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視点をふやす。

  あるひとつのことを考えるときに、ついついすぐに答えを出してしまうことがあります。 たぶん、答えを出すことで少し安心すると思うんです。 でも、その場合、往々にして考えている視点がとても少ない場合がある気がします。 例えば、お客様から「収納たっぷりのキッチンがつくりたい」とご相談いただいたとき。 まずは「収納たっぷり確保できるように」という視点でプランを考えるのですが、その視点に加えて「全体のプロポーションはどうだろう」とか「職人さんに無駄な負担を掛けずに作りやすくするにはどのような納まりがいいのかな」とか「この割付だと材料費が無駄に多く掛からないかな」とか「現場でスムーズに取付するためにはどこにクリアランスを設けたらいいかな」など、いろいろな角度から考える視点が多いほど図面がブラッシュアップされていき、結果として完成度の高い製品が出来上がります。 でも、いざ実際に図面を引き始めると、ついつい没入して視野が狭くなりがちなんです。 たぶん、人間の脳のクセみたいなものもたくさん影響していると思います。 では、どうすれば考える視点を増やせるかというと、一人でできる方法として時間による空白をうまく活用する方法があると思います。 例えば、没入していっきに書き上げた図面をそのまま提出するのではなく、意図的に一旦時間をかけて寝かせてみる。 そうすると、没入してフル回転していた脳がクールダウンした時に、考える視点がリセットされるので、また新たな気付きが得られることがあります。 また、もし近くに同僚がいたら、同僚に見てもらうという方法もあります。 他人の視点を借りながら、考える視点を増やすことで、時間をかけずに気付きが得られたりします。 ほかにも考える視点を増やすためのいろいろな方法があると思いますが、じつは一番大切ことは「考え続ける」ことなのかなって、個人的には思います。 考え続けるということは、つまりすぐに答えを出さないことです。 人間の脳って、けっこうさぼり癖がある気がして、すぐに答えを出すことで安心したくなる傾向があると思うことがあって。脳科学者ではないので全然よく分からないけど。。 そこを意識してブレーキをかけながらすぐに答えを出さないようにすると、自然と考え続ける必要に迫られます。 少ない視点で考え続けると、当然すぐに行き詰まるので、気分を変えてほかの角度から考えたらどうかなぁというように思い始めます。 そんな感じで、だんだん視点が増えていく。 まったく個人的な経験によるものなので、的外れも甚だしい気もしますが、、モノづくりだけではなく、交渉ごとや人との関わり方など、いろいろな場面でも使える気がします。 廣田 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて  

センサー水栓。 | いろいろ

センサー水栓。

コロナ禍以降でしょうか。 タッチ水栓やタッチレス水栓が家庭でも採用されることが増えてきました。 名前の通り、タッチ水栓はセンサーのある箇所に触れると、吐水されます。 タッチレス水栓はセンサー付近に手をかざすと吐水される仕組み。 キッチンで生肉や生魚を調理する場合にこそ、水栓を使うシーンが多いかと思いますので 水栓器具を触らずに湯水の吐水ができるのはとても便利で、なにより衛生的です。 センサー水栓のちょっとしたウィークポイントは 意図せずセンサーに触れてしまうと、吐水させる気がなくても、吐水されてしまうところ。 洋服の袖が濡れてしまったり、ということもあるようです。 センサー付き水栓、 海外メーカーですと、デルタ社やコーラー社の製品を、 国産メーカーの場合だとリクシルやKVKの製品をご提案することが多いでしょうか。 個人的に見た目は海外製品に軍配があがるのですが、 国産はメンテナンスや供給体制にどこか安心感があります。 先日、老舗国内水栓メーカーのKVKの方に商品をご案内いただきました。 KVKさんのセンサー水栓は誤作動がとても少ないそうです。 デザインされた水栓は海外製のイメージがありますが(blog) 国内の老舗水栓メーカーさんも、よりデザインにこだわって商品を開発されておられます。 (blog) 各社メーカーさまのおかげで、 より使い手のご要望にあう水栓をお選びいただけている気がします。 高橋 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて

あたたかな時間。 | いろいろ

あたたかな時間。

ベイシスの家具は協業していただいている工場で形づくられます。 大きな会社だと仕様を決めていることも多く、 使う金物なども限定されることも往々にしてあるかと思います。 ベイシスではお客様のご要望にあった形で設計しますので ご要望にベストと思われる、新しい金物も時に登場します。 その際には検討を重ねるわけですが、 工場の方も都度、試行錯誤してくださるわけで、 都度、電話やラインなどの画像や音声で製作中の家具の相談をしています。 今日も朝から、宇塚に工場から電話があり、考える。 検討したことを工場の方に伝える、また工場サイドで検討して。 そんなやりとりの繰り返しを側で聞きながら 発注図面を書いた私もドキドキしたりホッとしたり。 納品させていただく家具自体に決して見えるものではないけれど 大袈裟かもしれませんが、一つ一つの家具に、丁寧に作られた、見えないストーリーがあります。 それがなにか、佇まいとしてでてくれるような気がしたり。(願望でしょうか) 今回の家具も無事製作され、お客様のもとへお届けを待つのみ。 空間にぴったり馴染み、暮らしにすっと馴染む名脇役になりますように。 宇塚と工場の方、ともにレゲエ好きでクールでいて熱いのです。 慌ただしい中で、なんといいますか、作り手に感謝で温かい気持ちになった時間でした。 高橋 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて  

ハイカロリーバーナー。 | いろいろ

ハイカロリーバーナー。

先日のブログで家庭用のビルトインコンロで最大級の高火力は4,510kcal/h を使用できるガスコンロ。 通常のガスコンロの火力より1.25倍の火力がありますので 強火力で炒飯や炒め物が一気に仕上がり、美味しく仕上げることができます。 と、お伝えしました。 コンロのサイズは違いますが、ハイカロリーバーナーなる商品もあります。 こちらの最大級の高火力は5,160kcal/h 相当。 デリシアグリレやプラスドゥコンロよりも高い火力で通常のコンロの2倍の火力となります。 ビルトインタイプのハイカロリーバーナーに ドイツのハイエンド機器メーカー GAGGENAU(ガゲナウ)社の商品があります。 車に例えると、超高級車はドアを閉める時の重厚感が違うと耳にしたことがありますが キッチンの機器も例えるならそういう感じでしょうか。 細かな部材にもこだわりが詰まっているので、価格もそれなりの価格になります。 お伝えの表現が難しいですが、富裕層の方だけが使うものではないはずで、 お料理にこだわったり楽しまれる方こそ、良さがわかるのだろうと思います。 機器の価格はそれなりにしますが、使い手のバランスで、 使い手が必要とする機能を組み込んでオリジナルが作れる、 自由にカスタマイズできるのがオーダーの良さだと思います。 例えば、とてもコンパクトなキッチンに、コンパクトなシンク。グリルはハイカロリーバーナー。 そんな自由さもオーダーだとすごく身近にあると思います。 高橋 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて  

造作建具のすすめ。 | いろいろ

造作建具のすすめ。

  仕事を通じてこれまでいろいろな住宅を見てきたなかで、心地よくて質の高い空間をつくるコツみたいなモノを探したりするのですが、そのひとつは間違いなくドアや引戸などの「建具」だと思います。 基本的に、建具はメーカーなどの既製品と、空間に合わせてゼロから製作する造作建具の2種類あります。 特に既製品建具はひと昔前に比べてデザインやクオリティがとても上がっていて、コスト面も考えると、大多数の住宅は既製品建具を採用されていると思います。 その反面、造作建具はコストもあがるし、既製品に比べてアフターメンテナンス面でも予測しにくい部分があるので、なかなか採用されにくい。 でもね、既製品建具で構成された空間と、造作建具で構成された空間とでは、佇まいが全く変わるんです。 表情豊かな面材はもちろんのこと、手掛けの形状や建具枠と壁との繊細な納まりなど。 たとえ、とてもシンプルなデザインの建具でも、ひとつひとつの細やかなディテールの積み重ねが、間違いなく「空間の違い」を生み出している気がします。 それは目に見えるわかりやすい違いというより、五感で感じることで初めて感じる類いの違いだと思います。 これから新たな住まいを考える方で、より良い空間作りを目指すのであれば、ぜひ造作建具をオススメします。 *こんな話をしておいてなんですが、Basisでは造作建具をお受けしておりません。 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて  

デリシアグリレとプラスドゥコンロ。 | いろいろ

デリシアグリレとプラスドゥコンロ。

毎日暑いのでIHで涼しく調理も憧れますが、 ビールのCMを見ていると、高火力で炒めた中華を汗をかきつつ、頬張り、ビールをプハーっと。 これはこれで、夏らしい!と感じてしまいます。   家庭用のビルトインコンロで最大級の高火力は4,510kcal/h を使用できるガスコンロ。 通常のガスコンロの火力より1.25倍の火力がありますので 強火力で炒飯や炒め物が一気に仕上がり、美味しく仕上げることができます。 国内メーカーで高火力対応の2機種 リンナイの(デリシアグリレ)とノーリツの(プラスドゥコンロ)、 長らく人気のあるこの2機種を比較してみようと思います。 まずは(見た目) グリレ:シャープな印象を持たせたフラットな天板ですっきりした印象。 プラスドゥ:海外製コンロのような全面五徳に天板トップ点火つまみでインダストリアル感もあります。   (トップ) グリレ:アルミ表面温度が上がりにくいアルミを採用。耐久性に優れています。      熱伝導性が高いため、局所的な高温部が生じにくく汚れのこびり付きも抑え、      汚れが焦げつきにくいので、サッと拭くだけでキレイを保てます。 プラスドゥ:ステンレスなのでクリームクレンザーなどを使ってガシガシ掃除可能な一方で掃除に伴う      細かな傷が蓄積されることにより、少なからず経年変化がある。      (バーナー周囲がうっすら茶色くなる場合も使い方によってあるそうです。) →どちらもトップの割れを気にせずワイルドに使える印象です。  経年変化は味と捉えられるかは使う方次第ではあります。 (五徳) グリレ:鋳物製 3つの五徳が1つの大きな面となるようにデザインされています。 プラスドゥ:鋳物製の全面五徳、五徳は3つに分かれます。 →どちらも鍋ふり・鍋ずらしをすることができます。  全体五徳のプラスドゥの方が端までバランスよく置けそうです。 (フェイス) グリレ:ステンレス WEB限定でダークグレー・ブラックのカラーもあります。 プラスドゥ:ステンレス (グリル庫内寸法) グリレ:W265×D332×H67mm プラスドゥ:W222×D320×H60mm (高火力部分) グリレ :左側タイプ・右側タイプとあります。 プラスドゥ:左側のみ。 (サイズ) 2機種ともワークトップの部分は75㎝ (その他1) グリレ:ココット、トースト・ピザプレートはオプション プラスドゥ:専用のダッチオーブンが付属 (その他2) プラスドゥにはスマホと連動して自動調理ができる機能が搭載させています。     何をポイントにされるかは使われる方次第。 空間の雰囲気や、キッチンの雰囲気に合わせて選んでいただいています。 高橋 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて

塗装色の選び方。 | いろいろ

塗装色の選び方。

  マスタードイエロー色のエナメル塗装が映える置き家具タイプのキャビネットです。 塗装色を検討するとき、普段は「日塗工色」と呼ばれる国内の塗装基準色の中から選ぶことが多いですが、今回はお客様のイメージにあったイエロー色が日塗工色に無かったため、「PANTONE」と呼ばれるアメリカのPANTONE社が発行している世界基準の塗装色から選定しています。 日塗工色が約600色に対して、パントン色は約2300色あるため、より微妙なニュアンス色が見つかりやすいのです。 ちなみに、日塗工色は基本的にすでに調色された塗料があるので色ブレが少ない反面、PANTONE色は都度塗装職人が調色するため、作り手によっては色ブレが発生する場合があります。 また、微妙なニュアンス色ほど環境光によって大きく印象が変わるため、家具に限らずインテリアの塗装色を検討する際は、自然光が多く入る場所や、白熱球のような色温度の低い照明など、実際の環境光に照らしながら検討するのがおすすめです。       ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて

夏はIHクッキングヒーター? | いろいろ

夏はIHクッキングヒーター?

年々、夏の暑さが前のめりにやってきて、 あまりの暑さに日々の献立も、より簡単にささっと作れるレシピになってしまいます。 キッチンのコンロ、個人的にはガス調理が好みですが、 火を使うガスコンロ、夏はやはり暑いですね。。。 暑さは関係していないとは思いますが、 ここ直近のお打ち合わせ中の方はIHを選ばれる方が偶発的に多い気もします。 IHのメリットはなんといっても火を使わない安全性。 そして、ヒーターの表面がフラットなため、 日々のお手入れもささっと拭くだけでとても簡単。 高火力なので、ガスよりお湯を沸かすのもより早く、スピーディーにお料理ができ、 温度も一定に保てるので、煮込み料理も安心です。 IHクッキングヒーターを出されている国内メーカーはパナソニック、三菱、日立がほぼ独占されています。 ご要望によりますが、グリルありの場合、Basisでは国内メーカーの場合では 日立のIHを提案させていただく機会が多いかもしれません。 見た目がブラックですっきりした印象で、価格も抑えられるところも魅力的。 以前、お客様が検討される際、 今まで使われていたIHだと、下のグリル部分がとても熱くなるので心配だ、と言われたことがあり、 お調べしたところ、以前のグリルドアの外側はいずれのメーカーも100度以上になっていました。 各社対応をされていて、防熱グリルドアなどのオプションもあります。 日立の場合は温度低減ドアがほとんどの機種に標準採用され、56度から48度に抑えられているとのこと。 IHは安全性は高いものの、小さなお子様や、視力の弱い方がご家族におられる場合 そのあたりもとても大切なポイントだと、改めてお客様のご意見から学ばせてただきました。   クーラーは必須ですが、クーラーで身体の中は冷えていて。。。 毎日のキッチンで、ご自愛になるレシピを選んで、元気に7月を乗り切りたいものです。 高橋 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて

すてきな循環。 | いろいろ

すてきな循環。

「皮ってサステナブル」のブログを読みながら、 昨今、特にファッション業界では 毛皮や皮などはあまりよくない風潮があるような気もしていましたが 昔から使われてきたものって、本来は循環しているもののはずだと改めて感じました。 江戸時代は究極のサステナブル社会だったと耳にしたことがあります。 5R(リデュース、リユース、リサイクル、リペア、リターン)が当たり前だったと。 職人たちは、100年も200年も持つ道具や建築物を作ることを誇りにしていて、 1度使ったら終わりではなく、形を変えながら、何百年も使用できるように考えていたそうです。 サステナブル繋がりで思い返したことが、キリムのこと。 インテリアアイテムとして、人気のあるラグですが、 キリムの材料はウール。ラグに使われるウールって、洗うと若干のケモノ臭がします。 ウールのセーターは着ていてもそのような臭いはしないと思います。 その違いは素材(羊)の扱われ方の違いだそう。 セーターのウールはセーター用に羊の毛を刈って、洗って。その羊はまた毛を蓄える。 ラグに使われる多くのウールは、イスラム系ではラマダンが終わった後、 皆はらぺこで、一斉に羊を食べる。 まず、肉を、→そして残った皮をつかう、→そして最後に残った毛をつかう。 そういう流れなので、匂いが違うという逸話を以前、キリムの専門家に教えていただいたことがあります。 ものづくりは、そもそも、生活に即して、無駄がないよう出来上がってきた気がします。 世界がつながるほど、大量生産・大量消費が主流になり、 恩恵は受けていますが、今でもひとつひとつ、丁寧に、そんな手しごとに魅力を感じます。 贅沢と錯覚されがちなオーダー家具やオーダーキッチン、 丁寧につくられたものは、手をかけたくなり、より、長く使えますし移設もできます。 良い循環がそこにはきっとあると思います。 高橋 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて

実は、革ってサステナブル。 | いろいろ

実は、革ってサステナブル。

  インテリア業界では、主にソファや椅子、また家具の天板などにも使われることのある本革。 先日レザーメーカーにサンプル確認のため訪れた際、ちょっとビックリしたお話をお聞きしたんです。 洋服や小物、家具などの製品に使用される本革は、あくまで食肉用などの動物からお肉をいただくときに出る皮を活用してつくられていて、決して革製品のためだけに動物の命をいただくことはないとのことです。 近年、動物保護や環境保全の観点からアパレル業界を中心に脱レザー化が進んでいて、メディアでも耳にする機会が多いので、食肉用だけではなく、革製品用にも動物が飼育されているイメージをもっていたのですが、どうやらそれは誤解らしい。 脱レザーの流れによる革の消費が減っても、食肉用の動物から出る皮の量は変わらないので、結局廃棄・焼却されることによって大量の二酸化炭素が排出されるとのことです。 日本皮革産業連合会が主導で展開されている「Thinking Leather Action」のホームページに詳しい情報が掲載されているので、ご興味ある方はぜひ。 Thinking Leather Action https://tla.jlia.or.jp/ 廣田 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて

家具感≠設備感。 | いろいろ

家具感≠設備感。

日付が変わる直前の時間、 NHKのEテレで「2355」という5分番組をしばしば見ています。 「明日が来るのをお知らせします。」という言葉で、今日をそろそろ終えられる感じが好きで 細野晴臣さんや小泉今日子さんの声にほっこりします。 その番組を見ようとテレビをつけると、前の番組、フランス語会話が流れていました。 料理をする場面だったので、フランスのお家のキッチンに注視してみてみると、 そこに写っていたキッチンはなんとも味があり、あたたかみがあり、素敵。 シンクやコンロがなければ、普通に木の家具そのもの!! だからこそ、インテリアに馴染み、そのお家ならではな空間に仕上がっているなぁと。   木製の吊戸棚に、木製の天板(カウンター)。木製のスパイス棚。 経年変化で変色していたり、傷もたくさんあったり。 その時間の流れが良い雰囲気を醸し出していました。   現代の日本のキッチンは設備機器といいますか、住設感があるものが多い気がします。 引き出しのレールや素材も選ぶものにより、見た目の印象も変わります。 海外のように、決して華美ではないけれど、自分にフィットした空間が増えていくと、 個性がでて生活がより楽しくなりそうな気がします。   Basisのオーダーキッチンの場合、木天板もお選びいただけます。 木天板もデザインにより随分印象も変わるのが、 下記2枚の画像からも、お感じいただけるかと思います。 こんな空間が良いなぁと思いつつ、どこに頼んでよいのやら、お困りの方も多いかと思います。 お気に入りの空間の雑誌の切り抜きや画像をお持ちいただければ それに合わせたご案内をさせていただけますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。 高橋 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて

表情豊かな突板たち。 | いろいろ

表情豊かな突板たち。

  Basisがいつもよく使うホワイトオークやウォールナットなどの天然木突板は、基本的に協力工場のある旭川にある突板工場で製品ごとに作っております。 旭川は北海道産をはじめ、木材の流通量が多く、良質な天然木が本州に比べて比較的お手頃価格で手に入りやすいのが特徴です。 ちなみに、突板の価格は建築資材の中でも変動幅が大きく、基本的に需要と供給のバランスで価格が変動します。 例えば、10年以上前まではタモ材という家具で良く採用されていた樹種は、供給量が安定したため、比較的価格がこなれていましたが、主にロシアから輸入していたため、最近のロシア情勢以降、供給量が不安定になるにつれ価格も高騰しています。 最近だと以前から価格の高いウォールナット材が、需給バランスに合わせてさらに単価が上がってきているとのことです。     ただ、普段あまり見かけないような希少性の高い天然木や、特殊な塗装を施している突板を探す場合は、旭川ではなく、希少価値の高い突板専門のメーカーに相談して進めていきます。 大阪に拠点を構える安多化粧合板さんは、そんな特徴的な突板を扱う代表的なメーカー。 国内だけではなく、海外を飛び回りながら、様々な希少価値の高い突板を提案されています。 以前、都内にあるショールームでたくさんの樹種を見せていただきましたが、どれも見たことも聞いたこともないような樹種ばかりで、名前はほとんど覚えられませんでした。 ちなみに、樹種の名前のことでオモシロネタを一つ。 たとえば、みなさまよくご存知の樹種にブラックウォールナットというものがありますが、なんで「ブラック」なのかというと、単純に「ブラック」と付けた方が高級に見えるから、とのことです。 以前から「樹種の名前って適用なんだよ〜」って聞いてましたが、どうやら本当に適当みたいです(笑)。 安多化粧合板 https://veneer.co.jp/ ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて  

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