2025.12.31
2025年。
2025年も残すところあとわずかになりました。 自宅の大掃除もあらかた終わって、一息つきながらこのブログを書いています。 今年もおかげさまでいろいろなプロジェクトに関わらせていただくことができました。 リビングの一角に設置するベンチクッション1つからキッチンカウンター、そしてお家全体の造作家具一式まで。 じつにバリエーション豊かなプロジェクトに関わりながら、最近ぼくたちの仕事はなんとなく役者のイメージに近いのかな、と思うことがあります。 もちろん役者のことは全然良くわかりませんので、あくまで想像ですが笑 それぞれのプロジェクトで与えられた役を、精一杯取り組んで向き合う。 そして、どんな役でもお客様から何かしら印象に残ってもらえるような仕事をする。 そういう風に考えると、なんだかとてもしっくりくるのです。 来年はどんな役が待っているのかなぁ。 今年も一年間、大変お世話になりました。 それでは、どうぞ良いお年をお迎えください。 廣田
2025.12.26
シンプルの奥深さ。
先日、漫画家の手塚治虫さんや藤子不二雄さんなど、著名な漫画家の方が住んでいた トキワ荘を復元したミュージアムの近くへいく機会があったので、立ち寄ってみました。 そこには共同の台所があり、昭和らしいシンクとガスコンロのとてもシンプルなもの。 年代ものの邸宅などのキッチンもシンプルなものが多いですが、 改めて、キッチンには水と火。当たり前だけど、それが基本だなぁとつくづく思いました。 そういえば、今年前半に国立新美術館で開催されていた 「リビング・モダニティ 住まいの実験1920sー1970s」の展示の中で、 その時、一番心に沁みたのは豪華な建築ではなく、 コルビュジエのレマン湖畔の小さな家でした。もう愛とセンスしかないな!という感じで。 コルビュジエが母のために作った住まいはとてもシンプルで、無駄がなく、 だからこそ誤魔化しがきかないといいますか、そのお家のキッチンも驚くほどにシンプルでした。 (レマン湖畔の小さな家の記事) 時代は変わって、形も少しずつ変わって、気づけば、結構変わっていて。 それでも、料理を作る、食べる、生きる、という形は同じ。 今はキッチンがより暮らしの真ん中にくるようになって、 キッチンへの感覚も人それぞれ、自分らしい空間を望む方が増えています。 間もなくやってくる2026年も 暮らす人、それぞれに馴染み、そっと暮らしをあとおしできるキッチンを、 廣田・宇塚、スーパー頼もしい二人を見習いながら、凄腕職人さんにお力をお借りしながら、 自分自身も毎日キッチンに立つからこそ、ご提案できることをより考えて、悩み楽しみ、 一つ一つのキッチンをしっかりお届けできるよう努めてまいります。 高橋 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて
2025.12.22
BRINJAL
先日、キッチンリフォームの引き渡しがありました。 I型キッチン+カップボードという元々のレイアウトはそのままに、素材や色、取手などお客様と一緒に相談しながらひとつひとつ丁寧に選びました。 お客様と一緒に相談しながらつくるオーダーキッチンは、毎回新しい発見があります。 今回もお客様が以前からお気に入りだった茄子のような塗装色を中心に、半円型のかわいい取手や大きくラウンドしたカウンターなど、いろいろなアイデアの引出をいただきました。 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて
2025.12.19
毎年。
毎年このシーズンになると来年の流行色が各団体から発表されます。 色見本帳メーカーのパントン社のcolor of the yearと題された取り組みは ファッションやインテリア業界などに大きな影響を与えています。 2026年の色は「クラウドダンサー」 雲のダンサー 淡い白。なんだか幻想的で素敵な名前ですね。(カラーのことが解説されているvogue記事) 商業施設のデザインや流行をご自宅に取り入れるのが好きな方には 流行色の発表は大きな情報になりますが、 個人的には、結局自分の好きな色、 そして、好きな色と調和がとれるバランスが なにより心地よいなぁと。 遊び心や流行をもし・・・とり入れてみようと思ったなら クッションや雑貨、小物で十分だと、 シンプルでベイシック好きな人間は毎年同じことを思ってしまいます。 各種団体が、来年のカラーを発表していますが、本当に色も理由もそれぞれ。 自分の信じる方向?共感できる方向で、それぞれ選んで験を担ぐ。 流行りに興味はさほどないですけど・・・ とにかく、色って楽しいですね。 高橋 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて
2025.12.15
流行のない世界。
先日、カバン職人である友人の展示会に遊びに行ったら、同じ会場で一緒に「オーダーニット帽屋さん」も参加されていました。 オーダースーツやオーダーシューズのお店はたくさんあるけど、オーダーニット帽屋さんは初めての出会いでした。 オーダースーツにオーダーシャツ、オーダーバッグやオーダーニット、オーダーワンピースにオーダーアクセサリー。 今の季節だったらオーダー手袋とかオーダーマフラーなど。 「みんなが知っているから」という相対的な価値観ではなく、「誰も知らないかもしれないけど自分にぴったりのモノが欲しい」という絶対的な価値観でモノを選ぶ。 オーダー製品を選ぶ理由は人それぞれだと思うけど、なんとなく、メディアによって作られたステレオタイプの価値観から自立した人が少しずつ増えてきているのかなって、ちょっと思ったりします。 すると、提供する側も細分化されて、もっとニッチで面白いお店がたくさん増えてくる。 もしかしたら、近い将来「流行」とか「トレンド」という言葉もなくなるかもしれません。 いやいや、さすがにそれはないですね(笑) でも、そんな世界になったら、ちょっと楽しそうです。 廣田 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて
2025.12.11
フレーム(枠)
框扉は長く一定の人気がありますが、 近ごろ、框組の扉を希望される方が再び増えてきたような気がします。 框扉とは扉の上下左右の四方に加工した木材を組み上げるスタイルで、 デザインにより、とてもデコラティブなもの、 とてもフェミニンでエレガントな印象のもの、 案外すっきりとカジュアルに見えるものまで、組み方によって印象ががらりと変わります。 框デザインの基準はもちろん、使い手のお好み。 先日、納品させていただいたお家では框組のラインがうっすら入る形にすることで、 カジュアルな中にも少しクラシックなニュアンスがでたように思います。 框扉はイメージではないけれど、少し動きといいいますか表情が欲しい方には 框扉ではなく、扉をインセットにして側板を見せることで、 フレーム感を演出することもできます。これは実はオーダーならではなスタイルかもしれません。 扉ひとつとっても十人十色、あぁ奥が深い♪ いずれの写真も遠目にみればよくわからないかもしれませんが 自分で選んだこだわりが目に入ったとき、何気ない毎日に、ふと気分を上げてくれたりもします。 高橋 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて
2025.12.07
システムキッチンに合わせる
既製品のシステムキッチンを活かした収納家具をつくりました。 システムキッチンと組み合わせる場合、一番気になるのが異なるメーカーどうしの天板や扉の色をどのように合わせるかだと思います。 いろいろ方法があると思うけど、天然木の造作家具と組み合わせるのであれば、システムキッチンはできる限りニュートラルな色(白とかライトグレーなど)にしてお部屋の壁紙などと調和させると、ちょうどいいカンジのバランスになる気がします。 また、今回のようにキッチン壁面を一般的な白のキッチンパネルではなく、素材感や色の奥行きを感じられるようなタイルを合わせると、より雰囲気がぐっと深まると思います。 アイランドカウンターには、キッチンまわりに収納しきれない食器やキッチン家電、ゴミ箱などを納めます。 奥行きが40cmでカウンターとしては狭めだけど、配膳時にお皿を並べたり、ダイニングスペースとキッチンをゆるやかに仕切れるので、意外と便利です。 廣田 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて
2025.12.04
素材の存在感。
先日、伺った小田原測光所。 受付のようなスペースがありましたが、手洗いもついていて、キッチンのような雰囲気。 天然石に、木、ガラスのバランスがとても素敵で、頭の中に妄想キッチンの世界が広がりました。 天然石ならではの存在感や質感は無二なものですが キッチン天板に使う場合、どうしても水垢や調味料などの汚れがつきやすく、 こまめなお手入れ、定期的なメンテナンスも必要となります。 おそらく、海外の方はおおらかなので、天然石を気軽に採用される方も多いかもしれませんが、 日本ではより、メンテナンスフリーな天然石をベースにした クオーツストーンやセラミックストーンなどのエンジニアードストーンや 人工大理石の採用が圧倒的に多いのです。 扉に石を使う場合も、重さや汚れ、費用面などハードルは上がってしまうのですが 杉本博司氏と榊田倫之氏のデザイン、バランス。ため息とともに学ばせていただきました。 受付には止石があったので、さすがに中まで踏み込めませんでしたが、 どんなシンクが入っているのかずっと気になっています。 どこかで見た、これ好き!をベースに形にされたい場合、オーダーが近道かもしれません。 高橋 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて
2025.11.30
オーダーチェア
オーダー家具の中で一番難易度の高いオーダーチェア。 オーダーチェアは住宅用よりレストランなどで使う商業用に向けて製作することがほとんどですが、一番の理由は製作する台数によって価格が大きく異なるからです。 椅子はテーブルなど他の木工製品に比べて一つ一つの部材の加工が複雑で、一脚の椅子を製作するための労力がとても多い反面、一度形を作ってしまえばジグと呼ばれる加工用の型定規ができるため、量産が比較的し易くなります。 ちなみに、既製品の椅子は最低30脚ぐらい製作する前提で価格設定されていると思います。 そのため、形にも寄りますが1脚単品で製作する場合、30脚製作での製作単価に比べておよそ2倍から3倍程度コストが掛かってしまうのです。 このように住宅向けのオーダーチェアは少しハードルが高くなりますが、既製品の中からどうしても好みのデザインやサイズの椅子が見つからない場合は、オーダーチェアという選択肢もご検討いただければ幸いです。 なお、椅子を選ぶときの主なポイントは次の3点です。 1.サイズ 椅子を選ぶ場合、デザインと共に全体のサイズ感がとても重要になります。 特に大切なのは座面の高さで、基本的には合わせるテーブルの高さを基準に検討します。 一般的な目安として、テーブル高さから座面高さを引いた差尺は28cm程度が基準です。 もう一点、肘付きの椅子をお選びの際は、肘がテーブルの天板などに当たらないか確認が必要です。 肘に傾斜がついている場合、肘の途中で天板などに干渉すると、けっこう傷が目立ちます。 2.アームチェア アームチェアの場合、座面の前までアームが伸びているフルアームタイプはホールド感が得られる反面、椅子から立とうとするとアームを避けるために椅子を全部引く必要があって、ちょっと面倒だったりします。 その点、ハーフアームであれば椅子を全部引かずに立席できたり、肘の高さが天板に干渉しても途中まで仕舞えるのでちょっと便利です。 3.張地選び 座面や背もたれがファブリック貼りの場合、ソファのようなカバーリングではなく、カバーの交換ができない張り込み仕様がほとんどです。 特に座面はジーンズなどの色移りがあるため、明るい色をご検討の際は注意が必要です。 また、椅子が届いた時に洋服などに使う撥水スプレーをかけると、汚れ防止になるのでおすすめです。 廣田 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて
2025.11.29
江之浦測候所(2)
完成した頃からずっと気になっているのに、行かずにいた江之浦測候所。 先日の廣田の(ブログ)を見て、やっぱり行きたい!いかねばと!!と、 ふつふつと想いが湧き立ち、先日ようやく行くことができました。 この地は義父の生まれ育った地、測光所の敷地のまとなりには義親族の蜜柑畑もありまして、 義父はここまでは○○さんの畑で、こっちが昔○○で、 なんて、アートよりそちらに気がとられていましたが笑 変わらぬ景色、変わりゆく景色を年老いた義父と一緒にのんびり歩くことができてよかったです。 しかし思いの外、急斜面のアップダウンがあり、ちょっとしたハイキング。 測光所は歩きやすい格好、スニーカーがとにかくおすすめです。 義父の土地の区分どうのこうの・・はさておき、 杉本博司氏の作品、美意識、感覚に圧倒されたり、 日本人が古来からもっているであろう感覚を感じたり、 まだまだ私には難しかったり。 来る日の気分、天候によってもとても印象が変わるであろう、光と影の美しいこの場所、 いつかまた訪れる日に何を思うだろう。 帰る間際に、なぜここに水が流れているのだろうと、不思議に思い、 水の出る先を覗き込んでみると、奥の方になにかある!? 目を凝らしてみると、なんと作品が!! リーフレットには載っていないので、宝物を見つけたような気持ちになりました。 その時にふと、人も、モノも、自然も。 よく観察して、その中にある美しさを見つける、って なんて幸せでありがたい気持ちになるんだろう、と。 そんな次の日、図面作成時に少し悩んで考えていた時、 ひらめいた!(全く大したことではないけれど) その時の感覚もそれと同じで、とても楽しくて幸せな気持ちになりました。 高橋 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて
2025.11.24
ショールーム改修計画の備忘録。
来年夏頃に予定しているショールーム改修に向けて、現時点での課題を備忘録がてらまとめてみたいと思います。 【改修の目的】 葉山から等々力に移転して来年6月でちょうど丸10年という節目のタイミングで、改めてBasisらしい空間を見つめ直す。 【具体的な課題】 ファサード:開口面積と入口ドアの再検討、仕上げの変更 室内:スケルトン天井からボード天井に変更。壁と天井を左官仕上げにする際の部分的なアール形状について検討。 照明計画:ダウンライトを使わずに間接照明のみが理想だけど、暗すぎて現実的には難しい。 素人だけで考えずに、プロの照明デザイナーに相談しながら検討していく。 窓まわり:現在のウッドブラインドからレースカーテンに変更。カーテンレールの形状と納まり検討。 キッチン:そもそも作り替える必要があるのか。もし作り替えるなら、明確な目的が欲しい。Basisらしさって何だろう? 具体的な要素として、ステンレスに変わる普遍的な天板素材の選定。 (原則として、メーカー製品は廃盤の可能性があるためショールームでは使用しない。) 廣田 ___ Basisは、木工家具職人による細やかな手仕事を大切にしたオーダーキッチンメーカーです。 キッチン全体の雰囲気だけではなく、家具のように細かい部分までとことんこだわって作ることがとても得意です。 オーダーキッチンをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。 Basisのキッチンづくりについて Basisの製作事例について Basisのショールームについて