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オススメの設備機器

オーダーキッチンの特徴の一つである、自由な設備機器の組み合わせ。 国内メーカー、海外メーカー含めてカテゴリーごとにおすすめの設備機器をご紹介します。 (2017年9月現在) <ビルトインコンロ> Rinnai/DELICIA GRiLLER http://rinnai.jp/products/kitchen/gas_conro_delicia/gc_griller/griller_point 魚焼きグリル付コンロでは、現在のところ一番デザインが良いと思います。 NORITZ/S-Blink+do http://www.noritz.co.jp/product/kitchen01/builtin/plusdo.html 火力を求める方はこちら!昔ながらの無骨なデザインもファンが多いです。 Rinnai/ドロップインシリーズ http://rinnai.jp/products/kitchen/gas_conro/gc_dropin/gc_dropin_lineup 魚焼きグリルがなく、とてもシンプルなデザインが人気。同じデザインでドイツのAEGからもOEM商品として販売されています。 <IHクッキングヒーター> Panasonic/Wシリーズ http://sumai.panasonic.jp/ihcook/lineup/function/function_w.html 鉄、ステンレス以外も調理可能なオールメタル仕様。 AEG/AHI735CA http://www.aeg-jp.com/Products/Cooking/IHクッキングヒーター/3口-IHクッキングヒーター/AHI735CA/ 魚焼きグリルが必要ない方は、海外メーカーのIHがオススメ。特にこれはお値段的にお手頃でデザインがとてもスッキリしています。 Teka/IRS 933.2 HS http://www.major.co.jp/teka/products/ih/irs933_2hs/index.htm Panasonicキッチンで有名な3連横並びIH。Panasonic製3連IHはシステムキッチン専用のため選べないので、こちらの製品がおすすめ。 <食器洗浄機> Mille/G6620 SCi https://www.miele.co.jp/domestic/dishwashers-2510.htm?mat=10509140&name=G_6620_SCi_JP 食器洗浄器といえばミーレ。エントリーモデルでも十分高性能です。 Panasonic/K7シリーズ http://sumai.panasonic.jp/dishwasher/k7series/ 乾燥機能が欲しい方はこちらがおすすめ。操作パネルが扉上部にあるので、見た目もスッキリ収まります。 <水栓器具> グローエ/MINTA http://www.grohe.co.jp/item/products/series.php?maker_id=52&category_id=32 シンプルなデザイン、お手頃な価格で製品としてのバランスがとてもいいと思います。 クリンスイ/F914 http://cleansui.com/shop/g/gF914/ 浄水機能も付いた複合水栓では圧倒的な人気の製品です。 <レンジフード> ARIAFINA/フェデリカシリーズ http://www.ariafina.jp/federica/ レンジフードにこだわりたい方にオススメ。イタリアブランドですが、生産は日本の富士工業が請け負っているので、デザインだけでなく品質も優れています。 Arietta/バルケッタシリーズ http://www.ariafina.jp/product/list.php?series_id=29 ARIAFINAの姉妹ブランド。オープンキッチンでレンジフードのコストを抑えたい場合に。 <ビルトインオーブン> AEG/BP831460MM http://www.aeg-jp.com/Products/Cooking/電気オーブン/BP831460MM/ カップボードにオーブンをビルトインしたい場合はこちらがオススメ。コストパフォーマンスの高い製品です。

カバンを通じて感じる、モノ作りの方向性 | いろいろ

カバンを通じて感じる、モノ作りの方向性

ずっど探していたカバンがようやく見つかりました! もともとずっとトートバックを使っていたのですが、世田谷に引っ越ししてから自転車通勤になったため、トートでもショルダーでも使える2wayバックが欲しいなと思って。 しかも、今までの経験上具体的な希望がいくつかありまして、、 1.シンプルなデザイン 2.横長のプロポーションでサイズはA4ファイルが余裕で入る感じ 3.ハンドルはファブリックではなく、レザーなど丈夫で味のでる素材 4.メイン素材は厚手のキャンパスかナイロン 5.ストラップの金具はアルミなどマットな質感のもの 6.建築現場に行く機会があるので、ボトムはなるべく丈夫な素材 そして、いざ探し始めてみると、希望を全て満たすカバンが全然見つからないんです。。 まぁ、これだけ希望があったら、いっそうのことオーダー家具みたいにフルオーダーしようかなとも考えて、オーダーカバンのお店を探すも、こちらもなかなか見つからず。。 そんなこんなで、過去に買ったリュックもあるし、妥協しないでベストなカバンが見つかるまで気長に探そう〜、なんて思ってたらあっという間に1年経ちました。 そんなある日、久しぶりに会った知人のカバンを見て。。 これですよ!これこれ!探してたカバン。 ブランド名を聞いたら、JACKSPADEというアメリカのブランドとの事。 ん?KATE SPADEなら知ってるけど、なんか似てる名前だな。。と思ったらどうやら姉妹ブランドみたいです。勉強不足で全然知りませんでした。。 厚手のキャンパスに、底面は軍手から影響を受けたラバーラテックス加工。ハンドルは耐久性の高いワックスウェアで、ストラップは航空アルミを使用。 そもそも、このカバン自体ニューヨークの建築現場で働く人たちからの意見を参考に作られたとの事で、なるほど。納得の作りです! シンプルなデザイン 製品の深みを感じる細やかなディテール 経年変化を楽しめる天然素材や、落ち着きのあるカラーリング カバンとの出会いを通じて、改めて自分が目指すモノ作りの方向性を再確認することができました。    

オーダー家具の中で一番難易度の高いオーダーチェア | いろいろ

オーダー家具の中で一番難易度の高いオーダーチェア

オーダー家具の中で一番難易度の高いオーダーチェア。 オーダーチェアは個人宅用というよりレストランなどで使う商業用に向けて製作することがほとんどです。個人的な感覚として、プランするときに注意するポイントは次の3点です。 1.サイズ 椅子の場合、デザインと共に全体のサイズ感がとても重要になります。特に最近は海外のお客様が増えているため、従来よりも座面の幅にゆとりをもたせるケースが増えています。 なお、座面の高さは、合わせるテーブルやカウンターの高さを基準に設定します。一般的な目安としてテーブル高さから座面高さを引いた差尺は28cmが基準です。 2.ハーフアーム アームチェアの場合、従来のような座面の前までアームが伸びているフルアームタイプだとホールド感がある反面、立席しようとするとアームを避けるために椅子を全部引き切る必要があります。その点、ハーフアームであれば椅子を全部引ききらずに立席できるので便利です。 3.ポーチ置き場 よくリクエストをいただくのが、女性が使う化粧ポーチなどを座面の後ろに置けるようにして欲しいという点です。特に背もたれが木製の場合、座面の後ろが空洞にならないように貫と呼ばれる部材が一本あるだけでもポーチが落下しずらくなります。 なお、オーダーチェアの場合製作する台数によって1台あたりの単価が大きく異なるのも特徴です。その理由はテーブルなど他の木工製品に比べて一つ一つの部材の加工が複雑で、一脚の椅子を製作するための労力がとても多い反面、一度形を作ってしまえばジグと呼ばれる加工用の型定規ができるため、量産が比較的し易くなるからです。おおよその目安として、オーダーチェアを一般的な市場価格に近づけるためには最低20脚ぐらいの発注が必要です。また、デザインにも寄りますが1脚単品で製作する場合、20脚製作での単価のおよそ2倍程度掛かります。 このようにご家庭で使用するためのオーダーチェアは少しハードルが高くなりますが、既製品の中からどうしても好みのデザインやサイズの椅子が見つからない場合は、オーダーチェアをご検討いただければ幸いです。

海外キッチンメーカーについて | いろいろ

海外キッチンメーカーについて

こんばんは。ベイシスの廣田です。 いかがお過ごしでしょうか? 先日、家具金物メーカー主催による海外キッチンのトレンドに関するセミナーに参加してきましたが、普段あまり目にする機会の少ない海外キッチンメーカーの歴史やトレンドの変遷について知る事ができ、とても収穫大でした。 オーダーキッチンをプランするにあたり、これまではシンプルで飽きのこない、空間に溶け込むようなデザインを大切にしていて、トレンドを意識することはほとんどありませんでした。だからといってトレンドに無関心でいるのはちょっと残念な気がして、今回のセミナーを通じてこれからはトレンドの中からいずれスタンダードになりそうな要素をうまく取り入れて、バランス良くプランできるように心がけていきたいと思います。 参考までに、セミナーで取り上げられた海外メーカーの中から代表的なメーカーをいくつかご紹介させて頂きます。 1.POGGENPOHL(ポーゲンポール/ドイツ) http://www.poggenpohl.com/en/find-a-studio/japan/poggenpohl-tokyo/ おそらく日本で一番有名な海外キッチンメーカーで、1892年創業ですから120年以上の歴史があります。システムキッチンの先駆けメーカーで、新作が発表されるたびに注目されています。以前はアクタスで取り扱いがありましたが、現在は西麻布に自社のショールームを設けて、そちらでも製品をみることができます。 2.SieMatic(ジーマティック/ドイツ) https://www.siematic-japan.com 1929年創業のジーマティックもポーゲンポールと同じくらい日本で馴染みがあります。デザインもさることながら、世界で初めて設備機器をビルトインしたり、ソフトクローズの引出などを開発するなど、テクニカルな面でも今日のキッチンにとても影響しています。 3.bulthaup(ブルトハウプ/ドイツ) https://bulthaup.com/en-jp/ 1949年創業のハイエンドキッチンメーカー。上記2社に比べて機能性やクラフトマンシップを活かしたものづくりが特徴で、扉の丁番金物からハンドルまで全てのパーツを自社で開発している唯一のキッチンメーカーです。 4.SNAIDERO(スナイデロ/イタリア) http://www.snaidero.it 1946年創業で、前身は家具メーカー。プロダクトデザイナーや建築家と組んだ斬新なデザインのキッチンが特徴で、特にカーデザイナーのピリンファリンーナによる曲線を生かしたキッチンが有名です。 5.Valcucine(バルクッチーナ/イタリア) http://www.valcucine.com 1980年創業で比較的新しいキッチンメーカー。100%リサイクル可能なガラスとアルミを使ったキッチンやIotなど最新のテクノロジーを積極的に取り入れるなど、とても革新的なものづくりが特徴です。

オーダーテーブルの脚は椅子との組み合わせを考えるのがポイント | いろいろ

オーダーテーブルの脚は椅子との組み合わせを考えるのがポイント

オーダーテーブルの脚について。 椅子の収納数やテーブルの使い勝手という面から、テーブル脚のおおまかな種類をご紹介します。   コーナータイプ 一番馴染みのある、天板の四隅に脚があるコーナータイプ。構造的にも安定感があり、また天板に対して無駄なスペースがないため、特に幅が160cm以下の天板にはコーナータイプがおすすめです。なお、強度を確保するために天板の裏側に幕板と呼ばれる長方形の板材をつける場合がありますが、アームチェアを合わせる場合はアームが幕板に当たらないか注意が必要です。   セットバックタイプ 天板に対して脚が内側に入っているタイプ。コーナーに脚がないため、お誕生日席を左右2つずつにするなど大人数でテーブルを囲むことが可能です。特に来客が多いお家に特におすすめです。ただし、天板の幅が小さいと脚どうしの間隔が狭くなりすぎてしまうので要注意。個人的には幅180cm以上は欲しいところです。   一本脚タイプ 丸天板であれば一本脚タイプもおすすめです。天板に対して脚が邪魔にならないので椅子をぎゅうぎゅうに詰めて座ることも可能です。弱点は、強度の関係で天板のサイズが限定されること。だいたい直径120cmぐらいまでのイメージです。 なお、素材に関しては木製もしくは金物製のどちらかがほとんどですが、金物製だと材料の歩留まりの都合や形状によっては金型が必要になるため、単品で製作するとかなりコストが高くなってしまいます。そのため、オーダーテーブルの場合は木製脚をおすすめしています。 ダイニングテーブルは市場に既製品がとても充実していて、なかなかオーダー家具としてダイニングテーブルを検討することが少ないと思いますが、市場にあまり流通していない大きなサイズや、熱いものを置けるように天板にステンレスやタイルを埋め込んだりするなど付加機能を取り入れたい場合などは、ぜひオーダーテーブルをご検討ください。  

旭川デザインセンターに行ってきました! | いろいろ

旭川デザインセンターに行ってきました!

先日旭川の工場に行った際、この春に新しく生まれ変わった旭川デザインセンターに連れていって頂きました。ここは家具の街旭川を代表する場所で、地場で活動しているメーカー30社あまりの製品が一同に展示されて一般のお客様が直接購入できるほか、デザインイベントなどが催されています。 リニューアル前の写真がないのですが、見違えるほど綺麗になっててびっくりです! 螺旋階段がデンマークにある有名なSASホテルみたいでインパクト大です! IFDAとは「国際家具旭川デザインフェア」の略で3年に一度国際的な家具デザインのコンペが開催され、入選作が商品化されていきます。世界中から応募があって、とてもハイレベルな家具コンペとして有名です。 過去の大賞作品がずらり。中でも右奥の鳥の羽根みたいな大きな椅子がとても有名。 椅子以外の大賞たち。どちらも本当に良くデザインされていてとても勉強になります。 今年の入選作品。一番手前の椅子が大賞です。デザインもさることながら製作した工場もすごい技術です。 館内は黒のカーペットに各ブースが白い壁で区切られていて、とても回遊しやすくなっています。 木製の滑り台。なんとも贅沢な一品です! アプローチに植えられているナラの木。お恥ずかしながら初めて見ました。 梅雨真っ只中の東京に比べて、リゾート地みたいに快適な気候の旭川。 旅行に行くなら今の時期がとてもおすすめです!  

オーダーテーブルは天板の仕様が重要 | いろいろ

オーダーテーブルは天板の仕様が重要

オーダーテーブルについて。 オーダーテーブルといってもダイニングテーブルやローテーブル、サイドテーブルなど色々種類がありますが、基本的には天板と脚の組み合わせになります。 まず天板の素材ですが大きく分類して、①無垢材②突板③ガラスの3種類あります。 ①無垢材 メリットはなんといってもメンテナンス次第で何十年も使えることです。家具の世界では無垢材を基本的に生き物と捉えていて、常に呼吸することで環境に馴染みながら材種によってそれぞれ独特の経年変化をしていきます。また、細かい傷や汚れが気になる場合はホームセンターで売っているサンドペーパーを使って表面を削ることができるので、突板のようにあまり細かいことを気にせず使えるのも魅力の一つです。デメリットは乾燥に弱いため、家具用の保護オイルを定期的に塗り直す手間がかかることです。 ②突板 無垢材をかつお節のように薄くスライスしたものを突板といいます。(*ちょっと余談ですが昔は突板のことを大根の桂剥きとよく例えられていたのですが、今はうすくスライスするのが一般的です。その理由はまた後日改めて。。)突板自体は0.25mmから0.6mmほどの薄さのため、4mm厚か2.5mm厚のベニヤに圧着した状態で家具として使います。メリットは無垢材に比べて天板の厚みを自由に設定できることです。無垢材の場合、市場に流通している原材料の厚みがいくつか決まっていて、厚みが増えるほど希少価値が高まるため値段が高くなります。その点突板の場合は表と裏に突板ベニヤを使ってサンドイッチする下地材である程度自由に厚みを調整できるため、デザイン的に厚みを持たせたい場合は突板を使います。参考までに個人的な感覚だと40mm以上の厚みが欲しい場合は突板を選ぶイメージです。またコストパフォーマンスが良いのもメリットといえます。デメリットは突板自体の厚みが無垢材に比べてとても薄いため、傷をつけた時のメンテナンスがかなり難しい点です。傷の程度にもよりますが、基本的には天板を工場に戻して突板を張り替える場合が多いです。特に天板は一番傷がつきやすい部分なので、突板天板を選ぶ際は特に注意が必要です。なお、天板と脚が一体型になっているデザインの場合、輸送中に脚を破損するリスクがあるため、突板天板のダイニングテーブルを検討される際は、天板と脚が分離できるタイプをおススメします。 ③ガラス とても都会的なイメージのあるガラス天板。透明感のある素材なので空間に広がりを感じられる点がメリットです。特にガラス天板のローテーブルはダイニングテーブル以上に空間の広がりを感じやすいと思います。透明なクリアタイプの他、裏面にフィルムを貼ることで透明度を調整したり色をつけたりすることも容易にできます。デメリットは、やはり傷や破損に弱い点でしょうか。特に小口(ガラスの厚みが見える面)は衝撃に弱いので、気になる場合は意匠も兼ねて無垢材で四方を囲ってガラスを落とし込む方法もあります。また、木天板に比べて食器を置いた時の音が気になるため、ダイニングテーブルの場合はマットなどを敷くことをお勧めします。

オーダーTVボードはAV機器収納を基準にプラン | いろいろ

オーダーTVボードはAV機器収納を基準にプラン

オーダーTVボードについて。 TVを設置する場所の両側が壁に挟まれている場合、置き家具にするか、壁から壁までの壁面造作家具にするかでまず悩まれることが多いと思います。キッチンルームに比べてリビングルームは全体的に収納スペースが少ない場合が多いため、まずはTVボードにどのくらいのボリュームのモノを収納したいかで置き家具にするか、壁面造作家具にするか判断されると良いと思います。もしリビングルームでTVボード以外に収納家具が無い場合は収納量を確保できる壁面造作家具をおススメします。 オーダーTVボードの基本的なプランニングは、センターにAV機器を収納するスペースを配置し、その他の収納を左右シンメトリーにレイアウトし、最後に台輪のデザインを決めます。 1.AV機器収納 AV機器の収納方法として、リモコンの赤外線を妨げないようにおおまかに分類してルーバー扉(横格子)、ガラス扉、オープンの3タイプあります。それぞれ特徴がありますので、詳しくはまた別の機会で御紹介できればと思います。 2.シンメトリー収納 左右の収納については、CDやDVDなど比較的小さめのモノを効率よく収納したい場合は引出が便利です。引出のメリットは奥に収納したモノでも取り出しがしやすい点、デメリットはレールなど金物の関係で同じ高さに対して扉の場合より収納可能な高さが抑えられる点と、扉+可動棚よりもコストが掛かる点です。 扉の場合は内部に可動棚を設けて収納するモノに合わせて調整できるようにします。このようにフレキシブルに収納できるのが可動棚の一番のメリットですが、その反面、奥行きが深い場合は奥にしまったモノが手前に出しにくいデメリットがあります。その場合は雑貨屋さんで見かける小分け用の収納箱などを使って扉の中を区分けして収納すると、とてもスッキリして使いやすくなると思います。 3.台輪(脚) 本体と床面を支える土台みたいな部分を台輪といいます。壁面造作家具の場合は、全体の荷重を支えるために横一面を塞ぐ方法が一般的で、間接照明を入れる場合は通常よりも台輪を高く設定します。また、台輪部分にステンレス鏡面板を貼って床材を写り込ませて浮遊感を持たせたり、置き家具の場合は台輪ではなくソファみたいに4本脚で支えたりするなど、足元のデザインで全体の印象が大きく変わります。

壁面収納やカップボードはオーダー家具向き | いろいろ

壁面収納やカップボードはオーダー家具向き

住宅で使う家具のカテゴリーというと、大まかに分けて①テーブル②キャビネット(カップボード)③TVボード④ソファ⑤椅子⑥ベッドの6つに分類されます。今回はその中で色々な角度から見てそれぞれのオーダー家具の特徴について個人的な考えをお伝えできればと思います。これからオーダー家具をご検討の際、参考になれば幸いです。 キャビネット(カップボード) 家具の中で一番機能が求められるものがキャビネットです。 ここ数年世の中で収納に対する意識が高まっているように、限られたスペースの中でいかに効率良く、そして使い勝手の良い収納を考えた時に、部屋の環境や個人差によって求められる形やサイズが異なります。特にサイズについては既製品で隙間なくきれいにレイアウトすることがとても難しく、その場合必然的にオーダー家具にする必要があります。 また、コスト面から考えると、海外での大量生産品は別として国内で受注生産している既製品メーカーと比べて製作過程に大きな差が無いため、他のカテゴリーの家具に比べてオーダーでの割高感が低いのが特徴です。 詳しくご説明しますと、椅子やベッドなどいくつかのパーツを組み合わせて作る家具の場合、それぞれ複雑な形をしたパーツを注文に応じてその都度一つ一つ作ると、大変な手間と時間がかかるため、基本的には20台から30台分をまとめて製作してパーツごとに保管し(これを仕掛り在庫といいます)、注文が来てから組み立てていきます。それに比べてキャビネットを中心とした箱物家具は、基本的に単純な形のパネルで構成されているため、あえて仕掛り在庫を作ることなくその都度注文がきてから製作しても、時間や手間の面で椅子ほど既製品と大きな差が生まれないのです。 機能面でいうと、引出や扉、スライド天板など収納方法について自由に選べることが大きいと思います。特にカップボードは食器やカトラリーなど日用品からゴミ箱、炊飯器や電子レンジなどの家電まで収納するモノの種類がとても多岐に渡るため、自分の所有するモノに合わせて製作したオーダーカップボードは、本当に使い勝手がよくて日々の家事がとっても楽しくなると思います。

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