オーダー家具

食事するためのベンチシート。

投稿日:2019年7月26日 更新日:

 

お客様からのリクエストは「ファミレスにあるようなベンチシート」。
つまり、食事するためのベンチシートです。

過去にリビング用に低めのベンチシートは製作したことがありますが、まさにファミレスのように食事用のベンチシートを製作したのは初めてです。

子供の友達がたくさん遊びにきても、しっかり座れて食事できるようにしたいとの事でした。
その点、ベンチシートは肩を寄せ合えばたくさん座ることができるのが良いところ。
なので、張地も汚れに強く、かつ表情のあるビニールレザーを選びました。

ただ、住宅のダイニングルームにファミレスみたいな足元が箱型のベンチシートを置くと、とてものっぺりした雰囲気になるので、考えた結果、足元はシンプルに厚めの板を下駄のように組むことで、コストを抑えつつなるべく軽やかに見えるようにしてみました。

あと、コーナーをアール形状にしているのもポイントです。
直角に比べて、少し雰囲気が出るというか、いいカンジになると思います。
それに、コーナーが座りやすくなるのも良いところ。

 

ちなみに、ソファとベンチシートは、そもそも使用目的が異なります。

簡単にいうと、ソファは「くつろぐための家具」で、ベンチシートは「座るための家具」。

そのため、座面の高さや奥行き、背クッションの高さなど、各寸法のバランスがソファとベンチで大きく異なります。

例えば、座面の高さが低く、奥行きが深くて、背クッションが低いほどくつろぎやすくなるので、ソファはこのバランスが基準になります。
特に海外ブランドのソファはこの傾向が強いと思います。

反対に、座面の高さが高く、奥行きが浅くて、背クッションが高いほどしっかりした姿勢で座れるので、ベンチシート向きのバランスです。
まさにファミレスのベンチシートはこのバランスですね。

見た目も、ソファのように低くて深い方がスタイリッシュに見えますが、ベンチシートでそれをやってしまうと、食事するときにお腹が圧迫されてしんどくなってしまうので、このあたりのバランスがベンチシートをプランする上でポイントになります。

以上、ベンチシートのご紹介でした。

 

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