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GW。 | プライベート

GW。

  GWに友人家族と訪れた八ヶ岳での一コマ。 左側の男の子二人がうちの子で、右側の女の子二人が友人の子です。 友人家族とは子供たちが生まれる前からの付き合いで、上の子どうしお誕生日が1ヶ月違いだったり、一緒に母親学級的な催しに参加したり、出産前に旅行に行ったり、ある意味、子供どうしも生まれる前からおともだちです。 お互いシャイな性格なので、一年ぶりの再会は最初ちょっと距離がありましたが、半日経てばもう大の仲良し。 二人が声掛け合いながら下の子たちをひっぱっていく姿が、なんとも頼もしい限りです。 最近、ようやく子供たちだけで遊ぶ時間が増えてきた気がします。 _____ 例年、GWは後半のみお休みしていましたが、今年は思い切ってたくさんお休みをいただきました。 仕事とプライベートは、比べられないくらいどちらも大事なんだけど、子供たちがどんどん成長していく姿を見ていると、この瞬間は今しかないのかなぁ、と改めて感じることができたGWでした。    

シンプルなデザインについての考察。 | Basisについて

シンプルなデザインについての考察。

  なんか、久しぶりに独り言みたいなブログを書いてみたいと思います。 シンプルなデザインについてです。   Basisのオーダー家具やオーダーキッチンは、永く使い続けていく中で飽きがこないように、できるだけシンプルなデザインになるように心がけています。 シンプルなデザインは、基本的に装飾をそぎ落とす作業なので、見た目の特徴が少ない分、おのずとどれも同じような雰囲気になっていきます。 例えば、世の中にあるシンプルなデザインのオーダーキッチンを並べてみて、「これはBasisのオーダーキッチンだね」って一目で分かることは、かなり厳しいと思います。 いろいろなメーカーと比べてどうありたい、ということではなく、単純に、「Basisらしさって何だろう」という問いです。 寝る前に、時々スマホで海外のデザインを紹介するサイトを見るのですが、シンプルなデザインの中にも、何か「らしさ」みたいなモノが感じることが時々あって、その正体は何なのか、色々仮説を立てながら考察しています。   直方体の組み合わせ オーダー家具やオーダーキッチンを因数分解すると、例外もありますが、基本的に天板や扉など「直方体」の集合体になります。 直方体はタテとヨコとタカサのバランスが変わると、見た目の印象はとても変わります。それがプロポーションです。 また、同じプロポーションの直方体でも、木とステンレスなど素材によって印象はずいぶん異なります。 そう考えると、直方体の組み合わせの数だけデザインがあって、素材も組み合わせると、その数はほぼ無数になると思います。   隠れたディテール ぼくは全然ファッションに詳しくないし、オシャレでもありませんが、なんとなくいいなって感じる洋服やカバンなどに共通するのは、見た目はシンプルだけど、たとえば生地がすごく素敵だったり、着た時にすごく体に馴染む感じだったり、ステッチがキレイだったり、裏地もすごくこだわっていたり、などなど。シンプルなデザインの中にたくさんの工夫がなされています。 つまり、ディテールをとことん突き詰めた結果、ただのシンプルだけではない、とても深みのある製品が生まれるのではないかと思っています。 そう考えると、おそらくBasisが目指すシンプルは、次の方程式で表せそうです。   Basisの目指すシンプル=プロポーション×素材×ディテール   なんだかとりとめのない文章になってしまいましたが、この仮説をもとに、「Basisらしいシンプルなデザイン」をもっともっと探していきたいと思います。  

名作椅子とともに。 | オーダー家具

名作椅子とともに。

お引越しされたばっかりの新居に、Basisのオリジナルダイニングテーブルを納品させていただきました。 Basisオリジナルダイニングテーブルの特徴は、なんといっても38mm厚の天板だと思います。それだけで十分個性が出るので、フォルムはシンプルに、ディテールを大切にしながら脚とのバランスを整えています。 椅子は、北欧の巨匠ボーエ・モーエンセンデザインの名作「J39」や、深澤直人さんの「HIROSHIMA」など、白木系を中心に、お客様のお好みでランダムにコーディネート。 テーブルが声高に主張しないので、椅子それぞれのデザインがとてもよく引き立ちます。 それにしても、名作椅子たちはどれも本当に美しいです。 そんな名作椅子たちの邪魔にならなくて、内心とてもホッとしました。 しっかりとオイルメンテナンスを施してあげれば、何十年も元気に活躍すると思うので、これから末長く名作椅子たちと仲良く活躍してほしいと思います。  

個性的な突板たち。 | いろいろ

個性的な突板たち。

左から、サテンウォールナット、レオ、ストラッセ(ガムウッド)、ゼブラウッド、トリフビーチ、オリーブ、ファムドチェリー。 現在進めているオーダーキッチンに使用する突板のサンプルたちです。 今回、インテリアがとてもシンプルで、かつキッチンサイズがW3400mmと面積が大きいため、少し特徴のある樹種で空間にアクセントをつけたいとのリクエストがあり、特殊な突板を得意とされているいくつかのメーカーから、サンプルを集めてみました。 そういえば、よくよく考えてみると、Basisのオーダーキッチンはとてもシンプルなデザインが多いので、実はこのような特徴のある樹種はダイレクトに表情が伝わる分、とても相性がいいのかもしれません。 早速お客様に見ていただいて、2つほど候補が絞られましたが、木目が特徴的な分、サンプルサイズだと全体像がいまいち掴みづらいため、後日大判サイズを取り寄せて、改めて表情を比較してみたいと思います。

カラー水栓という選択。 | いろいろ

カラー水栓という選択。

ドイツの水栓器具メーカー、GROHE(グローエ)。 シンプルなデザイン、クロームメッキの優れた質感、それでいて価格も抑え目で、Basisでもよく提案させていただいています。 そのグローエから、定番の「ESSENCE」シリーズに新たなカラーが追加されました。 追加されたカラーは、真鍮系の「クールサンライズ」と、スチール黒皮系の「ハードグラファイト」の2色。 キッチンのハンドルやソファ脚などの金物に、ここ数年真鍮やスチール黒皮がとても増えていて、どうやら水栓器具にもその流れがきているみたいです。 個人的には、「ハードグラファイト」のマット仕上げがすごくいい感じで、少し水垢が目立たないか気になるものの、今まで白いボウルとシルバーの水栓器具の組み合わせが一般的だった洗面まわりの雰囲気を一新させる力があると思います。 今後、コッパー色も追加される予定。これもまたすごくいいんです! 表参道にショールームがあるので、気になる方はぜひ実物をご覧になってみてください。 グローエショールームhttps://www.grohe.co.jp/company/showroom/ 先日参加させていただいたキッチンセミナーでもテーマに上がっていましたが、数年後にはカラー水栓という選択肢がスタンダードになる可能性が高いので、グローエをはじめ、各メーカーのこれからの展開がとても楽しみです。

自由な家具。 | オーダー家具

自由な家具。

ウォールナット無垢材をフレーム組みにして、フロストガラスを落とし込んだだけの、とてもシンプルなTVボード。 このシェルフ型の家具はとても便利で、TVとデッキを置けばTVボードに、グリーンや小物、本などを並べればリビングシェルフに様変わり。 構造がシンプルであればあるほど、たくさんの可能性が生まれます。 そして、可能性が多いほど、年を重ねるごとに用途を変えながら、ずっと永く使っていただける気がします。 もはや、呼び名はたいした意味もなく、ただ「自由な家具」であること。 そんな、自由なオーダー家具を提案できるように、もっともっとがんばります。

建築の現場。 | いろいろ

建築の現場。

来月から製作スタートのオーダーキッチンの先行配管用墨出しのために、久しぶりの鎌倉へ。 今回設置場所が1階のため、まだサッシなどが取り付けられる前の早い段階での墨出です。前日に雨が降ったため、びしょびしょの床で行う作業はなかなか大変。。 現場にある木材を定規がわりに、床下地のベニヤに直接線を引いて、図面をもとに油性マジックで配管の位置に記をつけていきます。 納品取付作業はもちろんのこと、墨出など現場で行う作業は、普段パソコンの画面とにらめっこしながら描いている縮小図面が原寸でリアルに体感できるので、プランすることと同じくらい、現場で行う作業も楽しいのです。 こちらの物件は、ロケーションが鎌倉の山間にあるので、キッチンに備え付けられた窓越しから四季折々の風景を眺めることができそうです。 帰り道に、ひさしぶりのそば処「ちくあん」へ。 葉山に拠点を構えていた頃、何度も通っていた大好きなお蕎麦屋さんです。 更科系がお好きな方は、車で鎌倉にお越しの際はぜひ! ちくあんhttps://tabelog.com/kanagawa/A1404/A140402/14000587/  

6年間のパートナー。 | プライベート

6年間のパートナー。

先日、妻から「そろそろ、ナツ(長男)のランドセル探しにいかない?」との話がありました。 え、まだ4月になったばかりのに、もう? 話を詳しく聞いてみると、どうやら人気のランドセルは予約販売で早々に売り切れになるみたいで、購入する時期が年々早まっているみたいです。 そういえば、ぼくが子供のころはどうだったんだろう。。 なにはともあれ、いきなりナツをつれていくと、見るもの全部これがいい!となること間違いないので、まずは夫婦だけでショールーム巡りをしてきました。 下見に訪れた2つのメーカーは、どちらも「工房系」と呼ばれる、職人による手作りをモットーにしているメーカーです。 創業120年の「黒川革工房」と、創業55年の「土屋鞄製造所」。 製品へのアプローチやショールームの雰囲気などから、なんとなく「伝統の黒川革工房」と「革新の土屋鞄製造所」みたいな印象を受けました。勝手にネーミングをつけてしまいスミマセン。。 たぶん、このレベルになると製品のクオリティは甲乙つけがたくて、最終的には「ブランドイメージ」で決める人が多いのかな、と思ったりして。その意味では、製品以上に、ショールームやホームページ、カタログの影響は絶大です。 実際、どちらも魅力的な要素がたくさんあって、何でも即決することが多い僕でも、この日に決めることはできませんでした。 正直、「ナツは男の子だし、いいの買ってもどうせブンブン地面に投げまくるんだろうなあ。」って思いながらも、小学校6年間の大切な時間をずっと一緒に過ごしてくれるパートナーだと思うと、自分のモノを買う以上に、ついついいろいろ考えてしまうものです。 どちらかメーカーが決まったら、今度ナツを連れて色を選んでもらおうと思います。

素敵な天板。 | いろいろ

素敵な天板。

この春、うちの近所にベイクルーズがベーカリーレストランをつくったとのことで、先日ランチしてきました。 さすがベイクルーズ。内装が素敵なのはもちろんのこと、エメラルドグリーンの化粧板と木フレームの天板がめちゃくちゃいい感じで、とても良い参考になります。 ただ、このエメラルドグリーンの化粧板が、一般的なメラミン化粧板に比べて、表面が少し柔らかくてなめらかな質感なのです。 ぼくはてっきり、ここ最近流行り始めているイタリアメーカーのFENIXかと思ったのですが、調べてみると、この色品番が見当たらず、どうやらFENIXでは無さそうです。 ちなみに、FENIXは一般的なメラミンに比べてソフトな質感、指紋レス、低い光反射率など、とても意匠性に優れた化粧板で、これから住宅インテリアでも採用が増えてくると思います。FENIX NTMhttp://www.kobayashi-ind.com/FENIX/about.html エメラルドグリーンがとても気になるので、ちょっと探してみます。

直感力。 | いろいろ

直感力。

今年の2月にオーダーキッチンを納品させていただきました住宅が無事引き渡しを終え、お引っ越し前に撮影させていただきました。 いままではほとんど写真初心者のぼくが撮影していましたが、去年から少しずつプロのフォトグラファーにお願いするようにしています。 しっかりと三脚立てて、一眼レフを使えば、ぼくのような初心者でも最低限レベルの写真を撮ることはできるけど、プロの写真と比べると違いは歴然。 撮影に立ち会っていて一番感じる違いは、アングル(構図)の判断スピード。 撮影対象となるオーダーキッチンとインテリアの関係性を読み取りながら、製作者(ぼく)が伝えたい画を素早く汲み取って、どんどんシャッターを切っていく。 この「スピード感」が、とても大事だと思います。 つまり、時間をかければかけただけいい写真が撮れる、ということは決してなく、逆に迷いがたくさん生まれて伝わりにくい画になってしまう。 早く、的確に判断する。 つまり、直感力を大切にする。 直感力は、今まで蓄積してきた知識の量と、そこから導き出される判断力の総合。 そして、センスも直感力と同じようなモノではないかと思います。      

色が上手に使えるように。 | いろいろ

色が上手に使えるように。

先週、久しぶりに新宿のコンランショップに行ってきました。 コンランショップは、自分がインテリアの世界に興味を持つことになったきっかけの場所。 初めて訪れたのが大学生になったばかりの頃だから、かれこれ22年ほど経ちますが、いつ訪れても必ず新しいセンスに出会える場所です。 コンランショップの特徴は、なんといってカラーコーディネートだと、個人的には思っています。 素材感たっぷりのシンプルな家具に、個性豊かなディスプレイ。 これらだけでも十分素敵なのに、さらに壁面にもニュアンス系からビビット系まで、様々なカラーを合わせてくる。 しかも、一歩間違えればきわどい感じになってしまいそうなところを、絶妙な配色でまとめてしまう。 このセンスは、何度通っても自分にはなかなか真似できません。 だから、コンランショップにいくのが、いまだにとても楽しいのです。

デザインコンクリート | いろいろ

デザインコンクリート

簡単にコンクリートのような表情豊かな質感を表現できる左官塗材、モールテックス。 ベルギーで生まれ、約5年ぐらい前に日本で流通が始まりましたが、当時未だ施工事例が少なく、また施工できる左官職人も少なかったため、とても気になっていたものの、なかなか採用することができませんでした。特にオーダーキッチンでの問い合わせが多かったです。 最近、洗面カウンターでモールテックスを使用したいとのリクエストがあり、久しぶりにネットでモールテックスを調べたところ、なんだかすごくコンテンツが充実しているではありませんか。 いろいろ見ていると、多数の施工事例をはじめ、設計者や職人に向けた講習会を定期的に開催されているとのことで、早速講習会を受けてきました。 モールテックスの良いところを簡単にまとめると、 1.どんな下地にも施工可能ボードだけでなく、たとえば浴室の既存タイルの上からでも塗れるため、リノベーションにすごく便利。 2.簡易防水膜として使用可能。木で作った箱にモールテックスを塗れば、シンクとして使えます。講習会を受けるまで、ぼくはこのことを完全に誤解していて、てっきりモールテックスの上に撥水材を塗るかと思っていたのですが、どうもモールテックス自体に防水性能が含まれているとのことです。 3.モールテックス自身の乾燥で割れない。いままでコンクリートを表現する場合はモルタルを使っていましたが、どうしても乾燥による割れが避けられないのが永遠の課題でした。その点、モールテックスは柔軟性があるため、下地さえしっかり作れば、割れる心配がありません。設計者目線でみると、これがすごく安心なんです。 4.無限の調色が可能。一応カタログには64色のカラーチャートがありますが、あくまでメーカーで顔料配分を設定しただけなので、顔料の組み合わせ次第でどんな色も表現できるとのことです。これも講習会受けるまで知らなくて、てっきりグレー系だけだと思っていました。。 5.シームレスに施工可能たとえば、4メートルを超える天板など、搬入条件により2分割にせざるを得ない場合でも、モールテックスなら現場施工で繋ぎ目なくシームレスに仕上げることが可能。できる限り繋ぎ目は無くしたいですからね。 講習会受けてわかったことは、想像していた以上に自由に表現が可能で、かつ防水性能もばっちり。 たとえば、キッチンの天板とシンクをすべてシームレスにしたい場合、モールテックスでも比較的簡単につくることができるので、ステンレス、人工大理石に続く、第三の素材として提案できそうです。 モルタルの質感は、天然木との相性がとても良いので、個人的にはすごく好きな素材。 オーダーキッチンやオーダー家具に使える場所がたくさんあるので、これからは積極的に提案していきたいと思います。 モールテックスHPhttps://o-takahata.jp

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