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効率的なⅡ型キッチン。 | オーダーキッチン

効率的なⅡ型キッチン。

  シンクカウンターとコンロカウンターからなるⅡ型キッチンにダイニングテーブルがセットになったオーダーキッチンです。 テーブル天板はコストと経年による反りを考慮してオーク集成材をセレクト。 キッチンカウンターにダイニングテーブルをセットする場合、キッチンの奥行きに合わせてテーブルを横並びに配置したり、キッチンの手前側にも椅子を置いて座れるように、キッチンとテーブルを少しずらして配置するなどいろいろな方法があると思います。 このキッチンは、シンクカウンター手前に椅子を置いて使う予定はないものの、ディスプレイ台として、また生活雑貨がおけるように、テーブルを延長して奥行きの浅いカウンター仕様になっています。 奥行きの浅いちょっとした棚が実は日常生活の中ですごく便利で、またテーブル含めて一体感を持たせることで、キッチン全体の雰囲気がぐっと締まる気がします。 なお、シンクカウンター・コンロカウンターともにサイズは標準的な1800mm。 単体で使うと少し手狭に感じるかもしれませんが、2つ足すと3600mmもあり、アイランドキッチンやペニンシュラキッチンではなかなか確保できないサイズ感なので、限られたスペースの中でできるだけ作業エリアを広くとりたい場合は、Ⅱ型キッチンがおすすめです。 ちなみに、Ⅱ型キッチンをご検討される場合、調理中にカウンター間を行き来する際に食材が落ちたり液体が溢れるなど通路床の汚れを気にされることが多いと思います。 その際は、お掃除重視であればキッチン通路床のみ掃除しやすい素材に変えたり、ダイニングスペースと床材を揃えたい場合は大きめのキッチンマットを敷くなど、お好みに合わせた対応方法があるので、そこまで心配されなくて大丈夫だと思います。 廣田  

光。 | いろいろ

光。

2025年がはじまりました。 今年はどんな ひと・こと・もの・けしき、に出会えるのでしょう。 とても楽しみです。   先日、庭園美術館のインフォメーションがふと目にとまり、 その足でふらっと美術館へお邪魔しました。 庭園美術館は皇族朝香宮家の自邸として建てられ、 ラリックなどアールデコ様式の著名なデザイナーが内装に起用されています。 今のデザインには見られない装飾の絢爛豪華さ、優美さに行くたびに感嘆の声がでてしまいます。 個人的には、内装も気になるは、展示物も気になるは、情報量が多くなってしまう美術館です笑。   インタビュー動画でガラス作家 三嶋りつ惠さんのコメントのひとつ。 ベネツィアの職人さんにイメージをどう伝えてつくるのか、との問いに 「まずは相手をリスペクトし、相手の目線の先をよむ。 そうしながらものづくりをしていると、美を目掛けて一つになる、一体になる瞬間がある。」 と。 表現者の言葉や作品から、学びや発見、共感、感動、いろいろな気持ちをいただきます。 鉄とガラス、違う表情ですが、どちらも昔から自然界にあるもので生み出されたもの。 ガラスは光を吸い込んで放つような、 鉄は冷える時に真ん中に赤い光を封じ込めるような、その対比もまた興味深かったです。 いろいろな美しいものにふれて そこでいただいたものを日々の暮らしや仕事に循環させていきたいな、と思う年の初め。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 (高橋)

2025年。 | いろいろ

2025年。

  新年あけましておめでとうございます。   Basisは今日から2025年がスタートします。   1日1日を大切に、 お客様やモノづくりの仲間たちと一緒に楽しみながら、 ひとつひとつ、丁寧につくっていきたいと思います。   今年もみなさまにとって、より良い一年となりますように。   本年もどうぞよろしくお願いいたします。   Basisスタッフ一同

オーダーキッチン

2024年。

  2024年も残すところ、あとわずかになりました。 今年は1月から新たに仲間が加わり、Basisにとってはじめて3人体制で過ごした一年でした。 女性ならではの視点で、ショールームの見せ方から提案・打合せの進め方に至るまで、Basisのひとつひとつを丁寧に見つめ直すことができて、また一歩、前に進めたのではないかと思います。 オーダーキッチンは、まだまだとても小さな世界です。 その小さな世界の中で、さらにひときわ小さなメーカーであるぼくたちだからこそ、できることがまだまだたくさん眠っている気がします。 そんな、チャレンジという名の原石を掘り起こしながら、これからもひとつひとつ丁寧に磨いていきたいと思います。 今年も一年間、大変お世話になりました。 それでは、どうぞ良いお年をお迎えください。 廣田 耕人

毎日、ずっと。 | いろいろ

毎日、ずっと。

クリスマスが終わり、街は一気にお正月モードへ。 時の流れのはやさにはいつも驚いてしまいます。 ホリデーシーズンになると 海外に住む友人家族が帰国し、しばらくの間、我が家にステイするのですが 夫婦二人暮らしの我が家、パワフルすぎる子供たちに楽しませてもらいつつ、 家が破壊されないか心配しつつ笑、賑やかな日々を過ごしていました。 住まう人の人数が変わるだけでもキッチンの使い勝手はこうも変わるものか、 欲しくなる設備も変わるなぁ、と毎度実感します。 個人的には人が集まるたびに、アイランド側にスツールを置けるスペースがあると キッチンを中心にサーブする人もされる人も、より気楽に過ごせるなぁと感じます。   住まう人の数、お子様の成長による暮らしの変化など、状況により必要なものは変わっていきます。 長い目でみると、オーダーキッチンの場合、 暮らし方の変化によりフレキシブルに対応できるのではないかと感じます。 しっかりとつくられた家具(キッチン)は長持ちしますし、少しデザインを変更できたり 細やかな対応が可能です。   価値観は人それぞれですが ものにあふれる時代だから、より自分らしくいられる存在を身近において、 愛着があるからこそ、自然と手をかけたくなる。それはとても豊かな日々だと思います。   オーダー家具やオーダーキッチンは高いと感じられている方も多いですが、 毎日使う、ずっと使う存在です。暮らし方にも変化がでて、インテリアの雰囲気もぐっと素敵になります。 そう考えるとオーダー家具やオーダーキッチンは走りはしませんが、高級車より随分お得な気がしてなりません。   高橋

アイランドキッチンの手前側はどうする? | オーダーキッチン

アイランドキッチンの手前側はどうする?

  アイランドキッチンの手前側はオープンカウンター?それとも収納? アイランドキッチンをご検討のお客様から、よくいただくご相談のひとつです。 個人的には、以下の順番で検討するとわかりやすいかなって思います。 1.キッチンも含めたLDKに収納が少ない場合は、迷わず収納にする。 2.LDKに比較的収納が多い場合は、全てカウンターもしくは一部カウンターにする。 3.もしディスプレイ棚にする場合は、必ず事前にどんなモノを飾るかイメージしておく。 当たり前といえば当たり前かもしれませんが、心地良く生活する上でお部屋の収納量はとても大切な要素です。 なので、全体的にお部屋の収納量が少ない場合は、迷わずキッチンにも収納量を持たせることが先決です。 ポイントとして、一般的なアイランドキッチンの奥行き900mmだと、手前側収納部分の奥行きは約200mmとなるため、グラスとか小皿は十分収納できますが、+30mmぐらい奥行きを深くすると雑誌なども入って、収納のバリエーションがぐっと増えると思います。 また、お部屋全体の収納量に余裕がある場合は、オープンカウンターもしくはディスプレイ棚(見せる収納)を検討することがオススメです。 ちなみに、オープンカウンターにする場合は、キッチン全体の奥行きを最低950mm以上、できれば1000mmに設定するのがポイント。 一般的なアイランドキッチンの奥行き900mmだと、せっかくカウンターをつくっても少し窮屈な感じがして、結局カウンターに座ることがなくなってしまう、、なんてことがよくあるので、手前側をオープンカウンターにする場合は、平面プランの検討段階から建築士の方と相談して、キッチン全体の奥行きをしっかり確保できるか確認しながら検討すると良いかなって思います。 最後に、3のディスプレイ棚にする場合は、予め飾るものを想定してから棚の割付寸法を決めることがおすすめです。 玄関ロビーやリビングなど壁に埋め込むタイプのディスプレイ棚でも良く言われることなんですが、事前に飾るモノを想定せず、とりあえず空間のアクセントとしてディスプレイ棚を作ると、ついつい棚の上に普段使いのモノを置いてしまって煩雑になることもしばしば。 見せる収納は、事前の綿密なディスプレイ計画が肝要です。 廣田    

ひっそりと美しく。 | いろいろ

ひっそりと美しく。

先日、外食の際に器の中をみて、心が弾みました。 飾りに添えられていた野菜、これも飾り切りなんでしょうか?? 野菜の中をくり抜いて、いろんな野菜が組み込まれ?ていて。 なんとも手の込んだ職人技に感心してしまいました。   先日、廣田もブログで紹介していたテレンス コンラン展。 私も伺いましたが、印象に残るコンラン氏の言葉がいくつもありました。 そのひとつに、   「絶対になくてはならないというわけではないけど、私の人生の質を高めてくれるものなんだ。 心がときめいて、気持ちを高めてくれるものだからね。」   きっと気づかれないような、とてもニッチな、マニアックなポイントに 現場で取付してくださる職人さんとアイデアを出し合いながら、より美しくおさめられるように。 今までになかった部材を試行錯誤している社内。なんだかワクワクします。 コンラン氏の言葉にも通じるような。   キッチンやカップボード、家具を通して だれかの生活の中にひっそり美しく、実は寄り添えている、そんな仕事を目指していきたいなぁと思います。 高橋

オーダーキッチン

これからのモノ作り。

Basisがご提案するオーダーキッチンやオーダー家具は、とてもシンプルなデザインが特徴です。 シンプルなデザインがベースであれば、素材の組み合わせ次第でキレイに良く見えるのも正直なところ。 そのため、引出や扉を開けた時に見えてくる内側の仕様や、細やかな手加工が必要なディテールなど、コストのかかることは予算を優先して、できるだけ簡易的な仕様にすることがありますが、本当にそれでいいのかなぁと、最近ふと考えたりします。 海外メーカーの車や、職人の手仕事が感じられるファッションアイテムなどに例えるととても良く分かるんですが、愛着をもって永く使い続けたくなる製品は、外側の見た目だけではなく、細かいディテールや内側の作り込みにとてもこだわりを感じられることが多いと思います。 車の運転席に座った瞬間、室内パネルのきめ細やかな作り込みに感動したり、カバンを開けると見えてくる、上質な生地で丁寧に縫製された内側に愛着を感じたり。 家具やキッチンでいえば、引出を開けた時に見えてくる中箱や扉内部の棚などにも、素材感の感じられる天然木や、なめらかなエナメル塗装を施して、外側と同じくらいこだわりをもって作る。 手掛けには、職人の手仕事ならではの細やかな加工を施したり、真鍮や銅など素材本来の美しさを生かしたハンドルなどをしつらえる。 はたして、お客様がオーダーキッチンやオーダー家具に対して、細やかなディテールや丁寧に作り込んだ内側の設えにどのくらい価値を感じていただけるのか、正直全然わかりません。 ただ、少なくてもぼく自身、外側も内側も丁寧に作り込んだ製品に愛着を感じるし、ずっと使い続けていきたいと思います。 幸い、ぼくたちは家具メーカー出身ならではのきめ細やかなモノづくりの経験があり、チームには素晴らしい技術力を持った家具職人たちがたくさんいます。 ほんと手探りだし、どれだけお客様のニーズがあるか分からないけど、少しずつBasisのモノ作りを深化させていきたいと思います。 廣田

オーダーキッチン

オーダーならでは。

キッチン、カップボード、家具の打ち合わせが進む中で 扉や引出しの開け方についてお打ち合わせをする場面があります。 もし、これが既製品だったなら とくに深く考えることなく、そのままその家具を選ぶことが多いかもしれません。 プッシュタイプ? つまみやハンドルなど金物をつける? 手掛けにする、どんなデザイン?? これまでの暮らし方を踏まえ、これからの暮らしをシュミレーションしてみる。 少し立ち止まって考えること。 悩まかったり、案外楽しかったり。 そんな時間はこれからの日々の暮らしのスムースさや、愛着のあるものに囲まれるくらしにつながり 結果、ご自愛につながる贅沢な時間かもしれません。 お話を伺いながら、空間との調和や使い勝手など一緒に考えながら〜打ち合わせは進みます。 なんだかんだとある毎日、自分のお気に入りに囲まれて過ごしたいなぁと。  高橋 ごく一部ですが、使い手の数だけ、開き方もさまざまです↓

造作ソファ

生地の異なるコーナーソファ

  コーナー部分のテーブルを中心に、二人掛けと三人掛けシートを組み合わせた造作タイプのコーナーソファ。 いままで、ソファ本体に対してアクセントとして本体とは別の生地で置クッションを製作したことはよくあるけど、このコーナーソファは、二人掛けと三人掛けシートそれぞれ同じ柄の色違いの生地を選んでいます。 ツートーンの場合、それぞれ柄も変えてしまうと全体のバランスをとるのがけっこう難しいけど、同じ柄の色違いであれば、わりとすんなりまとめやすく、全体的に少し変化をつけたいときは有効かもしれません。 ソファのカタチがとてもシンプルなので、色違いの生地の雰囲気がダイレクトに伝わってきます。

ヌック クッション

「隅っこ」の安心感。

  このところ、ヌック用のベンチシート(クッション)のお問い合わせが増えてきたように感じます。 ヌック… 改めて調べてみたところ、スコットランド語で暖炉のそばにある腰掛け「イングル・ヌーク」が語源で 「暖炉脇の小さくて落ち着けるスペース」という意味から広まり 今では、空間の隅や突き出し、階段下のスペースを利用した小さなくつろぎスペースを ヌックと呼ぶようになったようです。   リビング、キッチン、広めのウォークインクロゼット、書斎、パウダールーム、廊下など もしお家にヌックをつくるなら、どこにつくりますか? 個人的にはキッチンのそばにヌックがあったら素敵だなぁと想像がふくらみます。 気軽に小休憩しながらレシピ本をめくってみたり。  普段キッチンに立たない方も、小さなお子様もキッチンにより近い場所で過ごす時間が増えたり。 あまりスペースがない場合でもヌックにテーブルを近づければダイニングコーナーにも使えたり。 (余談ですが、先日偶然TV番組で見たのですが、家庭内で声をはることなく会話ができる距離感、 視界になんとなく入っていることは夫婦円満につながるそうな。 確かに相手に向かって声を張ると語尾が強めになってしまいがちですよね。)   ゆるやかに周りとつながりながら、隅っこのおこもり感の中でのひととき、 想像するだけで、しあわせが増えそうです。 座面の奥行きやシートの高さ、ベンチクッションの座り心地、クッション張地の質感、人それぞれで リラックスできるポイントは違ってきますので 細部にこだわることで、何気ない時間がもっと心地よくなると思います。 (ヌックについてはこちらにも)   今月からスタッフの私、高橋もブログをお届けします、どうぞよろしくお願いいたします。

オーダーキッチン 木天板

面を整える。

  Basisのオーダーキッチンやオーダー家具をつくる上でいくつか大切にしているデザイン上の決め事があって、その一つに「底目地」と呼ばれるディテールがあります。 一般的にキッチン天板は、製作精度の誤差や組み立てた時の現場精度を緩和するために、本体の周囲からそれぞれ5mmから8mm程度でっぱりを設けることが多いですが、天板が出っ張るため本体との面が揃わず、全体の雰囲気が少しルーズに見えることがあります。 そこで、天板と本体の間に底目地と呼ばれる3mmから5mm程度の凹部を設けて、天板と本体の間に小さな隙間をつくることで、現場精度に囚われることなく面を揃えることができるんです。 製作側としては、小さな凹部の中も表面同様キレイに仕上げる細かな作業手間が増えますが、全体の雰囲気にとても大きく影響するため、創業当時からこのディテールをずっと続けています。 一般の方にはとてもマニアックなお話で正直ピンとこないと思うけど、Basisのようなとてもシンプルなデザインの場合、このような細かなディテールの積み重ねがとても大切になってきます。 ハイエンド層向けの贅沢な素材使いだったり、女性ならでの優しい雰囲気など、オーダーキッチンにはいろいろな見せ方がありますが、ぼくたちは家具メーカー出身ならではの経験を活かした、シンプルなデザインをベースにしたきめ細やかなモノづくりのスタイルを、これからも大切にしていきたいと思います。

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