カバンを通じて感じる、モノ作りの方向性
ずっど探していたカバンがようやく見つかりました!
もともとずっとトートバックを使っていたのですが、世田谷に引っ越ししてから自転車通勤になったため、トートでもショルダーでも使える2wayバックが欲しいなと思って。
しかも、今までの経験上具体的な希望がいくつかありまして、、
1.シンプルなデザイン
2.横長のプロポーションでサイズはA4ファイルが余裕で入る感じ
3.ハンドルはファブリックではなく、レザーなど丈夫で味のでる素材
4.メイン素材は厚手のキャンパスかナイロン
5.ストラップの金具はアルミなどマットな質感のもの
6.建築現場に行く機会があるので、ボトムはなるべく丈夫な素材
そして、いざ探し始めてみると、希望を全て満たすカバンが全然見つからないんです。。
まぁ、これだけ希望があったら、いっそうのことオーダー家具みたいにフルオーダーしようかなとも考えて、オーダーカバンのお店を探すも、こちらもなかなか見つからず。。
そんなこんなで、過去に買ったリュックもあるし、妥協しないでベストなカバンが見つかるまで気長に探そう〜、なんて思ってたらあっという間に1年経ちました。
そんなある日、久しぶりに会った知人のカバンを見て。。
これですよ!これこれ!探してたカバン。
ブランド名を聞いたら、JACKSPADEというアメリカのブランドとの事。
ん?KATE SPADEなら知ってるけど、なんか似てる名前だな。。と思ったらどうやら姉妹ブランドみたいです。勉強不足で全然知りませんでした。。
厚手のキャンパスに、底面は軍手から影響を受けたラバーラテックス加工。ハンドルは耐久性の高いワックスウェアで、ストラップは航空アルミを使用。
そもそも、このカバン自体ニューヨークの建築現場で働く人たちからの意見を参考に作られたとの事で、なるほど。納得の作りです!
シンプルなデザイン
製品の深みを感じる細やかなディテール
経年変化を楽しめる天然素材や、落ち着きのあるカラーリング
カバンとの出会いを通じて、改めて自分が目指すモノ作りの方向性を再確認することができました。