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表情豊かな突板たち。 | いろいろ

表情豊かな突板たち。

  Basisがいつもよく使うホワイトオークやウォールナットなどの天然木突板は、基本的に協力工場のある旭川にある突板工場で製品ごとに作っております。 旭川は北海道産をはじめ、木材の流通量が多く、良質な天然木が本州に比べて比較的お手頃価格で手に入りやすいのが特徴です。 ちなみに、突板の価格は建築資材の中でも変動幅が大きく、基本的に需要と供給のバランスで価格が変動します。 例えば、10年以上前まではタモ材という家具で良く採用されていた樹種は、供給量が安定したため、比較的価格がこなれていましたが、主にロシアから輸入していたため、最近のロシア情勢以降、供給量が不安定になるにつれ価格も高騰しています。 最近だと以前から価格の高いウォールナット材が、需給バランスに合わせてさらに単価が上がってきているとのことです。     ただ、普段あまり見かけないような希少性の高い天然木や、特殊な塗装を施している突板を探す場合は、旭川ではなく、希少価値の高い突板専門のメーカーに相談して進めていきます。 大阪に拠点を構える安多化粧合板さんは、そんな特徴的な突板を扱う代表的なメーカー。 国内だけではなく、海外を飛び回りながら、様々な希少価値の高い突板を提案されています。 以前、都内にあるショールームでたくさんの樹種を見せていただきましたが、どれも見たことも聞いたこともないような樹種ばかりで、名前はほとんど覚えられませんでした。 ちなみに、樹種の名前のことでオモシロネタを一つ。 たとえば、みなさまよくご存知の樹種にブラックウォールナットというものがありますが、なんで「ブラック」なのかというと、単純に「ブラック」と付けた方が高級に見えるから、とのことです。 以前から「樹種の名前って適用なんだよ〜」って聞いてましたが、どうやら本当に適当みたいです(笑)。 安多化粧合板 https://veneer.co.jp/ ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて  

GROHEへ。 | いろいろ

GROHEへ。

GROHE(グローエ)はヨーロッパで最大規模を誇る水栓金具のメーカーで日本でも知名度のある老舗です。 先日、グローエ ショールームにて、ISHの報告会や新商品発表を拝見してきました。 (*ISH=トイレ・水栓金具・洗面器・浴槽などの水まわり衛生設備機器や冷暖房設備などの国際見本市)   発表会の後はいろいろな水栓をじっくり見ることができました。 昨今では水栓カラーはクロームやゴールド、ブラックだけでなく、 様々なカラーが登場し、インテリアの幅を広げてくれています。 グローエではクロームメッキの表面にPVD加工というコーティング技術を施した カラーコレクションがあります。   キッチンや洗面を計画される際、設備機器は写真でご覧になるだけの方も多いですが、 もしお時間が許されるなら、ぜひショールームで色や形、サイズ、吐水方法をご体感いただきたいです。 例えば、メーカーや品番によっても水の吐水の感じが違い、 強いと感じる方もいれば、ちょうど良いと感じる方もおられます。   器もシャワーで洗いたい方、泡沫で洗いたい方、ストレート吐水で洗いたい方とそれぞれ。 使い心地は慣れもありますが、実際に体感いただくと、想像と違う・・ということを防げます。   もちろん日頃はご要望を伺った上で、こちらが合うのでは?という商品はご提案させていただいていますが、 例えば、 焼き鳥にレモンをかけるのか、七味なのか、山椒をかけるのか、的な? 微妙なニュアンス?風味付のところのような!? 使い手にしかわからない感覚。(とても表現下手・・・ご容赦ください。) せっかくのオーダー、とことんご納得いただくには、ショールームでご体感されるのがおすすめです。 高橋 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて    

人工大理石。 | いろいろ

人工大理石。

キッチンの天板(カウンター)材、 以前よりステンレスや人工大理石が多用されてきました。 昨今ではクオーツストーンやセラミックストーンも人気ですが、 ステンレスや人工大理石も変わらず人気があります。   現在、打ち合わせが進んでいるお客様のキッチン。 現在も人工大理石をお使いで、 新しいキッチンにも慣れ親しんだ人工大理石をお選びいただきました。   人工大理石にも様々なメーカーがありますが、 今回は人工大理石で有名なデュポン社のコーリアンに。   メーカーの方にお話を伺っていると、セラミックストーンやクオーツストーンと同様に 人工大理石メーカーも素材の優劣というよりは、色・柄のみの違いになっていると、 率直に教えてくださいました。 メーカーの方から出来上がるストーリーなどを伺っていると 直接のデザインには関わってこないかもしれませんが、知ることでより良いご提案につなげられる気がします。   人工大理石の質感はクオーツの艶感やセラミックのマット感とはまた違った なんともやわらかな表情があると思います。 デュポン社のデザインですと、新柄はわりと大きな柄の石目調ですが、 和紙からインスパイアされた色、スミグレーやリキュウグレー、シックイベージュなど なんとも言い表せないような渋くて、やわらかなカラーもあります。 和やジャパンディな空間にとてもマッチしそうです♪   施工側の話になりますが、継ぎ目が目立ちづらく、現場での加工性がよいのも人工大理石の利点です。 硬い素材だと表現しずらい丸みをおびた曲面などにも対応できます。   いずれのカウンター材にも共通して言えることですが、 濃い色などは手油や傷が目立ちやすかったり、水シミがでてしまったり・・・ 普段のお掃除は水拭き、キッチン用洗剤を浸した布で拭くだけで十分に綺麗になりますが、 メンテナンスをする際、研磨剤を使うと、うっすら白っぽくなってしまったり、 絶妙な艶の違いがでてしまったりするので選ぶ際には注意が必要です。   濃い色系・濃い色系意外の場合でメンテナンス方法も変わりますので、 (*デュポン社 コーリアンのお手入れ方法) そのあたりもお伝えしつつピッタリしっくりくるカウンター材をお選びいただければと思います。 高橋 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて

まず目にはいるところ。 | いろいろ

まず目にはいるところ。

キッチンのカウンタートップ。(ワークトップ、カウンター、天板とも呼んだりします) 機能はもちろんのこと、とても大切ですが、 扉材と合わせて、インテリアとしても大きなポイントになる素材です。 また、調理中は引出しなどの扉材よりも目にする場所になりますので、 お好みのお皿や調理道具がより引き立つような、 お好みの雰囲気にあう素材をお選びいただくことで、 キッチンに立つたびに自然と癒されたり、たのしい気持ちになれるような? ファクターにもなりえるワークトップ。   カウンター材としてご提案させていただく素材には、 ステンレス、人工大理石、メラミン化粧板、クオーツ、セラミック、天然石、タイル、木、 モルタル、モルタル調などさまざまな素材があります。   ステンレスや人工大理石は長きにわたり多用されていますが、 昨今ではクオーツカウンター、セラミックカウンターもとても人気があります。   素材それぞれに、いろいろなメーカーさんがいらっしゃって、各社それぞれの特徴があります。 例えば、熱や傷、汚れに強いセラミック天板の場合、 デクトン、ラミナム、ネオリス、そして、マラッツィなど。 サイズや厚みなどの違いもありますが、大きな違いとなるのはカラーや柄でしょうか。 Basisは大きなキッチンメーカーと違い、メーカーの縛りがありませんので ご要望とお家全体の雰囲気にあう素材をご提案できるよう、都度、チェックしています。 セラミックはカウンタートップだけでなく、パネルとしても、 壁面の仕上げとしてもお使いいただけます。 ミニマムでマニッシュなキッチンにはマットなセラミックを。 画像ではわかりづらいですが、少し唐突があり、マットな中にも表情があります。 手前のシンクカウンターはステンレスです。   Basisショールームでも天板サンプルをたくさんご用意して、 色々な仕上げサンプルとともにパズルのように、合わせていただいています。   大きなサイズでなければ雰囲気が掴みづらい柄の場合には、 百聞は一見にしかずということで、各社ショールームにてご確認いただいています。 同じメーカーでもグレードによって、価格差がありますので、 ご予算バランス・デザインバランスを考えながら。 高橋 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて  

ものさし。 | Basisについて

ものさし。

先日、大型量販店系の家具屋さん、大手メーカーさんの家具などを見ていまして、 昨今の物価上昇の影響もあるのか、メンテナンス性や価格設定などを考えてでしょうか、 プリントの化粧合板を用いた家具が多い印象を受けました。   Basisでもプリント化粧合板はもちろんご提案しています。 家の雰囲気に合わせて、バランスを考えて。 家具のサブスクも近ごろではよく耳にするようになりましたが、 個人的には家具(キッチン)でも植物でも、お家の中にずっと大切に育てたいものが身近にあると、 日々の暮らしが少したのしく、愛おしくなる気がします。   素材感のあるものはやはり、醸し出す雰囲気が違いますし、 大事にしたくなって、日々の少しの行動も案外変わったりします。 光にあたった時の雰囲気にも表情がある気がします。   Basisの製作をお願いしている工場では突板を内製できるので 木の表情にもこだわれますし、適正価格でご提案させていただけます。 決して安価ではないかもしれませんが、 ずっと使うものと考えて、限定してみると、決して高価ではない気がします。   これはこの程度がちょうど良い、とか、今だけ短期で使えたらとか。 いろんなものを組みあわせながら、お家の色、そのお家ならではな雰囲気がかたちづくられていく尊さ。   使い続けることで変化していく木の風合い、一緒に歳を重ねていける木の仕上げ、 おすすめです。 高橋 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて  

VERSE | いろいろ

VERSE

キッチン水栓で久しぶりに新しいブランドが出てきました。 日本の大手水栓器具メーカーSANEIから、新たにハイエンドブランドして誕生した「VERSE」。 岐阜にある鋳造工場にて一点一点手作りされた製品は、アノニマスなフォルムや仕上げの質感など、デザイナーの徹底したこだわりや職人の確かな手仕事がたくさん詰まっていて、いままで見たことのある水栓器具とは明らかに纏う雰囲気が異なります。 ぼくたちも木工職人をはじめ、さまざまな作り手の方と一緒にモノづくりへのこだわりを大切にしているので、VERSEのようなある意味経済合理性に欠けながらも徹底的に磨かれた製品に出会えると、とても嬉しい気持ちになります。 「納めた時が一番美しいのではなく、使い続けることで深みが生まれる、その時間的感覚を大切にしたい。」 VERSEデザイナーによるメッセージが、とても深く心に響きます。 とてもオススメなブランドです。 VERSE https://www.verse.luxe/ 廣田 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて  

ダイニングテーブルのサイズ選び〜通路幅編〜 | いろいろ

ダイニングテーブルのサイズ選び〜通路幅編〜

キッチンのプランニングをするとき、ダイニングテーブルとの距離感を一緒に考えることがあります。 そこで、参考までにこれまでの経験上で感じたサイズ感をお伝えできればと思います。 ちなみに、壁との距離ではなく、キッチンや家具との距離の場合、腰から上の高さはフリーになるため、これからお伝えする内容より余裕があります。 そのことを踏まえた上で、各通路幅ごとの特徴をご紹介します。 case1.ギリギリの60cm 椅子が設置できる最小寸法は60cm。 最小寸法なだけに、実際はかなり狭いです。イメージは飲食店のテーブル席の壁側に座るカンジ。 座ったり立つことはできますが、油断して椅子を引きすぎるとすぐに壁にぶつかります。 また、座った状態では、カニ歩きでも椅子の後ろを通ることがかなり大変です。 なので、60cm幅はどうしても通路幅の確保が難しいときの最終手段として考えるといいかもしれません。 なお、椅子を背なしのスツールやベンチにすると少し余裕ができると思います。 case2.よこ歩きの75cm 75cmあると、離席するときに椅子を引いても壁に当たらず、椅子に座った状態で、よこ歩きにはなりますが後ろを人が通ることもできます。 家事動線(頻繁に人が通る通路)でなければ、75cmでもそんなに不自由しないと思います。 case3.スタンダードな90cm 90cmは、椅子に座った状態で、椅子の後ろをまっすぐ歩ける最小寸法です。 個人的な感覚としては、この90cmがテーブルと壁の距離感の基準になると思います。なので、テーブルサイズに迷ったら、まずは「テーブルの周囲に90cmずつスペースを確保できそうか?」と考えると、サイズの検討が分かりやすくなる気がします。 case4.余裕の105cm 105cm、つまり1メートルを超えてくると、体感だけでなく、見た目でもだいぶ空間にゆとりが出てきます。この「空間にゆとりを感じる」は、心地よいインテリアを作る上で大切なポイントです。 特にアイランドキッチンやペニンシュラキッチンとテーブルが横に繋がっている場合は、メイン動線(キッチン作業面と反対側)は105cm以上確保することをおすすめします。 ダイニングテーブルを検討されるお客様だけでなく、キッチンを検討されるお客様からもテーブルサイズの相談を受けることが多いので、きっとテーブルサイズで悩まれている方が多いのかなと思います。 僕自身、このブログを書きながら改めて知識の整理になりました。 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて   ダイニングテーブルもフルオーダーで製作できます。 特に既製品で見つからない大きなサイズのテーブルは、フルオーダーがおすすめです。 ダイニングテーブルの製作事例その1 ダイニングテーブルの製作事例その2  

ステンレス天板

ステンレス天板のディテール。

  オーダーキッチンやオーダー家具の天板は、手が触れても怪我しないように必ず面取りと呼ばれる角を削る作業をします。 天然木や天然石のような無垢材天板はある程度自由に面取りができますが、ステンレス天板の場合、一般的に1.0mmから1.2mmほどの厚みの板を曲げて作るため、無垢材のように削ることが難しいのです。 そのため、ステンレス天板の場合、角を削るのではなく、板を曲げる時に工夫して面取りを作ります。 2.5Rと0.5R 冒頭の画像は、1.2mm厚のステンレスを曲げた天板サンプル。 左側が一般的なステンレス天板の曲げ加工で、数値でいうとr=2.5mmぐらい。 それに対して右側はできる限り角のラインがキレイに見えるよう、特殊な技術で曲げ加工を施しています。 数値でいうと、r=0.5mmぐらい。 触っても怪我しない程度に、最大限ピン角にしています。 2枚目の画像は、実際にピン角曲げで製作したステンレス天板です。 数字で比較すると、約2mmほどの差しかありませんが、2つのサンプルを見比べると、違いは歴然。 右側のほうが角の線がキレイに見えて、全体的にシャープな印象になります。 カタチがシンプルになるほど、このような細かいディテールの積み重ねで見た目の雰囲気が大きく変わるのです。     こちらは4mmの無垢材で作ったステンレス天板のサンプル。 とことん天板を薄く見せたい場合は、ステンレスの無垢材が一番おすすめです。 廣田 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて

曲線の魅力。 | いろいろ

曲線の魅力。

  「自然界には直線は存在しない。直線は人間に属する。曲線は神に属する。」 アントニ・ガウディの有名な言葉で、よく建築や家具の世界でも度々引用されています。 曲線が入ることで、輪郭線や境界線が曖昧になり、空間にすっと溶けていく。 それが、曲線や曲面の最大の魅力だと思います。 ちなみに、いまはほとんどCADで図面を描くけど、CADで曲線を描くのってすごく感覚がつかみにくいんです。 もちろん、CADを使えば数値入力で簡単に正確な曲線が描けるけど、曲線ならではの身体感覚というか、どうしてもモニター上だとうまくバランスを捉えることが難しい気がします。 それよりも、フリーハンドで紙に鉛筆で描いた曲線の方が、圧倒的に自然で、感覚が掴みやすい。 ぼくが20代の頃アシスタントをしていたデザイン事務所では、デザイナーがフリーハンドで描いた曲線をスキャンしてパソコン上で細かくトレースしていて、その作業がすっごくイヤだったけど、いまではその理由がすごく良くわかる気がします。 手書き時代の建築設計事務所では、建築家の描いたフリーハンドの曲線を所員が定規で細かく測定しながら図面に落とし込んでいたみたいです。 キッチンに、もっと曲線を取り入れた提案をしていけたらいいなって思います。 廣田

制約があるからこそ。 | いろいろ

制約があるからこそ。

近頃、止まるところのない都市部の土地価格の高騰。。 都市部だからこそ、限られた空間の中だからこそ、生まれてくる間取りもあります。   都会ならではな大邸宅。 もちろん憧れますが、自分自身に置き換えると壮大なる大妄想になってしまうので ミニマムで、無駄がない素敵な空間には、より一層主観も相まって間取りをみるのが楽しくなります。   思えばいつもレゴとシルバニアファミリーで間取りばかりつくっていた幼少期。 シルバニアファミリーの家具は私が子供だった当時はまだ木製で、 本棚の小さな框もきっちり組んであったり、 こまやかなミニチュア家具だったなぁと、ふと懐かしくなります。   そして成長ととも新聞に挟まれてくる不動産の間取り図チラシが楽しみになり。 間取り図好きの方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?♪   ミニマムな場所、オリジナルな間取りには オーダーキッチンの出番かもしれません。 オーダーには規格のサイズや決まったプランがありませんので、 ご要望を組み込み、唯一なかたちが生まれます。   おおよそ、キッチンは毎日立つところ。 そのキッチンが自分や間取りにピッタリだと、気持ちいい毎日につながると思います。 居場所が気持ちいいってほんとに尊い。   高橋

広がってゆく。 | いろいろ

広がってゆく。

いろんなタイプの美術館が多いこと。 東京の好きなところのひとつです。 美術館は当然のことながら、展示物を引き立たせるための内装が多いかと思いますが、 美術館建築は著名な建築家の方々がデザインされていることが多く、 スケール感や存在感を感じるところ、存在感を感じさせないところ、 なんとも塩梅が素晴らしいなぁといつも感心します。   先日うかがった美術館内で、コンクリートとガラスやスチールの無機質な空間に ガラス製の腰壁の笠木部分のみが明るめな色の木製という空間がありました。 有機的な木が入ることで空間が優しくなるといいますか、 凛とした空間の中にほっと呼吸しやすい?ニュアンスがでている気がしました。   美術館とお家は別物ですが、 インテリアのバランス。 木をポイント使いにするか、木をたっぷりな空間にするか、木は使わずに無機質な空間にするか。 住まう人それぞれの空間。 やはりインテリアって無限に世界がひろがります。 インスタレーションはからだ全体で感じるから疲れるよねーと来場者のどなたかが言っていてるのを耳にして、 確かに。。と心でうなずく。   高橋  

ちょっとしたことで。 | いろいろ

ちょっとしたことで。

冷蔵庫の上、何か置かれていますか? ビルトインで最初から収納計画をしていないと、必ずといっても過言ではないほどに できてしまう天井と冷蔵庫の間の微妙な空間。 ディスプレイするにしてもなんともなぁ…なスペース。 気づけば置き場に困ったキッチンものを置かれているお家も多いかもしれません。 マンションでも戸建てでも、 冷蔵庫を区切る為に袖壁を設けてある間取りもよく目にします。 冷蔵庫の側面が見えなくなりすっきりする一方で、カップボードとの流れは壁により分断されてしまいます。 袖壁自体もカップボードと冷蔵庫上収納と一緒に揃えてあげると、空間に一体感が生まれて 冷蔵庫の大きすぎる存在感もなんだか急に薄れてくる気がします。 ちょっとしたことですが、 ちょっとしたことで雰囲気って案外変わると思います。 ショールームのカップボードに鎮座しているリュウビンタイ。 新芽がいつのまにか生まれていました。 今週は特に冷え込んでいますが、少しずつ春が近づいていて、なんだか嬉しくなります。 高橋

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