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Basisがおすすめな方について。 | Basisについて

Basisがおすすめな方について。

よく、設計事務所のお客様から「Basisをおすすめしやすいお客様ってどんなタイプですか?」と聞かれることがあります。 「シンプルなデザインがお好きな方」だったり、「天然木がお好きな方」だったり、見た目的な部分もありますが、普段お客様と打合せをしながら感じるのは、「具体的に叶えたいアイデアもしくはイメージをお持ちの方」が一番おすすめなのかなぁと思います。 ぼくたちは、もともとオーダー家具屋としてスタートしているので、キッチンや造作家具などの箱物だけでなく、ソファやテーブル・椅子など製作にとても技術が必要な置家具も得意です。また、扱う素材も天然木をはじめ、金物やファブリックまで、国内で手に入るものであればたぶんほぼ大丈夫だと思います。 つまり、「これはできません」っていうことがほとんどありません。 でもこれっていいことだけではなくて、なんでもカタチになるということはそれだけ選択肢が多すぎて、お客様にとってもお選びいただく負担が増えることにもつながるし、迷子になったらとても大変です。 具体的に叶えたいアイデアもしくはイメージは、オーダーキッチンやオーダー家具を計画する上でのとても大きな「道しるべ」になります。 最初はまだ漠然としたイメージしか無くても大丈夫です。 ぼくたちがお話を聞きながらお客様がまだ気づいていない「アイデアのかけら」を集めて、お客様にとっての「道しるべ」となる具体的なアイデアやイメージを、一緒に探していきたいと思います。 そして、具体的なアイデアやイメージが見つかれば、そこから先、製品がカタチになるまでの打合せが、とっても楽しくなると思います。

布団貼りのヘッドボード。 | オーダー家具

布団貼りのヘッドボード。

床から天井まで壁一面にヘッドボードをつくりました。 一般的に「布団貼り」といわれるファブリックパネルですが、ミシンだけで山なりを作ったり、ボタンをつけてチェスターフィールド風にしたり、といろいろな表現方法があります。 このヘッドボードは、ピースごとに一つ一つクッションをつくって、木フレームの中に嵌め込むタイプ。独立したクッションならではの陰影が生まれて、ほどよい重厚感がとてもいい感じです。 ちなみに、生地はベルギーメーカーのビニールレザーを採用。絶妙な色味にしっとりした手触りで、すごく素敵な生地でした。

はじめての回転テーブル。 | オーダー家具

はじめての回転テーブル。

天板が360度回転するサイドテーブルです。 いままで天板が伸縮するダイニングテーブルの製作経験はありますが、天板が回転するサイドテーブルは初めての経験です。 そもそも製作のご依頼をお請けしてよいものか、いつもスチール脚など金物系の製品を製作していただいている金物製作所に相談したところ、過去に何度か製作実績があるとのことで、天板が回転するための基本的な機構から注意するポイントまで、いろいろ親切に教えてくださいました。おかげさまで、とっても素敵なサイドテーブルが出来上がりました。 旭川にある木工製作所をはじめ、ぼくたちがいつもお世話になっているつくり手のみなさまは、モノづくりのレベルがとても高く、またみんな親切でとっても優しい方ばかり。 ぼくたちは自社工場をもたない、いわいるファブレスメーカーなので、製品のデザインを考えることはできても、自分たちの手で実際にカタチにすることはできません。 お客様はもちろんのこと、つくり手のみなさまにも喜んでいただける。そんなモノづくりを、これからもひとつひとつ丁寧に取り組んでいきたいと思います。

キッチンリフォームのススメ。 | オーダーキッチン

キッチンリフォームのススメ。

キッチンリフォームというと、主に「システムキッチンの入れ替え」をイメージされる方が多いと思います。 特に初めて住宅を購入される方は、キッチンを新しく購入するという体験も初めてなので、もともとキッチンにこだわりのある方以外は、みなさまシステムキッチンをお選びになると思います。ぼく自身、もしオーダーキッチンの仕事をしていなければ、おそらくシステムキッチンを選ぶと思います。というより、システムキッチンという選択肢しか知らないような気がします。 ぼくがフルオーダーキッチンをとてもお勧めしたい方は、キッチンにこだわりのある方はもちろんのこと、住宅を購入されてから年月を経てそろそろキッチンの入れ替えをご検討される方です。 システムキッチンは、基本的にたくさんの方が使いやすいように、天板や面材の選択肢、またサイズ感など、ある程度好まれやすい最大公約数的な作り方をしています。また、収納レイアウトや便利なキッチンツールなど使い勝手は本当に良く考えられていて、ぼく自身いまでも時々システムキッチンメーカーのショールームを訪れては、いろいろ勉強させていただいています。 じつはフルオーダーキッチンって、いままであまり料理の経験がない方や、キッチンの前に立つ経験が少ない方に、フルオーダーの良さをお伝えするのがかなり難しいんです。 その反面、料理がお好きな方や、お手伝いでキッチンの前に立つ経験が多い方など、いままでキッチンをよくお使いいただいている方は、ぼくからフルオーダーキッチンとシステムキッチンの違いを説明せずとも、実感としてとてもよくご理解されているイメージがあります。 また、キッチンがおかれる空間に目を向けると、基本的にシステムキッチンは壁に囲まれたクローズタイプのお部屋、もしくは、コンロ前に天井までの壁があり、シンク前はキッチンの手元が隠れるぐらいの腰壁で仕切られたセミクローズタイプのお部屋に採用されるケースが多いと思います。 ぼくたちが提案するキッチンリフォームは、ただキッチンを交換するだけではなく、キッチンからダイニング・リビングまで含めた、一体感のある、心地よい空間をつくることを、とても大切にしています。そのためにはキッチンのカタチを考えるのはもちろんのころ、キッチンをとりまく床・壁・天井の素材選び、空間の抜け感に影響する壁や天井のボリューム、特に夜のシーンを決定づける照明計画、既存の内装材との調和など、空間全体を俯瞰しながら考えることがとても重要です。 新築はもちろんのこと、住まいを購入されてから年月を経ている方に。 フルオーダーキッチンをベースにしたキッチンリフォームという選択肢があることを、より多くの方に知っていただけるよう、これからも提案していきたいと思います。

ジャン・プルーヴェ展。 | いろいろ

ジャン・プルーヴェ展。

ほんとうは、夏休み最後の日に行くはずだったんだけど、宿題がぜんぜんおわらなくてお預けになってしまい… このまえの水曜日、小三の長男と一緒に東京都現代美術館で開催中の「ジャン・プルーヴェ展」を観てきました。 ジャン・プルーヴェは20世紀を代表するフランスの建築家・工業デザイナーで、当時木工製品が中心だった家具の世界で、新たな素材として採用したスチール製の椅子やテーブルがとても有名です。 プルーヴェの真骨頂は、構造がそのまま意匠に繋がっているデザイン。カタチから入るのはなく、構造からカタチが生まれてくるので、どの製品も理にかなっていて無駄な要素がほとんどなく、永い年月を経ても飽きのこないフォルムが、名作たる由縁なのかなと思います。 長男は以前から写真を撮ることが好きみたいで、おばあちゃんからもらったお下がりのデジカメで、思いつくままにたくさんシャッターを押している姿を見ていると、いつのまにか闇雲にシャッターを押すことを戸惑いがちなぼく自身にハッとしたり。。自由で純粋な好奇心の塊みたいな息子が、なんだか少しうらやましかったです。 ”つくられるものはすべて、着実な「建設的構想」に基づいている。” 本当にその通りだなぁって。 さすがに今はほとんどありませんが、20代前半のまだ何もモノづくりを知らなかった頃、どうやって製作するかしっかりと考えないままにカタチを考えた結果、いざ製作する段階になってこのままだと実現不可なことが分かり...「これ、どうやって作るの?」と職人たちから問い詰められながら、その都度作り方を覚えていくような、とても荒削りでヒヤヒヤしながら仕事をしていたことを、ちょっと思い出しました。 東京都現代美術館「ジャン・プルーヴェ展」〜10月16日までhttps://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/Jean_Prouve/

横並びのⅡ型キッチン。 | オーダーキッチン

横並びのⅡ型キッチン。

設計事務所様と共同で作ったフルオーダーキッチンです。 シンクとコンロがそれぞれ別々になったⅡ型タイプのキッチンは、縦並びのレイアウトが一般的ですが、このキッチンは通路を挟んで横並びのレイアウトになっています。 コンロがシンクの背面側にないため、必ずセットになるレンジフードもなくなり、このお部屋のように大きな窓を設けるなど、空間にぐっと広がりが生まれるのがとても大きなポイントだと思います。 また、汚れが目立ちやすいコンロ前の壁面がリビング側から見えにくいことも、気持ち的に少し安心できるかもしれません。 素材はグレー系の大柄なデザインのセラミック天板に、グレージュ色のメラミン化粧板の組み合わせ。シンクカウンターの正面にも天板と同じセラミックを貼ることで、全体的にシンプルながら、とてもメリハリの効いたバランスになっています。 個人的に、Ⅱ型キッチンの横配列は初めての経験でしたが、シンクカウンター背面の大きな窓から差す光がすごくキレイで、とても心地良い空間でした。 建築設計:鈴木将記建築設計事務所様https://www.suzukiarc.com

とっても大きなベッド。 | オーダー家具

とっても大きなベッド。

とっても大きなベッドを作りました。 クィーンサイズのマットレスが2個並ぶサイズで、とにかく大きいです笑。 全体のデザインはとてもシンプルで、ヘッドボードに左右それぞれニッチスペースを設けて、スマホなどの置き場所として活用できるようになっています。 また、撮影しておりませんが、ヘッドボード上面とベッドフレーム下面にそれぞれライン照明を組み込んでいて、夜は天井の照明をすべて落として、とても落ち着いた雰囲気になると思います。 今回のように壁から壁までヘッドボードにする場合、お部屋のサイズにもよりますが、できるだけヘッドボードに厚みを持たせることができると、見た目的にも機能的にもいい感じになる気がします。

一緒に、楽しみながらつくる。 | Basisについて

一緒に、楽しみながらつくる。

前回の記事から、気がつけばずいぶん時間が経ってしまいました。 雨が降るたびに空気が入れ替わり、少しずつ夏のおわりを感じ始めてきた今日このごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。 さて、ぼくたちは主にフルオーダーキッチンやフルオーダー家具をご提案しています。 「お部屋のサイズにぴったり合わせたい」、「お好みの素材や設備機器を自由に選びたい」など、お客様が既成品ではなく、フルオーダーキッチンやフルオーダー家具をお選びいただく理由がいくつかある中で、最近、もう一つフルオーダーキッチンやフルオーダー家具が向いているお客様のポイントを見つけました。 それは、「カタチになるまでの途中過程を楽しめる方」です。 オーダーキッチンやオーダー家具に基本的な型はあるものの、見た目はもちろんのこと、サイズや素材、使い勝手などカタチにするための選択肢がたくさんあって、最終的な仕様が決まるまでいろいろと悩む時間が多くなります。 この「カタチになるまでの途中過程」を楽しむことができるお客様は、とてもフルオーダーに向いているなって、なんとなく思いました。 メーカー側の一方的な提案だけでもなく、お客様のリクエストをただカタチにするだけでも無い。 お客様と一緒になって、たくさんお話しながらモノづくりすることを、ぼくたちはこれからも大切にしていきたいと思います。

システムキッチンと組み合わせる。 | オーダーキッチン

システムキッチンと組み合わせる。

既製品のシステムキッチンに合わせて製作したカウンターです。 ポイントは、正面右側のウォールナットの腰壁部分。 本来であれば収納スペースとして活用できる部分を、棚や扉などを設けずにスッキリみせることで、空間に余裕がうまれてダイニングキッチンがとてもゆったりした雰囲気になります。 キッチン部分も含めて全てフルオーダーで製作するとそれなりにコストがかかりますが、既製品のシステムキッチンをうまく生かすことで、コストを抑えながらオリジナルキッチンをつくることができます。

〜風な家具。 | オーダー家具

〜風な家具。

角材などを等列に並べてつくる扉のことを一般的に「ルーバー扉」と呼びますが、このキャビネットは扉の内部が完全に見えないように板どうしを重ね合わせています。 視覚を遮ながら空気を通すので、湿気の多い東南アジアのリゾートホテルでもよく使われています。いわいる「リゾート風」っていうデザインの空間によく採用されている扉ですね。 ただ、リゾート風だけでとまってしまうと少し物足りないので、天板の厚みをできるだけ薄く見せるような繊細なディテールを加えて、全体のバランスをとってみました。 この一工夫が、永く飽きのこないデザインの家具をつくる大切なポイントなのかなって、なんとなく思っています。

キッチンとテーブルの高さを揃える。 | オーダーキッチン

キッチンとテーブルの高さを揃える。

  キッチンとダイニングテーブルが一体型になったオーダーキッチンです。 キッチン天板とテーブル天板を同じ高さにする場合、ダイニングテーブルに合わせる椅子の高さを高くする(カウンタースツールなどをお選びする)場合と、キッチンの床を低くする場合の2択が基本ですが、このキッチンは後者の床を低くしたタイプです。 メリットはなんといっても、一般的なダイニングテーブルの高さに設定できるため、椅子を自由にお選びいただけることだと思います。 カウンタースツールの場合、朝食など短い時間でのお食事であれば問題ないですが、夕食など少し長い時間座ることを考えると少し快適性にかけるため、できれば一般的な高さであるダイニングチェアをお選びしたいところです。 デメリットは、キッチンの床を低くする場合も、テーブルの床を高くする場合も、天井高さや床下構造など建物によって実現が難しい場合があるため、ご検討の際は事前に設計士様に相談されることをおすすめします。  

等々力渓谷。 | いろいろ

等々力渓谷。

久しぶりに、お店の近所にある等々力渓谷を散歩してみました。 目から見える景色や、耳から聞こえる音、鼻で感じる匂いなどが、ひょんなきっかけで、頭の中からアイデアのかけらを引っ張り出すことがあります。 何か考え事をするとき、机の上で悶々と考えるより、散歩しながらの方が頭の中がぐるぐる回転する感じがします。 どちらかといえば、「考えるより、手を動かそう」というタイプですが、森の中での考え事は、とても心地よい時間です。

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