投稿日:2026.05.03
新しいキッチンについて。

基本的にオーダーキッチンは、「天然木をベースに機能的なキッチンにしたい」とか「セラミックと塗装でシャープな雰囲気」みたいに、お客様のリクエストやイメージに合わせてプランします。
明確な道標が見えていると、多少寄り道することがあっても、わりと目的地まで迷わずに進みやすい。
ショールームに展示するような、誰からのリクエストもないオーダーキッチンを考えるときも、お客様にご提案するときと同じように目的地までの道標が必要で、カタチを考える前にまずは拠り所になる言葉(コンセプト)を探すところから始まります。
これが、国語が大の苦手なぼくにはとっても難しい。
当たり前だけど正解なんて分かりやすいものはないし、カタチを先に決めて後から言葉をこしらえる方法もあるけど、それではとても寿命の短い製品になってしまう。
むずかしいことあれこれ考えずに、ただつくりたいものを作ればいいと思うけど、それは才能にあふれた天才だからこそ為せる技。
凡人のぼくには到底無理な離れ業です。
ということを去年の終わりぐらいからぐつぐつ頭の中で考えていて、ひとつ気になった言葉が「古典」。
長い時間を経てもなお色褪せることなく現代もあり続けるモノたちには、とても深い魅力があることに気付いてから、建築やプロダクトを中心に現地に赴いたり昔の本をひっくり返したり。
もっと時間をかけて古典のシャワーを浴び続けてみたいけど、締め切りから逆算するとそろそろ具体的なカタチを考えないと間に合わなくなるので、このあたりで言葉探しの時間は一旦終了。
Simple
Solid
Craft
Classic to Comtemporary
Pure
あまり古典とは直接関係のない言葉ばかりだけど笑、5月中に具体的なカタチを考えていこうと思います。
カタチを考える作業は、いろいろな公式を組み合わせながら数学の問題を解くみたいで、とても楽しい時間です。
廣田
