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組み合わせるシェルフ。 | オーダー家具

組み合わせるシェルフ。

  ご自宅で着物の着付け教室を開いているお客様から、生地や帯などを並べるためのシェルフをご依頼いただきました。 2×1のグリッドで構成することで、縦使いにしたり、横使いにしたり、高低差を生かしていろいろな組み合わせができるのがポイントです。 また、重ねたときにキレイに見えるよう、小口にテーパー処理を加えています。 ディテールに少し手を加えるだけで、シンプルな箱に深みが生まれます。

カップボードの基本形。 | オーダー家具

カップボードの基本形。

  引出しと開き扉の組み合わせは、カップボードの基本形です。 全部引出しの方が使い勝手は良いけど、コストもそれなりに上がってしまうので、予算を抑えたいときは開き扉をうまく組み合わせるのがポイントです。 天板の上でガシガシ作業ができるように、ここだけ白のメラミン化粧板を使っています。 さらに、吊り戸棚の底面も同じ白のメラミンにすることで、カップボードと吊り戸棚がちょうどよくまとまりました。  

旭川出張。 | いろいろ

旭川出張。

  東京もまだまだ夏の名残りがあるけど、旭川も負けじと暑かった。 さすがに半袖だけではまずいと思って、ウィンドブレーカーをカバンの中にいれておいたけど、結局出番はありませんでした。 Basisのキッチンや家具は、木工を中心に主に北海道旭川で製作しています。 そのため、だいたい年に4回から5回ほど、検品や打合せを目的に旭川を訪れます。 ちなみに、基本的に日帰りです。 5時2分の初電で羽田空港に向かい、最終19時30分の飛行機で帰ってくるので、身体は少ししんどいけど、朝から晩まで1日が無駄なく使い切れて、とても効率がいいんです。 今回の目的は、今年の夏から新たににお付き合いさせていただくことになった製作工場へ、初めての検品。 製作工場それぞれ、得意とすることや苦手とすることが異なり、作り方も若干変わってきます。 提携先が増えるということは、相手に合わせて図面の書き方や打合せの進め方も変えていく必要があるので、正直大変な部分もあるけど、いろいろな職人の方と協働することでぼくのアイデアの引出しが増えて、結果的にお客様により良いご提案につながっていきます。 だから、新しいチャレンジをとても大切にしています。 もちろん、製作を依頼する前に、あらかじめ工場を見学させていただき、ある程度クオリティの確認はしているので心配はしていないけど、それでも初めて製作していただいた製品を見るときは、少しドキドキします。 結果は、思っていた以上の仕上がりで、まずは一安心。 あとは金物など細かい部分のすり合わせをして、出荷の準備を進めていきます。     午後に予定している別の製作工場との打合せまで少し時間が空いたので、旭川市内にあるアルフレックスの製作工場へ。 工場の一角に自社製品の展示スペースがあって、誰もいないことをいいことに、座り心地や構造、カバーリングの方法などじっくり見学させていただきました。 アルフレックスのソファは、一般的なスプリング構造のソファと異なり、基本的にモールドウレタンでの一体成型方式なので、独特の座り心地が得られて、すごく心地よいんですよね。 カバーリングの縫製もすごくキレイ。とても勉強になります。     もう一社、旭川家具の雄であるカンディハウスも見学。 広大な敷地に工場や本社の建物が点在していて、本社のワンフロアがショールームになっています。 それが、たぶん体育館3個分ぐらいの広さがあって、ワンフロアがこんなに広い家具のショールームを初めてみました。 見学中、ずっと新人のスタッフの方が案内していただいたのですが、思わず「毎日掃除するの、すごく大変じゃありませんか。」と野暮な質問をしてしまいました。 どうやら、毎週1日、社員総動員で掃除するみたいです。そりゃそうですよね。。 客でもないので、「接客いただいても、なんかお役に立てずごめんなさい。」と正直に申し訳ない気持ちをお伝えしましたが、それでも丁寧にじぶんの言葉で製品の説明をしていただいて、なんだかとてもうれしい気持ちになりました。  

シンプルな玄関収納。 | オーダー家具

シンプルな玄関収納。

  白の鏡面塗装で仕上げたシンプルなキャビネットタイプの玄関収納です。 最近、キャビネットタイプの玄関収納がある戸建住宅が少なくなってきた気がしますが、個人的にはウォークインタイプよりもキャビネットタイプのほうが、なんとなく空間が豊かに感じられる気がします。  

個性豊かな家具たち | いろいろ

個性豊かな家具たち

  イタリアのラグジュアリー家具ブランド、ジェルバゾーニ。 日本で有名なイタリア家具といえば、カッシーナやB&B、ミノッティなど、どちらかというとモダンでスッキリしたデザインのイメージが強いですが、以外と「あれ、このソファはB&B?ミノッティ?」みたいな、モダンなデザインゆえにちょっと混合してしまうことがあります。 ぼくだけかもしれませんが。。 その点、ジェルバゾーニは、一つ一つの製品の個性が強く、一目でジェルバゾーニの製品だと分かるデザインが特徴です。 日本ではまだあまり知られていないブランドですが、海外のラグジュアリーホテルやレストランなどによく使われているイメージです。 あと、住宅展示場で異彩を放っている家具を見かけたら、ジェルバゾーニの可能性が高いです。   個性が強いので、好みが分かれるところですが、ラグジュアリーテイストが好きな方にはめちゃめちゃハマるブランドだと思います。   個人的にはこのアームチェアがオススメ。*ジェルバゾーニHPから転載   ジェルバゾーニ http://gervasoni.jp 表参道にショールームがあります。  

かわいい大工さん。 | プライベート

かわいい大工さん。

  妻の実家に帰省中、近所の工務店が家づくりにまつわるイベントを開催していて、上ふたりのお兄ちゃんたちが大工仕事を体験させていただきました。 ヘルメットに、ちゃんと子供用の腰袋まで用意してあって、木槌を使う姿が、なかなかサマになってます(笑)。  

ハイエンドなキッチン機器。 | いろいろ

ハイエンドなキッチン機器。

  キッチン設備機器メーカーのハイエンドブランド、ガゲナウ。 お客様からIHやバーベキューグリルなどガゲナウ製品のご要望があり、久しぶりに赤羽橋にあるショールームを見学してきました。   もう、さすがガゲナウです。 空間のレイアウトから展示什器の見せ方まで、全てが完璧にデザインされていて、全く隙がありません。 隙がなさすぎて、ぼくのような一介の人間はちょっと落ち着かなくなってしまいます。。 車で例えるならば、ポルシェのショールームにいるような心境です。 恐れ多くて行った事ないので、あくまで想像ですが。。   ステンレスの無垢板を大胆に使ったレンジフードや、アルミの削り出しで作られたオーブンレンジの扉など。 未だに一つ一つ手作りで、上質な素材を惜しみなくふんだんに使って製作された製品たちを見ていると、設備機器というよりは、むしろ腕時計やアクセサリーのような趣向品に近い印象です。 スタッフの方から「製品に使われる素材やディテールにとても強いこだわりがあり、10年お使いいただいたあとでも、ほとんど経年劣化しないのが、ガゲナウの特徴です。」とお聞きして、なるほど、たしかにこれだけディテールにこだわりながら上質な素材を使えば経年劣化しないかもって、同じモノづくりをしている端くれとして、すごく共感するものがありました。   ブランドイメージだけでなく、製品として真に質の高いキッチン設備機器を探されている方は、ガゲナウが間違いなくハマると思います。    

ヒュッゲ。 | いろいろ

ヒュッゲ。

  ヒュッゲは、デンマーク語で「温かく心地よい時間や空間」を表す言葉。 最近、いろいろなインテリア雑誌などで取り上げられているので、耳にする機会も多いと思います。 実は、ぼくも去年初めてヒュッゲを知りました。   これは、ヒュッゲを楽しむための10の決まりごと。 1つ1つのことばに、とてもハッとさせられます。   つまり。 心地よいインテリアをつくるには、まず「気持ちにゆとりを持ちましょう」という事なのかな、とじぶんで勝手に拡大解釈してしまいましたが、きっと、それに近いニュアンスのことが根底にある気がします。   ヒュッゲについて詳しく知りたい方は、こちらの本がオススメです。 ヒュッゲ 365日「シンプルな幸せ」のつくり方  

素材の良さを引き立たせる。 | オーダー家具

素材の良さを引き立たせる。

  天板と丸型のミラーのみのとてもシンプルな手洗いカウンターです。   もちろんボウル下に開き扉の収納をつけることも可能ですが、トイレは洗面カウンターほど収納するモノが少ないため、個人的には天板とフォルムのキレイな手洗いボウルのみの方がスッキリしてキレイにまとまると思います。 それに、天板のみの場合、面積が狭いので今回のように少し特徴的な樹種も使いやすいのです。 これはゴールデンチェリーという名前の突板で、白太との濃淡がはっきりしているのが特徴。 白いシンプルな手洗いボウルが、とてもキレイに映えます。   また、ミラーはボウルの形に合わせて丸型に。 写真には写っていないけど、側面は天板と同じゴールデンチェリー突板貼りです。   シンプルであるほど、素材の良さが引き立ちます。  

ててて往来市 | いろいろ

ててて往来市

  「手仕事でのモノづくり」をテーマに、渋谷ストリームで開催されている展示会「ててて往来市」に行ってきました。 ちなみに、渋谷ストリーム自体も今更ながら初めて訪れました。 レストランフロア、カッコよかったなぁ。。 出展者のジャンルも、木工やファブリック、器はもちろんのこと、ジャムやお茶にろうそくまで実に多彩で、このジャンルの広さが他の展示会ではあまり見ない、ててて往来市ならではかもしれません。   大変お恥ずかしながら、、 「まな板」と「カッティングボード」の明確な違いを初めて知りました。 めちゃめちゃ要約すると、まな板はナイフの刃こぼれを防ぐためにヒバやヒノキなど柔らかい木を使って、カッティングボードは肉やパンなど硬いもの切るようなギザギザナイフに耐えるようチェリーやメープルなど硬い木を使うそうです。 なので、カッティングボードでまな板用のナイフを使うと刃こぼれしてしまい、逆にまな板でカッティングボード用のナイフを使うと、まな板が傷ついてしまいます。   和ろうそくとお誕生日ケーキについてくるいつも見慣れたろうそくの一番の違いは、炎の大きさみたいです。和ろうそくは芯がとても太いので、その分炎も大きく、しかも液垂れしないとのこと。 まだチビたちが小さいから我が家では難しいけど、北欧みたいにろうそくの光で夜を過ごせたら、それだけで最高のインテリアになると思います。   「お箸をコミュニケーションツールに。」がコンセンプトのお箸たち。それぞれイニシャルが刻印されていて、一本ずつ購入可能とのこと。少し短めなので、箸としてだけでなく、串としても利用可能。 たとえば、ホームパーティーで串刺しされた唐揚げを「WELCOME」に並べたり、コップを間違えないように自分のイニシャルが刻印されたお箸をマドラー替わりに、など。 このアイデア、すっごくいいなぁ。。   改めて感じたのが、みんな製品の良さだけを売りにしていないこと。 なんでも簡単に手に入る時代、もはや製品のクオリティが高いのは当たり前。 高品質が前提のうえで、製品ができるまでのストーリーやオーナーの尋常ならぬこだわりなど、全部ひっくるめて「世界にひとつだけの価値」を作っている気がします。   モノづくりの世界も、どんどん変わってきています。  

大きなダイニングテーブル。 | オーダー家具

大きなダイニングテーブル。

  久しぶりに、大きなダイニングテーブルをつくりました。 写真では少し伝わりにくですが、天板のサイズが2600mm×1000mmもあります。 これだけ大きければ、お誕生日席も含めたら最大12名ぐらい座ることができます。 天板下の棚板は、読みかけの雑誌やティッシュケース、文具などの小物置き場として。 片側だけ端っこまで伸びているのは、プロジェクターを置くためです。 「たくさん座れて、天板下にいろいろモノが置けて、ごはんを食べたり、子供たちが勉強したり、プロジェクターで映画鑑賞したり、デスクワークしたり、ふだん家の中でしていることが全部一緒にできる、そんな家族の中心になるようなダイニングテーブル」というお客様のリクエストから、ほぼ必然的にこのカタチになりました。 薄くてシャープな天板もカッコイイけど、個人的にはこれぐらい厚みがあって重厚感のある天板の方が、豊かな感じがしてオススメです。   無垢材のダイニングテーブルは基本的に一生使えるので、最初のコストは高めになるけど、永く使うことを考えたら、案外リーズナブルかもしれません。  

ほっこり日和。 | プライベート

ほっこり日和。

  毎週水曜日は定休日。 いつもの悪い癖でついつい午前中だけ仕事してしまったり、午後は子供の用事があるので、お休みの日なのになかなか家にいることが少ないのが毎度のことでした。 でも、昨日は久しぶりにほぼ1日家で過ごすことができました。   朝、上の子供2人を保育園に連れていって、午前中は掃除したり、末っ子とだらだら遊んだり。 お昼ごはんにナスとしめじのトマトスパゲティを作って、食後に妻と末っ子の3人で近所のスーパーで買い出ししてから、またしばらくだらだらだら。 そのあと子供の用事に妻が行ってくれるとのことで、久しぶりに末っ子と二人でお留守番。 夜ご飯の準備にお米を研いで、なんとなく豚汁も食べたくなったので豚汁もつくります。 豚汁が作り終わって、たまっている録画済み映画でも見ようかなってときに末っ子がぐずりだしたので、抱っこ紐で抱えながら寝かしつけるもなかなか寝付かず。 仕方なく映画は諦めて近所の公園まで散歩しながら、前から気になっていた植栽屋さんをのぞいてみたり、久しぶりに神社でお参りしているうちに末っ子もいつのまにかスヤスヤ。。 17時の鐘が聞こえたころ家路について、ベランダに干してあった洗濯物を取り込んでいるうちに上の子達がにぎやかに帰ってきて、その声で末っ子も目を覚まします。 夜ご飯たべながら保育園のおはなしを聞いて、こどもたちとお風呂に入り、ひと遊びしてから21時に寝かしつけて、さっきの映画の続きを観ようと思ったけど、ついつい寝落ちしてしまいました。 ちなみに、ぼくは寝かしつけが本当に苦手で、携帯に目覚ましセットしたり、ずっと頭を手で支えて浮かしてみたりいろいろ試してみるものの、いつも子供たちより早く寝てしまうので、本当に困ったものです。。   そんなこんなで、ほぼなにもしなかったし、どこにもお出かけしなかったけど、なんだかとてもほっこりした1日でした。  

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