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まず目にはいるところ。 | いろいろ

まず目にはいるところ。

キッチンのカウンタートップ。(ワークトップ、カウンター、天板とも呼んだりします) 機能はもちろんのこと、とても大切ですが、 扉材と合わせて、インテリアとしても大きなポイントになる素材です。 また、調理中は引出しなどの扉材よりも目にする場所になりますので、 お好みのお皿や調理道具がより引き立つような、 お好みの雰囲気にあう素材をお選びいただくことで、 キッチンに立つたびに自然と癒されたり、たのしい気持ちになれるような? ファクターにもなりえるワークトップ。   カウンター材としてご提案させていただく素材には、 ステンレス、人工大理石、メラミン化粧板、クオーツ、セラミック、天然石、タイル、木、 モルタル、モルタル調などさまざまな素材があります。   ステンレスや人工大理石は長きにわたり多用されていますが、 昨今ではクオーツカウンター、セラミックカウンターもとても人気があります。   素材それぞれに、いろいろなメーカーさんがいらっしゃって、各社それぞれの特徴があります。 例えば、熱や傷、汚れに強いセラミック天板の場合、 デクトン、ラミナム、ネオリス、そして、マラッツィなど。 サイズや厚みなどの違いもありますが、大きな違いとなるのはカラーや柄でしょうか。 Basisは大きなキッチンメーカーと違い、メーカーの縛りがありませんので ご要望とお家全体の雰囲気にあう素材をご提案できるよう、都度、チェックしています。 セラミックはカウンタートップだけでなく、パネルとしても、 壁面の仕上げとしてもお使いいただけます。 ミニマムでマニッシュなキッチンにはマットなセラミックを。 画像ではわかりづらいですが、少し唐突があり、マットな中にも表情があります。 手前のシンクカウンターはステンレスです。   Basisショールームでも天板サンプルをたくさんご用意して、 色々な仕上げサンプルとともにパズルのように、合わせていただいています。   大きなサイズでなければ雰囲気が掴みづらい柄の場合には、 百聞は一見にしかずということで、各社ショールームにてご確認いただいています。 同じメーカーでもグレードによって、価格差がありますので、 ご予算バランス・デザインバランスを考えながら。 高橋 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて  

ものさし。 | Basisについて

ものさし。

先日、大型量販店系の家具屋さん、大手メーカーさんの家具などを見ていまして、 昨今の物価上昇の影響もあるのか、メンテナンス性や価格設定などを考えてでしょうか、 プリントの化粧合板を用いた家具が多い印象を受けました。   Basisでもプリント化粧合板はもちろんご提案しています。 家の雰囲気に合わせて、バランスを考えて。 家具のサブスクも近ごろではよく耳にするようになりましたが、 個人的には家具(キッチン)でも植物でも、お家の中にずっと大切に育てたいものが身近にあると、 日々の暮らしが少したのしく、愛おしくなる気がします。   素材感のあるものはやはり、醸し出す雰囲気が違いますし、 大事にしたくなって、日々の少しの行動も案外変わったりします。 光にあたった時の雰囲気にも表情がある気がします。   Basisの製作をお願いしている工場では突板を内製できるので 木の表情にもこだわれますし、適正価格でご提案させていただけます。 決して安価ではないかもしれませんが、 ずっと使うものと考えて、限定してみると、決して高価ではない気がします。   これはこの程度がちょうど良い、とか、今だけ短期で使えたらとか。 いろんなものを組みあわせながら、お家の色、そのお家ならではな雰囲気がかたちづくられていく尊さ。   使い続けることで変化していく木の風合い、一緒に歳を重ねていける木の仕上げ、 おすすめです。 高橋 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて  

VERSE | いろいろ

VERSE

キッチン水栓で久しぶりに新しいブランドが出てきました。 日本の大手水栓器具メーカーSANEIから、新たにハイエンドブランドして誕生した「VERSE」。 岐阜にある鋳造工場にて一点一点手作りされた製品は、アノニマスなフォルムや仕上げの質感など、デザイナーの徹底したこだわりや職人の確かな手仕事がたくさん詰まっていて、いままで見たことのある水栓器具とは明らかに纏う雰囲気が異なります。 ぼくたちも木工職人をはじめ、さまざまな作り手の方と一緒にモノづくりへのこだわりを大切にしているので、VERSEのようなある意味経済合理性に欠けながらも徹底的に磨かれた製品に出会えると、とても嬉しい気持ちになります。 「納めた時が一番美しいのではなく、使い続けることで深みが生まれる、その時間的感覚を大切にしたい。」 VERSEデザイナーによるメッセージが、とても深く心に響きます。 とてもオススメなブランドです。 VERSE https://www.verse.luxe/ 廣田 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて  

ダイニングテーブルのサイズ選び〜通路幅編〜 | いろいろ

ダイニングテーブルのサイズ選び〜通路幅編〜

キッチンのプランニングをするとき、ダイニングテーブルとの距離感を一緒に考えることがあります。 そこで、参考までにこれまでの経験上で感じたサイズ感をお伝えできればと思います。 ちなみに、壁との距離ではなく、キッチンや家具との距離の場合、腰から上の高さはフリーになるため、これからお伝えする内容より余裕があります。 そのことを踏まえた上で、各通路幅ごとの特徴をご紹介します。 case1.ギリギリの60cm 椅子が設置できる最小寸法は60cm。 最小寸法なだけに、実際はかなり狭いです。イメージは飲食店のテーブル席の壁側に座るカンジ。 座ったり立つことはできますが、油断して椅子を引きすぎるとすぐに壁にぶつかります。 また、座った状態では、カニ歩きでも椅子の後ろを通ることがかなり大変です。 なので、60cm幅はどうしても通路幅の確保が難しいときの最終手段として考えるといいかもしれません。 なお、椅子を背なしのスツールやベンチにすると少し余裕ができると思います。 case2.よこ歩きの75cm 75cmあると、離席するときに椅子を引いても壁に当たらず、椅子に座った状態で、よこ歩きにはなりますが後ろを人が通ることもできます。 家事動線(頻繁に人が通る通路)でなければ、75cmでもそんなに不自由しないと思います。 case3.スタンダードな90cm 90cmは、椅子に座った状態で、椅子の後ろをまっすぐ歩ける最小寸法です。 個人的な感覚としては、この90cmがテーブルと壁の距離感の基準になると思います。なので、テーブルサイズに迷ったら、まずは「テーブルの周囲に90cmずつスペースを確保できそうか?」と考えると、サイズの検討が分かりやすくなる気がします。 case4.余裕の105cm 105cm、つまり1メートルを超えてくると、体感だけでなく、見た目でもだいぶ空間にゆとりが出てきます。この「空間にゆとりを感じる」は、心地よいインテリアを作る上で大切なポイントです。 特にアイランドキッチンやペニンシュラキッチンとテーブルが横に繋がっている場合は、メイン動線(キッチン作業面と反対側)は105cm以上確保することをおすすめします。 ダイニングテーブルを検討されるお客様だけでなく、キッチンを検討されるお客様からもテーブルサイズの相談を受けることが多いので、きっとテーブルサイズで悩まれている方が多いのかなと思います。 僕自身、このブログを書きながら改めて知識の整理になりました。 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて   ダイニングテーブルもフルオーダーで製作できます。 特に既製品で見つからない大きなサイズのテーブルは、フルオーダーがおすすめです。 ダイニングテーブルの製作事例その1 ダイニングテーブルの製作事例その2  

ステンレス天板

ステンレス天板のディテール。

  オーダーキッチンやオーダー家具の天板は、手が触れても怪我しないように必ず面取りと呼ばれる角を削る作業をします。 天然木や天然石のような無垢材天板はある程度自由に面取りができますが、ステンレス天板の場合、一般的に1.0mmから1.2mmほどの厚みの板を曲げて作るため、無垢材のように削ることが難しいのです。 そのため、ステンレス天板の場合、角を削るのではなく、板を曲げる時に工夫して面取りを作ります。 2.5Rと0.5R 冒頭の画像は、1.2mm厚のステンレスを曲げた天板サンプル。 左側が一般的なステンレス天板の曲げ加工で、数値でいうとr=2.5mmぐらい。 それに対して右側はできる限り角のラインがキレイに見えるよう、特殊な技術で曲げ加工を施しています。 数値でいうと、r=0.5mmぐらい。 触っても怪我しない程度に、最大限ピン角にしています。 2枚目の画像は、実際にピン角曲げで製作したステンレス天板です。 数字で比較すると、約2mmほどの差しかありませんが、2つのサンプルを見比べると、違いは歴然。 右側のほうが角の線がキレイに見えて、全体的にシャープな印象になります。 カタチがシンプルになるほど、このような細かいディテールの積み重ねで見た目の雰囲気が大きく変わるのです。     こちらは4mmの無垢材で作ったステンレス天板のサンプル。 とことん天板を薄く見せたい場合は、ステンレスの無垢材が一番おすすめです。 廣田 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて

曲線の魅力。 | いろいろ

曲線の魅力。

  「自然界には直線は存在しない。直線は人間に属する。曲線は神に属する。」 アントニ・ガウディの有名な言葉で、よく建築や家具の世界でも度々引用されています。 曲線が入ることで、輪郭線や境界線が曖昧になり、空間にすっと溶けていく。 それが、曲線や曲面の最大の魅力だと思います。 ちなみに、いまはほとんどCADで図面を描くけど、CADで曲線を描くのってすごく感覚がつかみにくいんです。 もちろん、CADを使えば数値入力で簡単に正確な曲線が描けるけど、曲線ならではの身体感覚というか、どうしてもモニター上だとうまくバランスを捉えることが難しい気がします。 それよりも、フリーハンドで紙に鉛筆で描いた曲線の方が、圧倒的に自然で、感覚が掴みやすい。 ぼくが20代の頃アシスタントをしていたデザイン事務所では、デザイナーがフリーハンドで描いた曲線をスキャンしてパソコン上で細かくトレースしていて、その作業がすっごくイヤだったけど、いまではその理由がすごく良くわかる気がします。 手書き時代の建築設計事務所では、建築家の描いたフリーハンドの曲線を所員が定規で細かく測定しながら図面に落とし込んでいたみたいです。 キッチンに、もっと曲線を取り入れた提案をしていけたらいいなって思います。 廣田

制約があるからこそ。 | いろいろ

制約があるからこそ。

近頃、止まるところのない都市部の土地価格の高騰。。 都市部だからこそ、限られた空間の中だからこそ、生まれてくる間取りもあります。   都会ならではな大邸宅。 もちろん憧れますが、自分自身に置き換えると壮大なる大妄想になってしまうので ミニマムで、無駄がない素敵な空間には、より一層主観も相まって間取りをみるのが楽しくなります。   思えばいつもレゴとシルバニアファミリーで間取りばかりつくっていた幼少期。 シルバニアファミリーの家具は私が子供だった当時はまだ木製で、 本棚の小さな框もきっちり組んであったり、 こまやかなミニチュア家具だったなぁと、ふと懐かしくなります。   そして成長ととも新聞に挟まれてくる不動産の間取り図チラシが楽しみになり。 間取り図好きの方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?♪   ミニマムな場所、オリジナルな間取りには オーダーキッチンの出番かもしれません。 オーダーには規格のサイズや決まったプランがありませんので、 ご要望を組み込み、唯一なかたちが生まれます。   おおよそ、キッチンは毎日立つところ。 そのキッチンが自分や間取りにピッタリだと、気持ちいい毎日につながると思います。 居場所が気持ちいいってほんとに尊い。   高橋

広がってゆく。 | いろいろ

広がってゆく。

いろんなタイプの美術館が多いこと。 東京の好きなところのひとつです。 美術館は当然のことながら、展示物を引き立たせるための内装が多いかと思いますが、 美術館建築は著名な建築家の方々がデザインされていることが多く、 スケール感や存在感を感じるところ、存在感を感じさせないところ、 なんとも塩梅が素晴らしいなぁといつも感心します。   先日うかがった美術館内で、コンクリートとガラスやスチールの無機質な空間に ガラス製の腰壁の笠木部分のみが明るめな色の木製という空間がありました。 有機的な木が入ることで空間が優しくなるといいますか、 凛とした空間の中にほっと呼吸しやすい?ニュアンスがでている気がしました。   美術館とお家は別物ですが、 インテリアのバランス。 木をポイント使いにするか、木をたっぷりな空間にするか、木は使わずに無機質な空間にするか。 住まう人それぞれの空間。 やはりインテリアって無限に世界がひろがります。 インスタレーションはからだ全体で感じるから疲れるよねーと来場者のどなたかが言っていてるのを耳にして、 確かに。。と心でうなずく。   高橋  

ちょっとしたことで。 | いろいろ

ちょっとしたことで。

冷蔵庫の上、何か置かれていますか? ビルトインで最初から収納計画をしていないと、必ずといっても過言ではないほどに できてしまう天井と冷蔵庫の間の微妙な空間。 ディスプレイするにしてもなんともなぁ…なスペース。 気づけば置き場に困ったキッチンものを置かれているお家も多いかもしれません。 マンションでも戸建てでも、 冷蔵庫を区切る為に袖壁を設けてある間取りもよく目にします。 冷蔵庫の側面が見えなくなりすっきりする一方で、カップボードとの流れは壁により分断されてしまいます。 袖壁自体もカップボードと冷蔵庫上収納と一緒に揃えてあげると、空間に一体感が生まれて 冷蔵庫の大きすぎる存在感もなんだか急に薄れてくる気がします。 ちょっとしたことですが、 ちょっとしたことで雰囲気って案外変わると思います。 ショールームのカップボードに鎮座しているリュウビンタイ。 新芽がいつのまにか生まれていました。 今週は特に冷え込んでいますが、少しずつ春が近づいていて、なんだか嬉しくなります。 高橋

天然木オーダーキッチン

オーダーキッチンという嗜好。

  「つねづねその物事を好んで親しむことや、それぞれの人の好み。」 それが嗜好です。 キッチンは、住宅業界でいうと、お風呂やトイレと同じ住設機器というカテゴリーに分類されます。 生活する上でキッチンは無いと困るもの。 住まいの機能のひとつです。 最近のシステムキッチンは本当に良く考えられていて、同じキッチンメーカーという立場から見ても、よほどのこだわりがなければシステムキッチンで十分ご満足いただけるのではないかと思います。 また、お部屋の間取り的にシステムキッチンがハマらない場合は、セミオーダーシステムなどをうまく活用したり、造作カウンターを組み合わせたりすることで、コストを抑えることもできます。 それでも、シムテムキッチンではなく、手間もコストも掛かるオーダーキッチンを選ぶ理由って、やっぱりこだわりたいからなのかなぁって思います。 オーダーキッチンは機能ではなく、嗜好に近いもの。 だからこそ、予算の範囲内でとことんこだわって欲しいし、理想を実現するためにぼくたちも全力で一緒に考えていきたいと思います。 廣田

瞬間。 | いろいろ

瞬間。

緩やかな上り坂の途中にベイシスのショールームはあります。 道すがら、道と空が重なり合うようなポイントがあり なんだか空へ向かって歩いていくような、毎朝気持ちの良い瞬間があります。   お家の中でも季節の移ろいとともに、 ふと、いつもの風景が陽の差し込み方ひとつで違ってみえるような、 はっとしたり、心地のよい瞬間がそれぞれにあると思います。 先日、映画 PERFECT DAYSをようやく観たもので、なおのこと、そんなことを考えてしまいます。 自分の居場所に必要なかたちを自分なりにイメージして、それをかたちづくっていく。 ネットでどんなものでも見られる便利な世界ですが やぱり百聞は一見にしかず。 画像ではない、実際のものが醸し出す雰囲気を五感で感じるって本当に大切だなぁと感じます。 いろんな選択肢があるからこそ、まずは触れてみて、気持ちが動くものを選んでいただくことが より心地よい瞬間につながる気がします。 Basisはオーダーメイドのキッチンと家具の会社ですから、 こちらです!という商品があるわけではありませんが つくりかた、佇まいなど、きっと感じていただけるかと思います。 どうぞお気軽にショールームへお越しください。 ご予約はこちらから。 先日、美術館で須田悦弘さんの作品を観ることができました。 こちらは見れば見るほど、本物のようで自分の目を疑いたくなるような木の彫刻。 本物だけど、本物ではない。 作品の素晴らしさとともに、木の可能性を感じずにはいられない時間でした。 高橋

個性的≠ユニーク | いろいろ

個性的≠ユニーク

  糸井重里さん主催の「ほぼ日刊イトイ新聞」を見るのが好きで、その中で最近糸井さんがとてもオススメされていた「はずれ者が進化をつくる」という本を読んでいます。 農学博士の稲垣栄洋先生による著書で、植物の視点から生き物の進化の秘密に迫るような内容なんですが、これがめちゃめちゃ面白いんです。 例えば、タンポポについて。 タンポポの花の色は全て黄色ですが、それはタンポポの花粉を運んでくれるアブの仲間が黄色い花が好きだからとのこと。 逆に大きさや葉っぱの形がバラバラなのは、育つ環境によって変わる必要があるから。 植物の世界では、「個性」は生き残るために作り出した戦略で、大きさや形がバラバラなのは、それぞれそこに意味があるからとのこと。 逆に、タンポポの花の色みたいに、生き残るためのベストな答えがでていることは、そこで進化が止まる。 そう考えると、例えば椅子には4本脚もあれば3本脚、1本脚などいろいろな形があるのは、ある意味椅子にとってベストな脚の数の答えがまだでていないっていうことになるのかなぁ、なんて思ったりします。 もしくはキッチンや家具の世界ですでにベストな答えがでていることってなんだろう、とか。 また、「個性」はみんな生まれながらにして持つもので、もうそれだけで十分個性的。 よく、個性的と聞くと奇抜なファッションや型破りな行動など、みんなと変わったことをすることイメージがあるけど、たぶんそれは「個性的」ではなく「ユニーク」で、ほんとうは生まれながらにしてすでに個性的なので、変わったことをすること(ユニーク)が「個性的」ではないみたいです。 ん〜。めちゃめちゃ奥が深すぎます。。 他にも、「ふつう」についてや「らしさ」についてなど、植物の視点からとてもわかりやすい内容で書かれていて、仕事や子育てなど身の回りのいろいろなことにすごく参考になる気がします。 小学生でも読みやすい文章で、お子様にもとてもおすすめな本です。 稲垣栄洋著「はずれ者が進化をつくる」   廣田

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