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2024年9月

キッチンリフォーム

インドアグリーン。

  先日、ショールームのリニューアルにあわせてグリーンもいくつかリフレッシュしました。 もともとグリーンがすごく好きだったわけではなく、Basisを始めた当初、海外のインテリア雑誌に掲載されているような、小物やアートを上手に取り入れたインテリアに憧れながらも、ぼくにはコーディネートするセンスも自信も全然なくて。今でもですけど。。 グリーンならなんとか絵になるかなぁと思って、知人のお花屋さんに相談して大鉢のグリーンを2つ置いたのがはじまりです。 グリーンを置いてはじめて気づいたんですが、天然木、特にショールームに展示しているオーク材のキッチンや家具とグリーンってめちゃめちゃインテリアの相性が合うんです。 どちらも自然ならではの個体差による色や表情のゆらぎがあって、それがいくつも集まることで、とても奥行きのある雰囲気に。 そして、なんといってもグリーンに囲まれていると心が落ち着くんです。 それ以降、すっかりグリーンにハマっていきました。 もちろん、グリーンは生き物なので、定期的なお手入れは必須。 1週間ぐらい放置しても全然元気な子もいれば、頻繁に水やりしないとすぐに葉がしなってしまう子も。 個性に合わせてお世話をしていくうちに、どんどん愛着が湧いてきます。 キッチンや家具も、作っておしまい、置いておしまいではなく、それからがスタート。 毎日天板をきれいに拭く。 1日の終わりはシンクをキレイに洗って、水栓は乾拭きしてピカピカに。 食器たちも食洗機に入れっぱなしではなく、元の場所にきちんと仕舞ってあげて。 日々のちょっとしたお手入れを重ねることでキッチンや家具への愛着が深まり、それがインテリア全体の雰囲気に伝わっていく。 心地よいインテリアって、きっとそういうことなのかなと思います。  

造作ソファ

LDKの家具たちを見直す。

  去年、自宅をリノベーションするときに妻といろいろ悩んだのが、「リビングにソファを置くか問題」。 いままでの代表的なLDKの家具コーディネートといえば、キッチンの近くにダイニングテーブルを配置して、リビングにはソファとコーヒーテーブル、そして壁沿いにTVボードを設置する感じ。 とてもゆったりした広さがあればあまり気にならないけど、うちのような限られたスペースで家具をフルセットで配置しようとすると、空間がぎゅうぎゅうになって、ちょっと息苦しい感じになるんです。 そこで最近都心のお家を中心に増えているレイアウトが2つあって、1つ目はうちのように思い切ってソファを置くのをやめるケース。 ソファをやめたことで空いたスペースに大きめのラグを敷いて、クッションなどを置くことで、家族それぞれ床にごろごろしながらくつろぐスタイル。 もう一つが今回ご紹介するソファベンチみたいに、ダイニングチェアのかわりにソファベンチを造作でつくるケース。 ダイニングテーブルで食事をするだけでなく、リラックスしながらTVを見たり、もちろんベンチでお昼寝もOK。 つまり、ダイニングテーブルが生活の中心になる。 また、このソファベンチはさらにカップボードの機能をもたせることで、キッチンとの導線にゆとりをもたせながら、LDKにたくさんの余白をつくることができます。 置家具どうしをまとめて一つの島にする、オーダー家具ならではの解決方法です。 最近、「空間の余白」を意識することで、広さに関係なくゆったりした空気の流れる、とても心地よいお部屋になるのかなぁって思っています。 もしいまのお家のLDKに手狭感を感じている方は、一度家具の断捨離を検討するのもおすすめです。

ご提案するときに、大切にしていること。 | Basisについて

ご提案するときに、大切にしていること。

  オーダーキッチンやオーダー家具をご提案するにあたり、一つだけ大切にしていることがあります。 それは、「一度お会いして、対話しながらヒアリングすること」です。 Basisの場合、お問い合わせ方法として主にホームページと電話の2つがあります。 特にホームページからお問い合わせいただく場合、メールのやりとりのみでご提案依頼をいただくことがありますが、ぼくたちが不器用なせいで、どうしてもうまくご提案できないのです。 たぶん、理由はお客様のことがうまく想像できないからだと思います。 オーダーキッチンやオーダー家具は、たくさんの人に向けて作られる既製品と異なり、お客様の個性に合わせて一点ずつ製作しています。 ぼくたちがヒアリングするとき、例えばお好みのテイストや素材、キッチンだったら設備機器やゴミ箱の位置など、ご提案するにあたって最低限必要な情報を得るのはもちろんのこと、対話しながらお客様のリアクションだったり、表情だったり、なかなか文字で表現することが難しい感覚的なニュアンスをとても大切にしています。 最初から「天板はステンレスで、扉はウォールナット、引出の数はこのくらいで、寸法はこのサイズで。設備機器も全部決めていて、あとゴミ箱はシンク下にしまって、予算はこのくらいで。」なんて今すぐ形にできそうな具体的な情報をお持ちのケースはほとんどなくて、「こだわりたいポイントが2つか3つぐらいあって、あとは正直悩んでいるんです。」という場合の方が圧倒的に多いと思います。 この悩んでいるポイントを探るのが、ヒアリングのとても大切な目的で、ぼくたちからの問いかけに対するお客様の表情や声のトーンなどから、「たぶんこっちの雰囲気の方が好きなのかな」とか「あ、この素材は提案しない方がいいかも。」という具合に、お客様自身が気づいていない、意識の底にあるヒントを探していきます。 こうして、できるだけ多くのキーワードを集めることで、ようやくご提案するにあたっての具体的な方向性が決まります。 感覚としては、ご提案の方向性を決める要素の半分以上は、対話でのヒアリングから得られる気がします。 そのため、メールでのやりとりだけだと、どうしても提案の決め手となる必要な情報が得られず、結果としてぼくたちが100%自身をもってご提案するのが難しいのが正直なところです。 コロナ禍以降、すっかりスタンダードになったオンラインミーティングも、モニター越しのコミュニケーションだけだと、やはり情報が足りません。 例えばお子様が小さくてなかなか外での打ち合わせが難しいとか、ショールームまでの電車の乗り換えが多くて大変、などショールームにお越しいただくのが大変な場合は、一通り資料を持参してご自宅にお伺いさせていただくこともできますので、ぜひお気軽にご相談いただければ幸いです。 理想の暮らしや、大好きな料理のこと、たくさんお話しながら、みなさまにとって最高のオーダーキッチンやオーダー家具を一緒につくれたらいいなって思います。  

ショールームのリニューアル。 | Basisについて

ショールームのリニューアル。

  約6年ぶりにショールームの展示レイアウトを一部リニューアルしました。 もともと置き型のソファとTVボードの組み合わせでレイアウトしていた場所に、以前からお問合わせの多かった造作タイプのコーナーソファを新たに製作。 クッションごとに硬さを変えて、より幅広いお好みにご対応できるようにしました。 通路部分には、こちらもお問合わせの多いガラストップのドレッサーを全てプッシュオープン仕様で製作。 また、より深みのあるオーダーキッチンのご提案に向けて、引出内部に天然木を採用した仕様にアップデートしています。 どれも、これまでぼくたちがご提案する上でとても大切にしている「飽きのこないシンプルなデザインで、素材感を大切に、安心して永くお使いいただける製品」というコンセプトをもとに、いままでの経験を振り返りながら考えて製作した家具です。 玉川エリアにお越しの際は、ぜひお気軽に立ち寄りください。

天然木オーダーキッチン

シンクと水栓器具の関係性を変える。

  シンクと水栓器具の関係性を変える。 いままで水栓器具はシンク正面に配置するのが基本でしたが、お客様からのご要望でシンク正面ではなく、横に配置すると、コンパクトなアイランドキッチンのポテンシャルが一気に高まりました。 奥行きが800mmなので、向かい合って使うにもちょうど良い距離感で、実際めちゃめちゃ便利だと思います。 ぼく自身、水栓器具の位置を横に配置するのがはじめての試みで、とても勉強になりました。 正面は収納なしのフィックス仕様で、表面に角材をつけることでアクセントをつけています。 また、引出の取手は全て真鍮製。天然木同様、年月が経つごとに深みのある表情に変わります。 お客様との対話から生まれた、お客様ならではのオーダーキッチンです。

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シンプルで永く愛用できる、オーダーキッチン・キッチンリフォームは、Basisへ。
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