかなって思います。 1.キッチンも含めたLDKに収納が少ない場合は、迷わず収納にする。 2.LDKに比較的収納が多い場合は、全面カウンターもしくは一部カウンターにする。 3.ディスプレイ棚にしたい場合は、必ず事前にどんなモノを飾るかイメージしておく。 当たり前といえば当たり前かもしれませんが、心地よく生活する上でお部屋の収納量はとても大切な要素です。 なので、全体的にお部屋の収納量が少ない場合は、迷わずキッチンにも収納量を持たせることが先決。 その上で、お部屋全体の収納量に余裕がある場合は、カウンターもしくはディスプレイ棚(見せる収納)を検討することがオススメです。 なお、カウンターにする場合は、キッチン全体の奥行きを最低950mm以上、できれば1000mmに設定するのがポイント。 一般的なアイランドキッチンの奥行き900mmだと、せっかくカウンターをつくっても少し窮屈な感じがして、結局カウンターに座ることがなくなってしまう、、なんてことがよくあります。 なので、もし手前側をカウンターにしたい場合は、事前に設計士の方と相談してキッチン全体の奥行きをしっかり確保できるか確認してから検討すると良いかなって思います。 最後に、3のディスプレイ棚は、けっこうはまりがちな落とし穴で、空間デザインでも共通して言えることなのですが、事前に飾るモノを想定せず、とりあえず空間のアクセントとしてディスプレイ棚を作ってしまうと、ほぼ100%物置になってしまって、逆効果になる可能性が大きいんです。。    

一番ベーシックな、素材の組み合わせ。 | オーダーキッチン

一番ベーシックな、素材の組み合わせ。

  天板や扉の面材など、オーダーキッチンの素材選びは、基本的にお客様のお好みでお選びいただくのが一番良いと思っています。 もちろん、キッチンが設置される部屋の内装に合わせて選ぶのもひとつのセロリーですが、家の中で一番長く使う道具だからこそ、自分の一番好きな素材に囲まれた方が料理が楽しくなるハズです。 では、「一番ベーシックな素材の組み合わせはなんですか?」と聞かれると、この答えはなかなか難しい。 いまのところ、個人的にはこのキッチンのように、ホワイト×ナラの組み合わせが一番ベーシックだと思っています。 ナラは日本人が昔から馴染みのある樹種で、いわいるナチュラル色。 基本は着色せず、素材本来の色味を楽しむのがオススメ。 ホワイトは、一番ニュートラルな色で、清潔感もあり、部屋が明るく、広く感じさせる効果もあり。 以前は汚れや染みが目立ちやすい心配もありましたが、圧倒的に吸水率が低いクォーツストーンやセラミックストーンであれば、汚れ対策もバッチリです。  

ステンレス×グレー×木 | オーダーキッチン

ステンレス×グレー×木

  Ⅱ型キッチンにダイニングテーブルがセットになったオーダーキッチンです。 ちなみに、シンク側とコンロ側の色味が異なって見えますが、光の影響で、実際は全く同じ色なんです。。 さてさて、シンク側のカウンターは反対側も収納にして両面使いにすることが多いですが、「そこまで収納スペースは必要ないかな。」という場合は、今回のように天板を一部羽伸ばしてみると、ちょっとしたモノを飾れたり、見た目のアクセントにもなり、個人的にとてもオススメです。 なお、Ⅱ型キッチンの標準的な長さは180cm。 2つ足すと360cmもあり、アイランドやペニンシュラではなかなか確保できない長さなので、限られたスペースの中でできるだけ作業スペースを広くとりたい場合は、Ⅱ型キッチンが良いかもしれません。  

お酒好きなご主人のためのキッチン。 | オーダーキッチン

お酒好きなご主人のためのキッチン。

  主に調理がメインのコンロカウンターと、主に片付けがメインのシンクカウンター。 2つのカウンターがちょうどローマ数字の”Ⅱ”の形みたに並行して並ぶ姿から、よくⅡ型キッチンと呼ばれていて、個人的にとても好きなキッチンレイアウトです。 コンロ側は壁に面しているのでアイランドやペニンシュラのように調理中の油跳ねを気にする必要もなく、またシンクカウンターはコンロがない分幅を狭くできるので、部屋の幅が2軒分(約3.6M)のようなコンパクトなお部屋でもアイランドカウンターのように見せることもできます。 ちなみに、写真のシンクカウンターは、ご主人のリクエストでいろいろなリキュールを飾るためにオープン棚を広めに確保して、左右はグラスを収納するために扉を設置。 オープン収納はなんとなく設けてしまうと、ついつい物置になってしまうので、オープン収納を設ける時は、あらかじめどんなモノを飾りたいのか、ある程度リアルに考えておくのがオススメです。 もし飾りたいモノが思い浮ばない時は、極力オープン収納が無い方が良いかもしれません。 それにしても、「お酒を楽しむためのキッチン」なんて、羨ましい限りです!  

コーナーキッチンの基本形。 | オーダーキッチン

コーナーキッチンの基本形。

  L型キッチンとアイランドカウンターのスタンダードな組み合わせです。 正方形に近いお部屋だと、このレイアウトが無駄なくとてもしっくりくる気がします。 動線に行き止まりがなく、キッチンまわりを回遊できるので、例えば家族で料理することが多い方や、ホームパーティーがお好きな方とかにとてもオススメなキッチンレイアウトです。 なお、キッチン付近にパントリースペースがとれない場合、今回のようにコンロ横にトール収納を組み合わせると、わりと収納量をカバーすることができます。 また、面材はマットホワイト塗装をベースに、アイランドカウンターのみアクセントでフローリングと同じチーク材を一部取り入れています。 アクセントなので、もっと特徴的な樹種をもってくるのもありですが、目立ちすぎて少しごちゃごちゃした雰囲気になるのが怖いところ。 個人的には、同じ空間に見えてくる木の樹種はなるべく一つにまとめた方が、ほどよく落ち着いて上質な雰囲気になる気がします。  

いいとこ取りのコーナーキッチン。 | オーダーキッチン

いいとこ取りのコーナーキッチン。

  コーナーキッチンは、通常部屋の角に沿ってレイアウトしますが、このキッチンは部屋の中央に位置していて、ちょうどペニンシュラ型とI型がくっついたようなレイアウトになっています。 開放感のあるペニンシュラの良さを生かしつつ、作業効率の高いコーナーレイアウトなので、何かと便利で、個人的には奥行きのとれるお部屋にオススメのレイアウトです。 作業中の手元を隠したい場合は、このキッチンのようにテーブル側のカウンターを高くするのもアリだし、カウンターを低くしてキッチン天板を見せれば、空間が広く見えて一層奥行きの感じられる部屋になると思います。 ちなみにこのレイアウトの場合、必ず島のスペースができるので、そこにカップボードや冷蔵庫を配置するのが基本です。  

Complex orderkitchen | オーダーキッチン

Complex orderkitchen

  ペニンシュラ型をベースに、L字型にワインセラーやカウンターデスクを積み木のように組み合わせた、とても多目的なオーダーキッチンです。 いつもはキッチンパネルなど不燃材で仕上げることが多いIH横の壁面に、スライドバスケットを配置するなど、天井高さ2600mmを生かして収納が盛りだくさんになっています。 この高さに調味料入れがあると、腰を屈まずに調味料が取り出せるので、見た目以上に使い勝手が良くてけっこうおすすめです。 また、キッチンバックのカップボード扉は、通常の開き扉だと扉が大きい分開けた時にちょっと邪魔になるため、平行に開閉するモノフラット扉を採用しています。 このモノフラット扉がとても優れモノで、扉を開けたままにしても邪魔にならないだけでなく、開閉時の扉の動きがとてもなめらかで最高の使い心地が得られるので、カップボードだけでなく、洗面ミラーや玄関収納など頻繁に開閉する場所にとてもオススメです。  

ステンレス天板の工夫。 | オーダーキッチン

ステンレス天板の工夫。

シンクと加熱機器が別々になっているⅡ型タイプのオーダーキッチン。 ステンレス天板をできるだけ薄く見せたい場合、3〜5mmほどの厚みのステンレス無垢材を使用しますが、無垢材ならではの重厚感が感じられる反面、コストが跳ね上がってしまうのが辛いところです。 そこで、1.2mm厚のステンレスを特殊な技術でピン角に曲げることで、コストを抑えつつステンレスを薄くキレイに見せることができます。ちなみに曲げの場合、最小6.5mm厚で製作可能です。 収納部分は天板の厚みに合わせて側板のディテールを調整し、床面に最小限の目地を設けて、全体のバランスを整えます。ほんのささいなことだけど、ひとつひとつのディテールをしっかり詰めておくと、シンプルなフォルムに程よい緊張感が加えられて、ピシッと締まる気がします。 ここ最近のBasisのデザインテーマである「シンプル&ソリッド」を踏襲したオーダーキッチンのご提案です。

アンビルドキッチン | オーダーキッチン

アンビルドキッチン

オーダーキッチンやオーダー家具のご提案は、うまくいく場合もあればそうでない場合もあります。 お客様からキッチンや家具のご相談をいただいたら、できる限りご要望をお伺いした上で、デザインや予算など様々なバランスを考えて、お客様にとってベストなプランをご提案するように心掛けています。 それでも、お客様の満足のいくご提案ができなかったり、どうしても希望の予算内に納めることができなかったり、残念ながら実現できなかったプランは多々あります。そこで。。 アンビルドキッチン。 つまり、実現しなかったオーダーキッチンの中で、「これはぜひ実現したかったなぁ。」というプランを3つご紹介させていただきます。 Basisオリジナルキッチンのアイランドタイプ Basisのオリジナルキッチンをご覧いただいたお客様から、アイランドタイプで作りたいとご相談いただいたキッチンです。 オリジナル版の手前収納面は全て開き扉ですが、このプランでは一部オープンボックスを埋め込んで、収納とディスプレイを兼ねながら全体のプロポーションを整えています。 空間デザインでもよく言われますが、お客様の意図なく「飾り棚」をつくると、だいたいうまく生かし切れず、雑然としてしまい逆効果な場合があります。 その点、このプランは、奥様が海外の調理器具収集がお好きで、しまうだけでなく、見せる収納もしたいというご依頼から考えたディスプレイなので、実現したら、きっと色とりどりの調理器具が並んでとてもいい感じになったと思います。 結果的には、コンペで負けてしまい、実現には至りませんでしたが、なんとなくとてもBasisらしいプランな気がして、このキッチンはぜひ作ってみたかったです。 インテリアの風景をつくるオーダーキッチン 去年マンションリノベーションのご相談があった時にご提案させていただいたペニンシュラタイプのオーダーキッチンです。 テーマは、「インテリアの風景をつくるオーダーキッチン」。 ペニンシュラキッチンをベースに、袖壁からあえて少しリビング側にせり出して、そのままキャビネットとして部屋の奥までひとつながりになったデザイン。 表情豊かなクォーツ天板とグレーベーシュの箱がすっと伸びている感じが、そのままインテリアの風景になるようなイメージです。 こちらも残念ながらコンペに負けてしまいましたが、ペニンシュラキッチンを応用したこのプランは、リビング+ダイニング+キッチンをすっきりまとめる一つの有効なカタチかなって思うので、これからもぜひご提案していきたいと思います。 フルフラットキッチン 約3年ほど前に設計事務所様からのご依頼で、キッチンとダイニングテーブルを同じ高さで揃えたプランです。 通常、ダイニングテーブルをキッチンにつなげる場合、椅子の高さの関係で、テーブル天板とキッチン天板の高さが異なりますが、このプランは、キッチン作業側の床を低くすることで、テーブル天板とキッチン天板の高さを揃えています。 素材はお施主様がお好きなウォールナットとステンレスの組み合わせ。CGだと伝わりにくいんですが、ウォールナットとステンレスはとても相性がいいんです。 改めて振り返ってみると、プロポーションやディテールなど全体のデザインが少し気になりますが、それはともかく、新築物件で床レベルの調整が可能な場合は、このような床の高低差を利用したフラットキッチンは、ありだと思います。 ちなみに、このキッチンは、予算の都合上大幅にレイアウトが変わって、既製品のシステムキッチンに代わってしまいました。。 アンビルドキッチンには、まだまだ色々な可能性が眠っていそうです。

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