投稿日:2025.07.13
造作建具のすすめ。
仕事を通じてこれまでいろいろな住宅を見てきたなかで、心地よくて質の高い空間をつくるコツみたいなモノを探したりするのですが、そのひとつは間違いなくドアや引戸などの「建具」だと思います。
基本的に、建具はメーカーなどの既製品と、空間に合わせてゼロから製作する造作建具の2種類あります。
特に既製品建具はひと昔前に比べてデザインやクオリティがとても上がっていて、コスト面も考えると、大多数の住宅は既製品建具を採用されていると思います。
その反面、造作建具はコストもあがるし、既製品に比べてアフターメンテナンス面でも予測しにくい部分があるので、なかなか採用されにくい。
でもね、既製品建具で構成された空間と、造作建具で構成された空間とでは、佇まいが全く変わるんです。
表情豊かな面材はもちろんのこと、手掛けの形状や建具枠と壁との繊細な納まりなど。
たとえ、とてもシンプルなデザインの建具でも、ひとつひとつの細やかなディテールの積み重ねが、間違いなく「空間の違い」を生み出している気がします。
それは目に見えるわかりやすい違いというより、五感で感じることで初めて感じる類いの違いだと思います。
これから新たな住まいを考える方で、より良い空間作りを目指すのであれば、ぜひ造作建具をオススメします。
*こんな話をしておいてなんですが、Basisでは造作建具をお受けしておりません。
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