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広がってゆく。 | いろいろ

広がってゆく。

いろんなタイプの美術館が多いこと。 東京の好きなところのひとつです。 美術館は当然のことながら、展示物を引き立たせるための内装が多いかと思いますが、 美術館建築は著名な建築家の方々がデザインされていることが多く、 スケール感や存在感を感じるところ、存在感を感じさせないところ、 なんとも塩梅が素晴らしいなぁといつも感心します。   先日うかがった美術館内で、コンクリートとガラスやスチールの無機質な空間に ガラス製の腰壁の笠木部分のみが明るめな色の木製という空間がありました。 有機的な木が入ることで空間が優しくなるといいますか、 凛とした空間の中にほっと呼吸しやすい?ニュアンスがでている気がしました。   美術館とお家は別物ですが、 インテリアのバランス。 木をポイント使いにするか、木をたっぷりな空間にするか、木は使わずに無機質な空間にするか。 住まう人それぞれの空間。 やはりインテリアって無限に世界がひろがります。 インスタレーションはからだ全体で感じるから疲れるよねーと来場者のどなたかが言っていてるのを耳にして、 確かに。。と心でうなずく。   高橋  

ちょっとしたことで。 | いろいろ

ちょっとしたことで。

冷蔵庫の上、何か置かれていますか? ビルトインで最初から収納計画をしていないと、必ずといっても過言ではないほどに できてしまう天井と冷蔵庫の間の微妙な空間。 ディスプレイするにしてもなんともなぁ…なスペース。 気づけば置き場に困ったキッチンものを置かれているお家も多いかもしれません。 マンションでも戸建てでも、 冷蔵庫を区切る為に袖壁を設けてある間取りもよく目にします。 冷蔵庫の側面が見えなくなりすっきりする一方で、カップボードとの流れは壁により分断されてしまいます。 袖壁自体もカップボードと冷蔵庫上収納と一緒に揃えてあげると、空間に一体感が生まれて 冷蔵庫の大きすぎる存在感もなんだか急に薄れてくる気がします。 ちょっとしたことですが、 ちょっとしたことで雰囲気って案外変わると思います。 ショールームのカップボードに鎮座しているリュウビンタイ。 新芽がいつのまにか生まれていました。 今週は特に冷え込んでいますが、少しずつ春が近づいていて、なんだか嬉しくなります。 高橋

天然木オーダーキッチン

オーダーキッチンという嗜好。

  「つねづねその物事を好んで親しむことや、それぞれの人の好み。」 それが嗜好です。 キッチンは、住宅業界でいうと、お風呂やトイレと同じ住設機器というカテゴリーに分類されます。 生活する上でキッチンは無いと困るもの。 住まいの機能のひとつです。 最近のシステムキッチンは本当に良く考えられていて、同じキッチンメーカーという立場から見ても、よほどのこだわりがなければシステムキッチンで十分ご満足いただけるのではないかと思います。 また、お部屋の間取り的にシステムキッチンがハマらない場合は、セミオーダーシステムなどをうまく活用したり、造作カウンターを組み合わせたりすることで、コストを抑えることもできます。 それでも、シムテムキッチンではなく、手間もコストも掛かるオーダーキッチンを選ぶ理由って、やっぱりこだわりたいからなのかなぁって思います。 オーダーキッチンは機能ではなく、嗜好に近いもの。 だからこそ、予算の範囲内でとことんこだわって欲しいし、理想を実現するためにぼくたちも全力で一緒に考えていきたいと思います。 廣田

瞬間。 | いろいろ

瞬間。

緩やかな上り坂の途中にベイシスのショールームはあります。 道すがら、道と空が重なり合うようなポイントがあり なんだか空へ向かって歩いていくような、毎朝気持ちの良い瞬間があります。   お家の中でも季節の移ろいとともに、 ふと、いつもの風景が陽の差し込み方ひとつで違ってみえるような、 はっとしたり、心地のよい瞬間がそれぞれにあると思います。 先日、映画 PERFECT DAYSをようやく観たもので、なおのこと、そんなことを考えてしまいます。 自分の居場所に必要なかたちを自分なりにイメージして、それをかたちづくっていく。 ネットでどんなものでも見られる便利な世界ですが やぱり百聞は一見にしかず。 画像ではない、実際のものが醸し出す雰囲気を五感で感じるって本当に大切だなぁと感じます。 いろんな選択肢があるからこそ、まずは触れてみて、気持ちが動くものを選んでいただくことが より心地よい瞬間につながる気がします。 Basisはオーダーメイドのキッチンと家具の会社ですから、 こちらです!という商品があるわけではありませんが つくりかた、佇まいなど、きっと感じていただけるかと思います。 どうぞお気軽にショールームへお越しください。 ご予約はこちらから。 先日、美術館で須田悦弘さんの作品を観ることができました。 こちらは見れば見るほど、本物のようで自分の目を疑いたくなるような木の彫刻。 本物だけど、本物ではない。 作品の素晴らしさとともに、木の可能性を感じずにはいられない時間でした。 高橋

個性的≠ユニーク | いろいろ

個性的≠ユニーク

  糸井重里さん主催の「ほぼ日刊イトイ新聞」を見るのが好きで、その中で最近糸井さんがとてもオススメされていた「はずれ者が進化をつくる」という本を読んでいます。 農学博士の稲垣栄洋先生による著書で、植物の視点から生き物の進化の秘密に迫るような内容なんですが、これがめちゃめちゃ面白いんです。 例えば、タンポポについて。 タンポポの花の色は全て黄色ですが、それはタンポポの花粉を運んでくれるアブの仲間が黄色い花が好きだからとのこと。 逆に大きさや葉っぱの形がバラバラなのは、育つ環境によって変わる必要があるから。 植物の世界では、「個性」は生き残るために作り出した戦略で、大きさや形がバラバラなのは、それぞれそこに意味があるからとのこと。 逆に、タンポポの花の色みたいに、生き残るためのベストな答えがでていることは、そこで進化が止まる。 そう考えると、例えば椅子には4本脚もあれば3本脚、1本脚などいろいろな形があるのは、ある意味椅子にとってベストな脚の数の答えがまだでていないっていうことになるのかなぁ、なんて思ったりします。 もしくはキッチンや家具の世界ですでにベストな答えがでていることってなんだろう、とか。 また、「個性」はみんな生まれながらにして持つもので、もうそれだけで十分個性的。 よく、個性的と聞くと奇抜なファッションや型破りな行動など、みんなと変わったことをすることイメージがあるけど、たぶんそれは「個性的」ではなく「ユニーク」で、ほんとうは生まれながらにしてすでに個性的なので、変わったことをすること(ユニーク)が「個性的」ではないみたいです。 ん〜。めちゃめちゃ奥が深すぎます。。 他にも、「ふつう」についてや「らしさ」についてなど、植物の視点からとてもわかりやすい内容で書かれていて、仕事や子育てなど身の回りのいろいろなことにすごく参考になる気がします。 小学生でも読みやすい文章で、お子様にもとてもおすすめな本です。 稲垣栄洋著「はずれ者が進化をつくる」   廣田

コンロ。 | いろいろ

コンロ。

親族の畑に私のレモンの木があるのですが、今年は豊作で、帰省時にたくさんレモンを持ち帰ってきました。 レモン酢、蜂蜜レモンをつくり、お次はレモンカードとレモンジャムを。 ジャムはコトコトと炊いて、 レモンカードは湯煎をしながらポッテリとなるタイミングをみながら、ゆっくりと混ぜて。   我が家はガスコンロを使っていますが、 湯煎のお湯が急に熱くなってきたり、目をはなした隙にジャムが煮詰まりそうになったり。 こんな時、IHは温度管理に長けているのでIHの方が便利かなぁと考えたり。 キッチンのプラン時、 ガスとIH、どちらにされるか問題。   ガスはやはり火力が魅力。中華鍋などお鍋を振る調理をされたい時にも 火力がおちませんし、火加減が目に見えるというのは、やはり調理しやすいです。 デメリットとしては、お鍋を吹きこぼして、五徳が焦げついたり、油飛びなど、 普段こまめなお掃除が必要になります。   一方IHは煮込み料理など、コトコト系にとても便利ですし、 なんといってもお掃除が楽、火がないので安全性は高く、安心感があります。     昨今ではIHとガスが一体になっているハイブリッドコンロがあったり、 ガスとIHを組み合わせられる製品もありますので、両方のいいとこどりもできるようになりました。   今はガスが良いけれど、将来的にはIHで安全性をとりたいとお考えの方も プラン時に、将来的に器具交換が容易にできるように電源をとっておいたり、 組み合わせ型なら2つはガス、将来は1つはガス、もう一つはIHというふうに変更することも可能です。 ガスとIHの検討の際、 日本ならではの魚焼きグリル、つける?つけない問題もあったり レンジフードと連動させたいか?させる必要はないのか、それによっても選ぶ機器が変わってまいります。   ライフスタイルを伺いながら、オーダーキッチンならではな、ぴったりな機器をお選びいただければと思います。 (高橋)

光。 | いろいろ

光。

2025年がはじまりました。 今年はどんな ひと・こと・もの・けしき、に出会えるのでしょう。 とても楽しみです。   先日、庭園美術館のインフォメーションがふと目にとまり、 その足でふらっと美術館へお邪魔しました。 庭園美術館は皇族朝香宮家の自邸として建てられ、 ラリックなどアールデコ様式の著名なデザイナーが内装に起用されています。 今のデザインには見られない装飾の絢爛豪華さ、優美さに行くたびに感嘆の声がでてしまいます。 個人的には、内装も気になるは、展示物も気になるは、情報量が多くなってしまう美術館です笑。   インタビュー動画でガラス作家 三嶋りつ惠さんのコメントのひとつ。 ベネツィアの職人さんにイメージをどう伝えてつくるのか、との問いに 「まずは相手をリスペクトし、相手の目線の先をよむ。 そうしながらものづくりをしていると、美を目掛けて一つになる、一体になる瞬間がある。」 と。 表現者の言葉や作品から、学びや発見、共感、感動、いろいろな気持ちをいただきます。 鉄とガラス、違う表情ですが、どちらも昔から自然界にあるもので生み出されたもの。 ガラスは光を吸い込んで放つような、 鉄は冷える時に真ん中に赤い光を封じ込めるような、その対比もまた興味深かったです。 いろいろな美しいものにふれて そこでいただいたものを日々の暮らしや仕事に循環させていきたいな、と思う年の初め。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 (高橋)

2025年。 | いろいろ

2025年。

  新年あけましておめでとうございます。   Basisは今日から2025年がスタートします。   1日1日を大切に、 お客様やモノづくりの仲間たちと一緒に楽しみながら、 ひとつひとつ、丁寧につくっていきたいと思います。   今年もみなさまにとって、より良い一年となりますように。   本年もどうぞよろしくお願いいたします。   Basisスタッフ一同

オーダーキッチン

2024年。

  2024年も残すところ、あとわずかになりました。 今年は1月から新たに仲間が加わり、Basisにとってはじめて3人体制で過ごした一年でした。 女性ならではの視点で、ショールームの見せ方から提案・打合せの進め方に至るまで、Basisのひとつひとつを丁寧に見つめ直すことができて、また一歩、前に進めたのではないかと思います。 オーダーキッチンは、まだまだとても小さな世界です。 その小さな世界の中で、さらにひときわ小さなメーカーであるぼくたちだからこそ、できることがまだまだたくさん眠っている気がします。 そんな、チャレンジという名の原石を掘り起こしながら、これからもひとつひとつ丁寧に磨いていきたいと思います。 今年も一年間、大変お世話になりました。 それでは、どうぞ良いお年をお迎えください。 廣田 耕人

毎日、ずっと。 | いろいろ

毎日、ずっと。

クリスマスが終わり、街は一気にお正月モードへ。 時の流れのはやさにはいつも驚いてしまいます。 ホリデーシーズンになると 海外に住む友人家族が帰国し、しばらくの間、我が家にステイするのですが 夫婦二人暮らしの我が家、パワフルすぎる子供たちに楽しませてもらいつつ、 家が破壊されないか心配しつつ笑、賑やかな日々を過ごしていました。 住まう人の人数が変わるだけでもキッチンの使い勝手はこうも変わるものか、 欲しくなる設備も変わるなぁ、と毎度実感します。 個人的には人が集まるたびに、アイランド側にスツールを置けるスペースがあると キッチンを中心にサーブする人もされる人も、より気楽に過ごせるなぁと感じます。   住まう人の数、お子様の成長による暮らしの変化など、状況により必要なものは変わっていきます。 長い目でみると、オーダーキッチンの場合、 暮らし方の変化によりフレキシブルに対応できるのではないかと感じます。 しっかりとつくられた家具(キッチン)は長持ちしますし、少しデザインを変更できたり 細やかな対応が可能です。   価値観は人それぞれですが ものにあふれる時代だから、より自分らしくいられる存在を身近において、 愛着があるからこそ、自然と手をかけたくなる。それはとても豊かな日々だと思います。   オーダー家具やオーダーキッチンは高いと感じられている方も多いですが、 毎日使う、ずっと使う存在です。暮らし方にも変化がでて、インテリアの雰囲気もぐっと素敵になります。 そう考えるとオーダー家具やオーダーキッチンは走りはしませんが、高級車より随分お得な気がしてなりません。   高橋

ひっそりと美しく。 | いろいろ

ひっそりと美しく。

先日、外食の際に器の中をみて、心が弾みました。 飾りに添えられていた野菜、これも飾り切りなんでしょうか?? 野菜の中をくり抜いて、いろんな野菜が組み込まれ?ていて。 なんとも手の込んだ職人技に感心してしまいました。   先日、廣田もブログで紹介していたテレンス コンラン展。 私も伺いましたが、印象に残るコンラン氏の言葉がいくつもありました。 そのひとつに、   「絶対になくてはならないというわけではないけど、私の人生の質を高めてくれるものなんだ。 心がときめいて、気持ちを高めてくれるものだからね。」   きっと気づかれないような、とてもニッチな、マニアックなポイントに 現場で取付してくださる職人さんとアイデアを出し合いながら、より美しくおさめられるように。 今までになかった部材を試行錯誤している社内。なんだかワクワクします。 コンラン氏の言葉にも通じるような。   キッチンやカップボード、家具を通して だれかの生活の中にひっそり美しく、実は寄り添えている、そんな仕事を目指していきたいなぁと思います。 高橋

オーダーキッチン

オーダーならでは。

キッチン、カップボード、家具の打ち合わせが進む中で 扉や引出しの開け方についてお打ち合わせをする場面があります。 もし、これが既製品だったなら とくに深く考えることなく、そのままその家具を選ぶことが多いかもしれません。 プッシュタイプ? つまみやハンドルなど金物をつける? 手掛けにする、どんなデザイン?? これまでの暮らし方を踏まえ、これからの暮らしをシュミレーションしてみる。 少し立ち止まって考えること。 悩まかったり、案外楽しかったり。 そんな時間はこれからの日々の暮らしのスムースさや、愛着のあるものに囲まれるくらしにつながり 結果、ご自愛につながる贅沢な時間かもしれません。 お話を伺いながら、空間との調和や使い勝手など一緒に考えながら〜打ち合わせは進みます。 なんだかんだとある毎日、自分のお気に入りに囲まれて過ごしたいなぁと。  高橋 ごく一部ですが、使い手の数だけ、開き方もさまざまです↓

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