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ステンレス天板のディテール。

 

オーダーキッチンやオーダー家具の天板は、手が触れても怪我しないように必ず面取りといって角を削る作業をします。

ただ、木や石のように中まで詰まった無垢材はある程度自由に面取りができますが、ステンレスだけはそうはいきません。

なぜなら、一般的なステンレス天板は1.0mmから1.2mmほどの厚みの板を曲げて作るからです。

角を削るのではなく、曲げて角を作ります。
*ステンレスにも無垢材もありますが、いったんおいときます。


2.5Rと0.5R

冒頭の画像は、1.2mm厚のステンレスを曲げたサンプルたち。

左側が一般的なステンレス天板の曲げで、数値でいうとr=約2.5mm。

それに対して右側はできる限りエッジがたつように、特殊な技術で曲げています。
数値でいうと、r=約0.5mm。触っても怪我しない程度に、最大限ピン角にしています。

数字で比較すると、約2mmほどの差しかありませんが、2つのサンプルを見比べると、違いは歴然。

雰囲気だけでいえば、断然右側の角のほうが線がキレイに見えます。

 

カタチがシンプルになるほど、このような細かいディテールの積み重ねで見た目の雰囲気が大きく変わるのです。

 

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