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ちょと不思議なTVボード。 | オーダー家具

ちょと不思議なTVボード。

リビングのスペースを確保するために、階段室を利用してTVボードを壁に埋め込んでみました。 シンプルにナラの無垢板を組み合わせているので、TVボードとしてだけでなく、ディスプレイ棚としても活用できると思います。 ちなみに、壁に埋め込まれた箱の底面から階段室内で配線するので、リビング側はとてもスッキリします。 少し特殊なケースですが、オーダー家具ならではのカタチだと思います。

ふつう | いろいろ

ふつう

最近この本に出会って、とても勇気付けられました。 著者の深澤直人さんは、MUJIをはじめ、世界中の名だたるメーカーのデザインを手掛けられている、日本を代表するデザイナーです。20年以上前に無印良品から発表された、換気扇をモチーフにして生まれた「壁掛けCDプレイヤー」は、たぶんみんな見たことがあると思います。 Basisのオーダーキッチンやオーダー家具は、とてもシンプルなデザインが特徴です。 個人的にシンプルなモノが好きというのもあるけど、一番の理由は「シンプルなデザインは飽きることなく、空間に溶け込んで永く使い続けることができる」と信じているからです。 それでも、時々ふと「もう少し個性を足した方がいいのかな。」とか「シンプルすぎてつまらないのかな。」と不安に駆られることがあって。。その都度、「大丈夫、きっと間違っていないはず。」と何も根拠のない自信を自分でつくっては、自分自身を励ましてきました。 シンプルなデザインは「ふつう」なんです。 だからこそ、全体のプロポーションやディテール、手で触れたときの感触など、あまり気づかれないようなとても細かいことを一つ一つ丁寧に積み重ねていくことで、製品に深みがうまれ、「ふつう」が「ちょっといいふつう」になる瞬間があると思います。 この本を通じて、「ふつう」についてもっと向きあう自信がつきました。 なんだか、ものすごく嬉しかったです。

偶然に。自然に。 | いろいろ

偶然に。自然に。

「日常生活の中で偶然出会う、小さな種のような瞬間をカメラに収め、それが人々の心の中で花開くことを思うとたいへんうれしい。」ロベール・ドアノー ぼくは写真のことは全くの素人で良くわからないけど、写真に限らず「偶然に」とか「自然に」とか、作り手の意図しないところで生まれるモノは、不思議と心に直接伝わることがとても多い気がします。 プロダクトの世界でよく使われる「アノニマス」という言葉も、たぶんこれに近い感じだと思います。 意識すればするほど心から遠のいていく、本当に難しいものです。 「写真家ドアノー/音楽/パリ」https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/21_doisneau/

AV機器のためのTVボード。 | オーダー家具

AV機器のためのTVボード。

このTVボードは、音楽鑑賞や映画鑑賞が趣味のご主人からのご依頼で、たくさんのAV機器を効率よく収納するために作りました。 とにかくリモコン操作が必要な機器がたくさんあるため、ガラス面を広く取る必要がありますが、扉で細かく区切ってしまうと少し雰囲気を損なってしまうので、5枚扉のうち3枚分を一つにまとめてダウンステー仕様にしています。 収納家具は基本的に、扉の割付数が少ないほどスッキリしてモダンな印象になるため、特にTVボードは幅広の扉に対応できるダウンステー仕様が便利です。 また、天板についているスリットの入った5枚のパネルは、たくさんの機器による放熱を促すとともに、パネルを外せば複雑な配線作業を天板から行うことができるので、機器の交換にも簡単に対応することができます。 実はこのアイデアはご主人から教えていただいたのですが、たくさんの機器どうしを配線することを考えると、扉を開けて奥に手を突っ込んで作業するより、天板側から作業した方がはるかにストレスなくできそうです。

カラーコーディネートの教科書。 | いろいろ

カラーコーディネートの教科書。

コンラン監修のカラーコーディネートブック。 今まで色々なインテリアのカラーコーディネートブックを見てきましたが、この本が個人的には一番分かりやすくて良かったです。 青や赤など代表的な色についての理論的な知見から、インテリアとしての色の捉え方、ディスプレイする際のカラーバランスなどインテリアショップ経営者ならではの視点でとても分かりやすく書かれています。 また、各テキストと共に掲載されているイメージ写真がどれも飾りすぎず日常風景を切り取った感じで、インテリアを熟知されたコンランならではの世界観を感じ取ることができます。 一般的なインテリア情報誌は、撮影用にディスプレイが綿密に作り込まれているため、少しリアリティに欠ける感じがあるのですが、この本に掲載されているインテリアはどれも日常に近い雰囲気が感じられるので、カラーコーディネートだけでなく、インテリアのディスプレイの参考にもオススメな一冊です。

TVボードからリビングボードへ。 | オーダー家具

TVボードからリビングボードへ。

BasisオリジナルTVボードに、別注で内引出しを追加しました。 DVDソフトだけでなく、文房具や書類などリビングで置き場に困ってしまういろいろな小物も効率よく収納したいとのご要望から、右上の引出を浅くして内引出を追加しています。 もともとDVDソフトサイズに合わせた深さの引出しを2つに分割しているため、特に内引出しはとても浅くなりますが、かえってこれぐらいの深さの方が文房具や書類を仕舞うのにとてもちょうど良さそうです。 10年ぐらい前までは、TVボードにCDやらDVDをたくさん収納するケースが多かったけど、今は音楽も映像もネット配信がスタンダードです。 ハードディスク内蔵型TVもどんどん増えているなか、TVボードも「AV機器周辺のために収納」というよりは「リビング全体の収納」が求められるようになって、いつしか呼び名も「TVボード」から「リビングボード」みたいな感じに変わっていくのかもしれません。

東京都現代美術館。 | いろいろ

東京都現代美術館。

すごく久しぶりに東京都現代美術館に行ってきました。そういえば、一昨年の春にリニューアルしてから初めての訪問です。 主にシナベニヤで製作された施設内の什器は、ブルーボトルコーヒーなどで有名な建築家・長坂常さんによるデザイン。 シナベニヤどうしを1mm〜1.5mm程度空かして貼るだけで、なんというか、全体の雰囲気がとても上質な感じに仕上がっています。 気にしないと見過ごしてしまいそうな、とても小さなこだわりだけど、シンプルなデザインには、このようなディテールがすごく効果的だと思います。 今回もとても良い勉強になりました。

シンプルなベンチシート。 | オーダー家具

シンプルなベンチシート。

  シンプルで便利なベンチシートを、住宅のダイニングルームにつくりました。 お客様からは、「子供の友達がたくさん遊びにきてもしっかり座れて食事できるように、ファミレスにあるようなベンチシートが欲しい。」とのリクエスト。 ただ、住宅のダイニングルームにファミレスにあるような足元が箱型のベンチシートを置くと、とてものっぺりした印象になるので、足元はシンプルに厚めの板を下駄のように組むことで、コストを抑えつつなるべく軽やかに見えるようにしてみました。 また、コーナーをアール形状にしているのもポイント。部分的に曲線を使うだけで、ゆったりとした雰囲気になります。それに、直角に比べてコーナーに座りやすくなるのも良いところです。 張地は、汚れに強いビニールレザーをセレクト。ベンチシートの場合、ソファのようにカバーを取り外すことが難しいため、特に小さなお子様がいらっしゃる場合は、ファブリックよりもビニールレザーの方が良いと思います。特に最近は、ファブリックのような質感のビニールレザーがとても増えたので、とても選びやすくなった気がします。

Product=Basis×You | Basisについて

Product=Basis×You

ぼくたちが提案するオーダーキッチンやオーダー家具は、お客様の個性や想いをもとに、Basisらしいシンプルなデザインを掛け合わせることで生まれます。 数式で表すなら、こんなカンジ。P(Product)=B(Basis)×Y(You) ポイントは、足し算ではなく、掛け算であること。つまり、僕たちBasisのモノづくりとお客様の想いを掛け合わせることで、想像以上のオーダーキッチンやオーダー家具をつくることができるのかなって思います。 だから、より良い製品をお届けするためには、 B→もっともっとたくさん勉強して、Basisの提案力を高めていく。Y→お客様自身が気づいていないかもしれない、深いところにある想いや個性を少しでもたくさん見つけられるよう、もっともっと丁寧にお話を伺う。 この2つのことがとても大切なのかなって。 最近ふとしたとき、そんなことをよく考えています。

引戸の見せ方。 | オーダー家具

引戸の見せ方。

  ナラ材とマットホワイトのツートーンカラーによる、3枚引戸のキャビネットです。 引戸の良いところは、開き扉と異なり、開けっ放しでも通路の邪魔にならないところ。特にダイニングテーブルの近くに収納が欲しいときは、椅子の邪魔にならずにモノを出し入れしやすいので、引戸タイプのキャビネットがオススメです。 その反面、デメリットというわけでもありませんが、引戸という構造上、戸が前後するので前面がキレイに揃わないのが、少しもどかしいところです。 そこで、今回は「面が揃わない」という弱点を利用して、外枠をさらに前に出しながら傾斜をつけたり、反対に引手は掘り込むなど、うるさく感じられない範囲で全体に凹凸感をつけてみました。 最近はすっかり扉がメインになっていますが、引戸はとても使い勝手が良いので、これからも引戸の可能性を探っていきたいと思います。

子供たちが集うためのローテーブル | オーダー家具

子供たちが集うためのローテーブル

「お子様のお友達が遊びにきた時に、たくさん座れように。」とのオーダーから製作した、2つのパーツの組み合わせによるローテーブルです。 カタチがシンプルな分、インテリアの要素を取り入れながら、ツートーンカラーで少しアクセントをつけてみました。 コの字型は、天然木突板をベースに、フローリングの色に合わせて着色塗装。 L型はTVボードのブラックを基準に、汚れや傷が目立ちにくいようにブラックよりワントーン明るいダークグレー色のメラミン化粧板を採用。傷に強いメラミンなので、お子様がテーブルの上でガシガシおもちゃで遊んでも大丈夫です。 L字に組み合わせてもいいし、横一列で長く使うのもよし。部屋を広く使いたいときは、ぴったり重ねてコンパクトに。 シンプルなデザインなので、積み木のように、いろいろなレイアウトが楽しめると思います。

2021年。 | いろいろ

2021年。

あけましておめでとうございます。 みなさま、年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。 我が家の今年の正月は、夫婦お互いの実家にも帰省せず、毎日近くの公園で子供たちとたくさん遊び、たくさんご飯を食べて、たくさん寝て。糸井重里さんの名コピー「くうねるあそぶ。」を体現したような日々でした。そういえば、今年はとても凧揚げをしている人が多かった気がします。 空いた時間に、いままでパソコンにストックしていたキッチンや家具の参考画像を整理していたところ、不思議なもので、同じ写真を何度も見ているはずなのに、それぞれまた新しい発見があるんです。 小説や映画と同じように、キッチンや家具も、名作はたくさんのことを教えてくれて、たくさんのことを問いかけてくれます。 おかげで、あらためてデザインとゆっくり向き合うことができ、これからの提案に生かしていきたいと思います。 それでは、本年もどうぞよろしくお願い申しげます。

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