投稿日:2025.09.28
「上手い」と「良い」の違いについて。

以前製作させていただいたオーダーキッチンの納品撮影の日。
フォトグラファーの車に乗せてもらってお店まで戻る道中、久しぶりにゆっくりお話を聞く機会がありました。
いくつかのお話の中で特に印象に残ったのが、「上手い」と「良い」の違いについて。
例えば、写真の場合、技術的に素晴らしい、いわゆる「上手い」写真はたくさんあって、また練習すればある程度のレベルまでは誰にでも撮ることはできるかもしれないけど、その写真が「良い」写真かというと、必ずしもイコールではない。
反対に、カメラの使い方もよく分かっていない子供が何気なく撮った写真が、とても「良い」写真になることも多々あるみたいで、そのあたりの感覚は、写真以外の世界でもきっとあるんじゃないか、とのお話でした。
なお、良い写真は見た瞬間、心が揺れ動くものだそうです。
なんだか、すごくわかる気がします。
技術的に難しい加工がたくさん施された「上手さ」はもちろん大切ですが、それだけだとあまり心は揺れ動かないかもしれません。
見た瞬間、心が揺れ動くキッチンや家具。
テーマが壮大すぎてまだ輪郭すら掴めていないけど、長い時間をかけて目指していくには、とても本質的なテーマだと思います。
廣田
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Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。
キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。
オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。
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