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TVボード

白鏡面塗装の家具。 | オーダー家具

白鏡面塗装の家具。

  白鏡面塗装仕上げのTVボードとカップボードです。 ぼくがまだ家具メーカーに在籍していた10年ぐらい前は、塗りつぶり塗装(木目が見えない単色塗装)といえばピカピカの鏡面塗装が主流でしたが、この10年ほどですっかり様変わりして、塗りつぶし塗装の主流が鏡面からマットへ変わってきました。 ただ、それはトレンドが去ったというより、むしろ鏡面塗装がスタンダードとして定着している感じがします。 ちなみに、鏡面仕上げはとても手間の掛かる塗装で、専門の鏡面塗装ブースを構えている工場(大手メーカーなど)は別として、一般的な工場の場合、わずかなホコリでも付着すると仕上がりに影響してしまうため、空気中のホコリが落ちきった朝一番に塗装したりします。 そのあと、数日間乾燥させてから研磨し、再び重ね塗りという工程を3回ほど繰り返すので、塗装だけで夏場で2週間ぐらい、寒い冬場は3週間ぐらいかかります。 とってもとっても手間の掛かる仕上げですが、鏡面ならではの上質な質感は、なかなか他の素材では出せない気がします。 個人的には、床がタイル貼りやモルタル左官仕上げなど、少し硬質な空間に鏡面塗装がハマるのでオススメです。  

TVボードとオープン棚。 | オーダー家具

TVボードとオープン棚。

  プッシュオープン扉をメインに、中央にオープン棚を配置したシンプルなTVボード。 オープン棚はほこりが気になる方も多いですが、個人的にはほどよく抜け感がでてアクセントになるので、けっこう好きです。 リビングに収納スペースが少ない場合、このTVボードのように壁面造作仕様にして、しっかりと収納力を持たせるのも一つの方法です。  

フローティングタイプのTVボード。 | オーダー家具

フローティングタイプのTVボード。

  シンプルなフローティングタイプのTVボード。 プッシュオープン扉は手掛け用の掘り込みやハンドルのような突起物がなく、表面を一枚の板のようにフラットに見せることができます。 また、一枚の板を縁取るように天板と地板の厚みを薄く見せることで、全体のバランスを整えています。 ちなみに、床から浮かした仕様にする場合、将来的に家具が垂れてきて壁との隙間が空くのを防ぐために、Basisでは今回のように厚みを絞った台輪をつける仕様か、もしくは新築であれば予め建築側にて壁に開口部を設けて家具を埋め込む仕様のどちらかを推奨しています。 また、プッシュープンは一般的に故障しやすいっていうイメージがありますが、最近のプッシュラッチ金物はとても性能が良く、お客様自身でも簡単に調整ができるため、TVボードのように扉を開閉する頻度が少ない家具の場合は、安心してお使いいただけると思います。  

オープンシェルフの工夫。 | オーダー家具

オープンシェルフの工夫。

  オープンシェルフ型のローボードは、シンプルだからこそ、単調にならないようにいろいろな工夫が必要で、このTVボードも、3つの工夫したポイントがあります。   ポイント1.水平ラインを整えるために棚板を全て固定式に。 使い勝手を考えると、可動式の方がサイズに合わせて自由に調整できるので便利ですが、オープンシェルフは丸見えなのでいろいろな大きさのモノを収納したときに、棚の高さもランダムだと、全体的に煩雑な印象になる可能性があるんです。 特にTVボードのようなローボードは、水平ラインを整えると全体がキレイに見えるので、多少不便かもしれませんが、棚板を固定した方がおすすめです。   ポイント2.コントラストと奥行き感 シンプルなフォルムは、コントラストと奥行きが効果的です。 具体的には、外側の板と内側の板の厚みを変えることでコントラストをつけて、板の小口面を揃えずに前後させることで奥行き感を作っています。 個人的にこの見え方が好きで、オープンシェルフの場合、よくこの方法を使っています。   ポイント3.足元にアクセント よくアイランドキッチンなどでも使われる方法ですが、台輪を鏡面仕様にすることで床材が写し込まれ、全体が浮いているように見える効果があります。 ただし、あまり多用しすぎると、逆に野暮ったくなってしまうので要注意。   シンプルだからこそ、細かい工夫次第でいろいろな見せ方ができるので、これからも新たな工夫を探していきたいと思います。

見た目の美しさ、機能性。 | オーダー家具

見た目の美しさ、機能性。

  BasisのオーダーTVボードは、基本的にルーバー扉を中心にデザインしています。 ルーバーとは、細長い部材を縦方向や横方向に平行に並べたもの呼び名で、家具をはじめ、建築全般で良く使われています。 住宅だと、よくバルコニーのフェンスやエアコンを隠すパネルで目にすることが多いと思います。 それで、このルーバーは見た目の美しさと機能性を兼ね備えた、とても優れものなんですね。 細長い部材が規則的に並ぶ姿は、どことなく繊細で、日本的な美意識を感じます。 また、視線をほどよく遮ながら通気性も確保できるので、熱を発するAV機器を収納するTVボードの扉にもってこいなのです。 ただ、ルーバー扉には弱点もありまして、ルーバーが苦手な方が一番気になるのは、おそらく扉の中にホコリが入ることだと思います。 たしかに、ガラスなどで閉じている扉に比べたら、ホコリは入ってきます。 とはいっても、経験上、フルオープンほどこまめな掃除が必要ってほどではありません。 週に1回、さっと乾拭きする程度で十分キレイになります。 また、TVボードだけでなく、例えば湿気のたまりやすい洗面カウンターの扉にも、ルーバー扉はとてもオススメです。 *以前製作したことがあるのですが、うっかり写真を撮るのを忘れてしまいました。。 ルーバーをはじめ、「見た目の美しさ」と「機能性」を兼ね備えたデザインは、とても理に適っていて、おそらく流行り廃りの激しい世界からとても遠く離れた、とても静かで穏やかな世界にあると思います。 ぼくたちがデザインする家具やキッチンも、そんな世界の住人になれるよう、これからも努力していきます。    

自由な家具。 | オーダー家具

自由な家具。

ウォールナット無垢材をフレーム組みにして、フロストガラスを落とし込んだだけの、とてもシンプルなTVボード。 このシェルフ型の家具はとても便利で、TVとデッキを置けばTVボードに、グリーンや小物、本などを並べればリビングシェルフに様変わり。 構造がシンプルであればあるほど、たくさんの可能性が生まれます。 そして、可能性が多いほど、年を重ねるごとに用途を変えながら、ずっと永く使っていただける気がします。 もはや、呼び名はたいした意味もなく、ただ「自由な家具」であること。 そんな、自由なオーダー家具を提案できるように、もっともっとがんばります。

引出しと扉のいいとこ取りTVボード | オーダー家具

引出しと扉のいいとこ取りTVボード

白鏡面塗装のシンプルなTVボード。 ここ最近の流れとして鏡面塗装よりマット塗装の方が人気がありますが、鏡面塗装はいつ見ても本当にキレイ。家具にグレード感を持たせたい場合は鏡面塗装の方がオススメです。 ところで、今回いつもと比べて収納方法が少し変わっていて、見た目は3列の引出しですが、中にはそれぞれ可動棚が1枚ずつついています。 通常このサイズだと3枚扉もしくは引出2段×3列レイアウトが多いのですが、引出に可動棚を組み合わせることで、扉と引出のいいとこ取りができます。 キッチンではこの方法を良く取り入れるんですが、TVボードでは今回が初めて。 TVボードはお客様によってAV機器やソフト、本や小物など収納するモノが異なるので、TVボードをご検討の際は、ぜひ具体的に何を収納したいかを考えておくことをおススメします。 なお、中央はオーディオ機器を収納するために、引出前板の上半分をフロストガラス仕様に。 意匠と機能を兼ねたデザインです。

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